ライフサイクル提案白紙撤回を
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われわれに対する雑音も強くなっているが、雑音を排し、真摯に議論を重ねていきたいと考えている。そのために会社の協力を得ながら、万難を排してまっすぐに、しっかりと議論していきたい。 |
▼早めに(駅に)行きたいと思っている人は行けないのか。希望はかなわないのか。 ▼運転士から駅に異動する場合、受け持ち線区の駅に行くべきだと思うがどのように計画しているのか。 ▼系統間の壁を取り払うことを否定するつもりはない。 ▼施策の目的は視野を広げて連携を強化することにあるのであれば、全員運転士に戻った方がその理念にかなうと思うが。 ▼元職場に戻すことが基本ではないのか。 |
革マルの腐敗問題と取引き
これは団交での東労組の主張だが、何と、「雑音を排し」「万難を排してまっすぐに議論する」というのだ。「雑音」とは、大問題となっている革マルと会社の異常な癒着や、松崎を先頭にした東労組幹部の組合費等の湯水のような使込み問題のことである。つまり「会社が革マルを使い捨てるようなことさえしなければ全て認める」というのだ。本当に腐り果てている!
だからこそ、現場からあがっている「反対署名ぐらいやってほしい」という怒りの声にすら、「署名をするにはいろいろ議論しなければならない」とか、「署名は法的拘束力の根拠がないからやらない」だとか、全く理由にもならない理由をつけて言を左右にし、果ては「千葉は浦和事件の署名があまり集まっていないからそっちが先だ」と、現場に恫喝をかける始末である。
運転士だけの問題ではない
こんな卑劣なやり方を許すな。ライフサイクル問題は、運転士のみならず、JRに働く全ての労働者に係わる重大な問題だ。分割・民営化から20年間、JRは、駅はもとより、保線や検修職等の専門職の養成をほとんど行なってこなかった。そのため、大量退職が進むなかで、日常的な業務遂行そのものが二進も三進もいかなくなり、それを駅業務の全面的な外注化と運転士のタライ回しで乗り切ろうというのだ。
つまり、東労組がまる呑みしてきた合理化攻撃のツケが、ライフサイクルという形で現場に押しつけられようとしているのである。こんなものを認めたら、同じことがこれから先も悪無限的に続くことになる。
現場ら猛然と怒りの声をあげれば、ライフサイクル提案を粉砕することはできる。今こそ東労組と決別し、白紙撤回を求めて闘おう。