今年3月ダイ改においてJR千葉支社が特急列車の大幅削減を行ったことに対して地域住民や市議会・町議会等、広範な怒りの声が吹き出した。
動労千葉は、2月26日に銚子地域、3月7日に館山地域集会を呼びかけ、地域と一体となってローカル切り捨てに反対する声を上げてきた。
10月3日には、館山市内で安房地域交流会が開催され、地域での取り組みが進んでいる。
こうした中、JR千葉支社が今年度中に千倉駅をはじめ6駅の業務委託を行うことを発表したことを受けて、内房地域の住民が中心となって千倉地域における集会が11月12日、千倉駅近くの会場で開催された。
集会には、地域の住民や議員など25名が参加し、千倉駅が来年3月でみどりの窓口が廃止され、業務も外注化されようとすることに対して、千倉駅や地域の今後のことについて真剣な議論が行われた。
参加者からは、千倉駅の問題を含めてもっと多くの人に知らせ、意識を持ってもらうことが必要だとの意見が出されるなど、真剣な意見が出された。
動労千葉からも代表が参加し、久留里線のワンマン運転について、設備が全く整っていないこと、後部運転台外側に学生が掴まったまま運転する事態が発生するなどワンマン運転により重大事態が発生していること、さらに、今年夏には鹿島線と房総南線でのワンマン運転導入に向けた調査をJR千葉支社が行っていることを等を報告し、JRによる地域切り捨てに対して今後もともに闘いぬくことを明らかにするなど、意義ある集会としてかちとられた。
さらに、12月10日には、和田浦地域の集会が和田浦駅近くで開催されるなど、地域切り捨てに反対する運動が進んでいる。
そして、今後も内房線地域でのビラ配りや地域集会の開催が呼びかけられている。
地域の呼びかけに応え、一体となってローカル切り捨て、ワンマン運転導入反対を掲げて闘いぬこう!
小林俊雄新支部長を選出!
JRーCTSでの組織拡大をかちとろう!
京葉支部は、11月25日、DC会館において、第28回定期大会を開催した。
大会は田辺副支部長の司会で進行し、最初に京葉支部への転入者、新加入者のあいさつが行われた。木更津支部からエルダーで京葉事業所所属となった小磯さん、佐久間さんが自己紹介を行い、続いて今年動労千葉に加入したK君、Sさんが自己紹介を行った。
後藤支部長があいさつを行った後、来賓の田中委員長から、「取り巻く状況は厳しいが外注化反対を闘い、動労千葉への加入をかち取った。エルダー社員も希望の職場に行った。JRは、鉄道のシステムチェンジ、水平分業をすると言っている。雇用と安全が破壊される。来年のダイ改、春闘を全力で闘っていきたい。ローカル線廃止反対、CTSでの春闘をかちとり、組織拡大をかちとろう」とあいさつを行った。
その後、執行部より1年間の取り組み、方針案、決算報告、予算案が提起され全体の拍手で確認された。
討論の中では、今年度のエルダー制度の動向、「西船橋運輸区」設置に関する動向や、マイナンバー制度に対する取り組みについても質問が出されるなど、活発な質疑が行われた。
全員で役員を担う!
役員改選では、後藤支部長の後任として新たに小林俊雄新支部長が選出された。また、CTSで今年加入した二名を含み全員で役員を担うこととなった。
小林新支部長は、「国鉄時代のような職場をとり戻し、まともな労働運動をできるように頑張る」とあいさつを行い、団結ガンバローで終了した。