ひとすじに闘いを貫こう 岩井章 9.8講演要旨

3462

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MU
另動労千葉
NOODLES
国鉄千葉動力車労働組合
〒280 千葉市要町2番8号(動力車会館)
(鉄電)千葉 2935· 2936 番
電話
千葉(22) 7207番
(公)
91.9.13
No. 3462
ルズルとやって、国労がつぶれること
敵は何一つ妥協するハラはない。ズ
からだ。
こには政府·財界が圧力をかけている
だから命令を出したくないからだ。こ
地労委とおなじもの以外にないから。
たしているのは、命令を出すとすれば、
は出ない。中労委がぐずぐず、もたも
委も同じ、だから地労委とちがう命令
ある公益委員だ。これは地労委も中労
大学教授など法律の専門家、学識者で
中労委も判断を下すのは、弁護士や
確な不当労働行為だということだ。
て、次々と勝っていった。それほど明
それが清算事業団闘争は地労委におい
側の勝利命令を出したことはなかった。
地労委はこれまで、そうたやすく労組
勝利以外にない、ということだ。
清算事業団闘争は、結論から言って
責· 日刊動労千葉編集委員会)
講演の要旨を掲載します。〈文
元総評事務局長·国労顧問)の
した。この集会での岩井章氏(
二八〇名の参加のもとに大成功
九·八労働者総決起集会は、
くことだ。
も矛盾が出てきている。連合の下から
きた。そうやって出来た連合のなかに
民営化をやり労働運動つぶしをやって
働者は許さない、ということで分割·
中曽根は抵抗する労働組合、闘う労
根本のところで破綻している。
松崎の東にも波及するだろう。JRの
·東海の分裂は、四国·九州、さらに
いる。今までの労務政策も崩壊だ。西
新幹線の買取の問題。事故も多発して
済全体がダメになってきたから。次は
る。株上場はできなかった。日本の経
JRの現状は、弱点を多くもってい
いが、長期的見通しをもってやってい
て千葉動労の闘いも、たしかにきびし
清算事業団闘争や国労の闘い、そし
せる。
を恐れてる。また支援の拡大も作りだ
それにたいする世論の批判のたかまり
知らん顔をしているかもしれないが、
ている。命令が出てもさしあたっては
労が「命令」を求めてくることを恐れ
なんとかなるとおもっている。敵は国
を狙っている。日をかせいでいれば、
9·8集会講演
––岩井章(元総評事務局長)
たたかいをつららとつ
ひとすじに
9·8全国労働者税次超集会
や家族から直接話しを聞いたが、みん
私は北海道の闘争団を回り、組合員
う状態で終わらせるかが重要だ。
い」という気持ちはわかるが、どうい
妥協は成立しない。「早く終わらせた
妥協する意思が全くないわけだから、
社」への再就職くらいだろう。相手に
妥協案」といってもせいぜい「関連会
しかし、敵には妥協案などない。「
々がいる。
にも妥協の方向に行こうとしている人
労を抱き込もうとしてきた。国労の中
結論として、いかに耐えられるか、
社会党田辺委員会は妥協案のもとに国
は弱点があり、それを克服することだ。
言いたい。一つは率直にいって国労に
国労のたたかいの上で三つのことを
しにたってたたかうことが必要だ。
流を恐れている。こうした長期的見通
敵は、闘う労働運動と連合の下部の合
労が頑張りつづけたことがものを言う。
的には崩れる。そのとき国労や千葉動
る。すぐとはいかないが、連合は長期
も不満が起きている。反乱は必ず起こ
としてがんばってほしい。
くても、それぞれの闘いの場で、仲間
の共闘が一番と思うが、かりに出来な
を見守っていきたい。国労、千葉動労
れを考えるとき、国労そして千葉動労
今後日本がどうなっていくのか、そ
てほしい。
国労も千葉動労もこういう観点で闘っ
すじに闘いをつらぬくことだと思う。
立場に立ちきって、毅然として、ひと
ろうが、これにとらわれず、労働者の
政治状況も混乱し、政治的圧力もあ
かどうか、ここにかかっている。
労が姿勢をもちつづけることができる
らず闘いぬいてほしい。国労、千葉動
闘ってきたことに自信をもって、あせ
勝利の道のりは長い、しかし今まで
なしに勝利しない。
むけてどう闘うか、これらを闘うこと
者もつらい。現職の労働条件の向上に
だ。闘争団もきびしいが、JRの労働
もう一つは、JRの労働条件の問題
スコミも書かざるを得なくなる
で闘いを横にひろげることが必要。マ
中労委もひっくりかえせない。その上
っている。百本の地労委命令、これは
長期闘争を闘いぬけるか、ここにかか
んな妥協はするな」と言われた。
らも「たしかにつらいけど、いいかげ
出すような体制が必要だろう。家族か
国労としてもあと五万くらいは何とか
えながら闘うところまで前進している。
闘争体制をつくるか、ということを考
も、その上でいかに生活を支え、長期
い」という固い決意を胸に秘めながら
必ずカタキはうつ」「絶対にゆるさな
当に涙のでるような状況だ。みんな「
な十万から十五万で生活している。本
反合·運転保安確立!反戦·反核を担う労働運動を!
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