燃え上がるような団結で総力戦に起とう!
不当配転粉砕!士職登用!2・9動労千葉緊急総決起集会が、2月10日からの総力戦に突入する全体の決意を示すがごとく、燃え上がるような団結を示すものとなった。
腹を据えた長期総力戦に万全の体制を!
冒頭、あいさつに起った、本部田中委員長は、「千葉運転区・畑木さんへの、強制配転通知は、来年退職、定年間際であり、気動車については30年間で2ヵ月しかハンドルを持っていないことなど、
前例がない。畑木さん個人だけの問題ではない。20年間運転士に発令されていない仲間がいる中で、予科生を士職に登用すればいい事を拒否したと言うことで あり、われわれの懸案要求をさらさら解決する意思がないということ、これには労組として団結して闘うしかない。JR以降の闘いの基軸は、1047名解雇撤 回闘争であり、分割・民営過程の懸案要求のふたつだ。腹を固めて闘争に入る。明日の2月10日から千葉運転区・畑木さんの指名スト、全本線運転士の全面的 な非協力闘争に入る。争議行為であり、業務にあたりを出してでも要求解決を迫るものだ。何かあれば本線に支障が出る行為となる。大会の度に強制配転者の問 題解決を問われてきたが、この闘争に腹を据えて、全組合員の力を結集して、この岩盤に穴を開けたい。こうした許しがたい攻撃に当局が出てきた以上、万全の 闘争体制でのぞみたい」と長期闘争を辞さず、総力戦にたちあがることの決意を全体化した。
状況は、分割・民営化の矛盾が爆発的に発生する時期に入ったと言うことだ。これからまさしく大量退職にともなう問題が爆発的に出るということであり、検
修職ではこの3年間に80名近くが退職年令となる。これは業務が回らなくなる。職場は嵐のような、地獄のような状況になるということだ。こんな要員状況で ありながら、当局は労務政策をいまだに優先させていることを如実に示したものだ。つまりこの3年間あまりの期間でさえ、大量退職に伴う、業務が回るか回ら ないかという中での勝負となる。燃え上がるような団結をつくりあげれば勝ち抜ける。分割・民営化そのものの矛盾だ。今こそ2月10日からの闘争で、分・民 攻撃に決着をつける闘いに起とうではないか。
会場全体の胸を打った畑木さんの決意!
総決起集会は、このあと、当該となった千葉運支部、木更津支部、幕張支部、そして千葉運転区支部・畑木さんから闘いに起つ決意が表明され、とりわけ、畑木さんの定年間近という自らの生活をかけた指名ストに起つ意思と決意は、会場全体の組合員の胸を強く打った。
集会の最後に、中村書記長より04春闘に立ち上がる動労千葉の方針と闘いを訴えきり、千葉支社抗議行動に全体がうってでた。