インタビュー 立山学氏 病院よりも多数の人名を預かる鉄道事業

3272

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寻動労千葉
Winn
NOOBAn
国鉄千葉動力車労働組合
〒280 千葉市要町2番8号(動力車会館)
電話 |(鉄電)千葉 2935 · 2936 番
(公)
千葉(22) 7207番
90.8.22 No. 3272
土岐のような管理者が
安全をだめにしている!
=
ことを黙認している『非常
実際には相当ピンチである
の疑惑をかくしたままだが、
いえる。当局は国民に、そ
しては、”疑惑”だらけと
ているし、JRの安全に関
と思う。年中、事故が起っ
安全は危機にひんしている
なばなしい宣伝とは逆に、
ら見て、JRは表面上のは
の好きな乗客という立場か
立山氏
ました。
「私は一人の旅
鉄道事業における安全について、
その中で立山氏は、「J
いて、インタビューを行い
山学氏に”安全問題』につ
くの著書で知られている立
と影」 (岩波新書)など多
ャーナリストで「JRの光
労千葉〃編集委員会は、ジ
八月十八日、機関誌〃動
地学(ベスト)に聞く)
あずかる”仕事”という点
運んでいるJRは、人命を
毎日、二千~三千万人を
本当に、腹だたしい。
責任をとろうとしている。
だって少くともそれなりに
『なだしね』や日航機事故
で、責任一つとっていない。
高責任者から現場管理者ま
かも、事故を起しても、最
ないほどに深刻である。し
事態宣言』を出さざるをえ
どうお考えですか?レン
紹介します。
ごく一部について、日刊で
で掲載しますが、その中の
全般については’機関誌”
提起をされました。提起の
という危機感をこめた問題
今すぐ根本的なメスが必要」
Rの安全は絶望的状況だ、
ぐことを基本としていた。
ら停めて、事故を未然に防
鉄当時は、危険と判断した
グなことをおしつける。国
あせい、こうせいとチグハ
一部の管理者や経営者があ
ですね。それを無視して、
うか、一番知っているわけ
現場労働者があぶないかど
ら、安全は保たれてきた。
の自然の個性を熟知しなが
なりに経験を積み重ね、そ
される。現場労働者がそれ
は、自然状況に大きく左右
が最低限必要です。鉄道
めには、要員の配置と環境
立山氏
を疑いたい。
「安全確保のた
安全を解体してきていますが、
JRは本来の使命を忘れ、
とについて、管理者の感覚
われているはずだ。そのこ
では、病院よりも安全が問
不良職制追放人
よ」
どう考えてもまちがってる
ている。JRのやり方は、
職場に戻すべきだと主張し
こうした労働者を元の運転
している。私は、今すぐ、
組合差別で売店などに配置
送り、JRに入った者でも
ラン労働者を清算事業団に
な問題は、運転職場のベテ
異常ですね。それに、大き
な』『効率第一』である。
JR移行後は、『遅らせる
中心的な問題についてうかがいます。
しか言いようがない」
なかった。これじゃ暴挙と
も、安全問題を議論してい
分割·民営化移行のとき
と思う」
まう。徹底した追及が必要
重大事故はくり返されてし
うした無責任体制を許すと
ですか。
者に責任をおしつける、こ
事故が起れば、現場労働
いないということではない9
者や乗客の人命など考えて
っている。管理者は、労働
たない。そういうことをや
境だったら、〃安全”は育
のも言えないような暗い環
配転を行ったり、職場がも
合対策を前面にして、強制
その証しを示すべきだ。組む
っている。それが本心なら1
業務のサービスの柱』と言は
立山氏
管理者は自らの
「『安全は輸送を
責任を明確にしろ
あずかる鉄道事業
多数の人命を
:
Lesまさになる構され
ハッパかけである。こんな
やっていることは、単なる
動』をはじめた。しかし、
ャレンジ·セイフティー運
JRも放っておけず、『チ
し、事故続きの中、さすが
本線の貨物転覆事故が発生
立山氏
「八八年、東北
れは事実が証明している」「
故防止薬”ではダメだ。そ
策でなしに、JR製の”事
先決でしょう。本質的な対
全員を運転職場に戻すのが
を排除するやり方をやめて
お説教よりも、熟練労働者
病院よりも
チャレンジ·セイフティー運動について一言
90年代の勝利へ、新たな10年を切りひらこう!

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