千葉運転区廃止絶対反対!
ストライキと門前抗議行動を闘う
10・31千葉運転区廃止反対抗議行動を展開
11月1日の千葉運転区廃止・千葉運輸区新設の攻撃に対して千葉運転区では指名ストに入り、門前での抗議行動を展開した。門前には各支部代表と共に、11月労働者集会に参加した韓国・民主労総の訪日団とドイツ・トルコの労働者も合流した。
抗議行動は、山口執行委員の開会あいさつではじまり、千葉運転区支部・関書記長のシュプレヒコール、司会で進行した。
冒頭田中委員長は、「千葉運転区廃止絶対反対で闘う。かつて分割・民営化反対ストで10名が解雇された解雇撤回闘争の拠点がつぶされる。分割・民営化から動労千葉は組織を守り抜いて闘ってきた。千葉運転区廃止攻撃は第二の分割・民営化攻撃そのものだ。今度の闘いでは組織破壊攻撃を許さなかった。さらに闘おう」
続いて千葉運転区支部の高沢支部長が発言、「千葉運転区廃止―運輸区化で千葉管内の運輸区化が完成する。大量退職による再編、外注化や特急列車削減など第二の分割・民営化攻撃が始まっている。正社員が非正規になり、転籍が最終目標になっている。平成採がJRに入ったのに転籍しましたではすまされない。第二の分割・民営化攻撃を粉砕しよう」と決意を述べた。
歴代役員が決意表明
元千葉運転区支部役員で被解雇者の5名があいさつをおこなった。
永田さん 30年前解雇になった。最高裁は不当労働行為を認めた。運輸区開設から2~3年後が勝負だ。70㎞圏をワンマン化する、安全なんかどうでもいいということだ。動労総連合を全国へ拡大しよう。
白井さん 今日が千葉運転区最後、これからも頑張ってください。73年に千葉転に来て、85~86年の闘いで解雇された。13年間運転士をやった。国鉄闘争の当該者として闘ってきた。
桜沢さん 30年前28名が解雇になった。いままたすべての職場が奪われようとしている。団結して闘うことなしには守れない。
布施さん 37歳で不当解雇された。91年には前倒しストをやった。分割・民営化、中曽根のやることは許せなかった。ワーキングプアという言葉は分割・民営化前にはなかった。 中村仁さん 私は清算事業団に送られた。青年部長だった。ここにいられるのは現場で闘っている力があるから。6・30最高裁判決が出た。JRでの闘いを続けよう。
支援にかけつけた動労水戸の石井委員長、韓国民主労総ソウル本部ソンホジュン事務処長、動労千葉を支援する会の織田さんがそれぞれ連帯のあいさつをおこなった。
ソウル本部ソンホジュン事務処長は、「揺るぎない団結と鉄道労働者として動労千葉の闘いがよく分かる。鉄道資本がやっていることは全く同じ、鉄道の安全を投げ捨てる。動労千葉を弾圧しようとしている。鉄道の安全勝利へ共に闘う」と連帯のあ
いさつをおこなった。
基調報告を川崎書記長がおこない、幕張支部山田支部長、千葉機関区支部梶ヶ谷副支部長が決意表明をおこなった。
最後に千葉運転区庁舎に向けて抗議のシュプレヒコールをおこない抗議行動を終了した。
第二の分割・民営化攻撃粉砕、乗務員への労働強化を許すな! 組織拡大をかちとろう!