動労千葉は、3月ダイ改の労働条件改善に向け、左記のとおりJR千葉支社に対して申16号により申し入れを行った。
今回の3月ダイ改は、ジョブローテーションによる運転士・車掌の職名廃止という重大な状況の中での闘いになる。しかもJRは、「同一担務は最長10年」による異動・担務変更を行おうとしている。職場では、不安を抱えながら日々の乗務が行われており、このままでは事故につながるとの声も出ている。しかも、運転台や詰所では監視カメラで監視されている状況だ。
今こそ闘う労働組合が必要だ。動労千葉とともに3月ダイ改阻止!ジョブローテーション粉砕、反合・運転保安確立へスト体制を確立しよう!
3月ダイ改の労働条件に関する申し入れ(動労千葉申16号) 3月ダイ改の労働条件に関して、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。 記 1.「新たなジョブローテーション」を中止すること。なお、異動にあたっては、本人の希望に基づき行うこと。 2.3月ダイ改に関して、次のとおりとすること。 (2)千葉運輸区、蘇我運輸区の運転士各1名の削減理由を明らかにすること。 (3)短時間行路の設定に伴い他行路に大きな負担がかかっていることから、行路数の増及び拘束時間の短縮、乗務キロの削減、13時前の出勤及び12時を過ぎる退勤の解消等、行路の抜本的緩和を図ること。 (4)この間、内房線、外房線沿線の住民から各種の要請が行われていることに踏まえ、地域の活性化に向けて特急、快速等、削減された列車の復活・増発を行うこと。 3.営業関係について、次のとおりとすること。 4.「ワンマン運転の拡大」は地域の切り捨て・過疎化、運転士の負担増につながることから、直ちに計画を撤回すること。 5.乗務員について、社内行事等の増大、短日数勤務等により要員不足が生じていることから、各区の要員を増配置すること。 6.本線運転士の高齢者対策及び育児・介護のために、昼間帯に短時間行路を設定すること。なお、短時間行路を設定する際は、他行路の負担とならないよう行路数及び標準数を増やすこと。 7.大量退職を迎えていることに踏まえ、次のとおり高齢者対策を講ずること。 8.列車の運転台や乗務員詰所、車両センター等に設置した監視カメラを直ちに撤去すること。 9.台風等により災害が発生した場合の勤務の取り扱いについては、「自宅待機」「タクシー利用」等、明確な指示を行うこと。 -以 上- |
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