4・5結成集会に172人結集
4月5日、動労神奈川結成集会が開催され、集会に172人が結集した。神奈川の仲間を中心に、全国から仲間が集まった。動労総連合も各単組から組合員が参加した。
動労神奈川は2月22日、東京などで清掃業務を請け負うJR東日本環境アクセスの労働者を中心に結成された。
JRの業務外注化で、労働者が生きていけないほどの超低賃金に突き落とされている現実はどこも同じだ。その中で、「JR本体、下請け会社の双方で団結を組織し外注化を粉砕しよう」「動労千葉のように闘い、動労総連合を全国へ」の方針のもと、神奈川での組合結成にいたった。
組合結成にたちあがった桑原組合員は、元々6ヶ月雇用であるところを3ヶ月雇用に切り縮め、雇い止め解雇を狙う攻撃を受けてきた。さらに組合結成直後、1ヶ月雇用にして4月末で雇い止めという攻撃をかけられた。
これに対して、3月26~27日に24時間ストを闘い、3ヶ月雇用に戻させる勝利を勝ち取っている。
神奈川の組合員から決意
集会では、動労神奈川の組合員から決意が語られた。
委員長に就いたのは、組合結成のために国労を脱退した中村幸夫さんだ。「青年が職場で苦しみ、雇い止めされようとしている。それを見て自分にできることは何かを問い、一緒に闘うことと決断した」とその決意を語った。
続いて桑原組合員は、雇い止め解雇粉砕の勝利を報告し、「ストライキへの職場の反応はすごかった。支援のみんなの力が嬉しかった。どんどん組合員を増やしたい」と、ストの報告とともに組織拡大への決意を語った。
当日参加できなかった青年組合員はメッセージで、「忙しくて人を増やさないとやっていけない。パートの賃金では生きていけない。青年の仲間の組合加入をかちとりたい」と訴えた。
動労総連合からは、動労千葉、動労水戸、動労西日本、動労連帯高崎の各単組から発言し、総連合本部を代表して川崎書記長がアピールした。
その後、動労水戸・辻川副委員長が記念講演を行い、地元神奈川から青年を中心に闘いの決意が語られた。
CTSの仲間も全国の仲間とともに動労千葉に結集して闘おう。