動労千葉は、2月24日DC会館において第80回定期委員会を開催し、19春闘勝利! 3月ダイ改ー乗務員勤務制度改悪阻止! JR貨物の新人事制度粉砕! 第3の分割民営化攻撃粉砕! 1047名解雇撤回!反合運転保安確立! 定年延長と65歳まで働ける労働条件確立!組織拡大をはじめとした闘いの方針を確立した。
委員会は、木更津支部の花崎君を議長に選出。スローガン提起の後、田中委員長があいさつを行い(別掲)、動労千葉を支援する会の山本事務局長から熱い来賓のあいさつを受けた。
その後、経過報告、当面する取り組み、一般会計暫定予算、組合が運営する営利事業の運営についてと進み、質疑応答が行われた。総括答弁の後、委員会宣言が発表され、組合歌合唱・団結ガンバロー三唱し、委員会は成功裡に終了した。
出された主な意見
▽初日に津田沼~中野3往復、明けで1往復という行路は許しがたい。これははじまりで、このまま黙っていたらさらに劣悪な行路が強制される。ダイ改では、習志野を焦点にするということで、支部で意思統一をして、とことん闘っていきたい。
▽車両技術分科は、来月9日に定期委員会を開催します。外注化・転籍攻撃粉砕へ、圧倒的に闘いを強化していきます。職場代表選挙も頑張ります。
▽貨物では、ほとんどが60歳となり、W泊となる乗務や事故などへのプレッシャーがきつい。要員問題でも新採の配置を求めて闘っていきたい。嘱託社員の基本賃金は、高い方に全国統一にすべき。
▽「見極め」は絶対に許せない。こうした現場長のパワハラに「私たちは闘うんだ」という姿勢を若いひとたちにも見せて、責任をとっていきたい。
▽エルダーの再雇用先が地元に無いため、結局本体で運転士しかない。これから乗務員勤務制度も改悪となる。就労先についていろんな選択が出来るようにしてもらいたい。
3月ダイ改・春闘決戦段階の闘いについて
〈第1波闘争〉千葉運輸区における「見極め」中止を求めて、2月末に当該組合員の指名ストライキを配置して闘う。
〈第2波闘争〉3月ダイ改時に、改悪乗務員勤務制度粉砕に向け、習志野運輸区を拠点とするストライキを配置して闘う。
3月15日、18時から千葉市文化センターにおいて、「19春闘勝利!スト貫徹!動労千葉総決起集会」を開催する。
JR貨物の回答指定日に併せ、要求実現に向けた大衆行動を展開する。
〈第3波闘争〉CTSにおける新賃金回答段階(4月上旬)に設定し、要求の実現をめざす。
田中委員長あいさつ
この定期委員会は、第3の分割・民営化攻撃の突破口としての改悪乗務員勤務制度が適用される3月ダイ改と、19春闘の方針を決定する重要な委員会です。職場のおおきな質的転換に対して、すべてを組織拡大の一点に絞り上げて、目の色を変えてこの1年間立ち向かってみよう。動労千葉の結成から40年の成果に踏まえて全力を尽くせば、多くの労働者が動労千葉に結集してくることに私は確信をもっています。
はじめは、小さな一人でも獲得することができれば、そこから大きな展望を切り開くことができると、全支部活動者研修会で確認をし、今日の委員会を迎えています。春闘とダイ改闘争を組織拡大へ、あらためて本部として全力で闘うことを決意表明します。
4月7日の、結成40周年記念レセプションを、たんに過去を確認するのではなく、前に向かって進んでいくために成功させて、もっともっと団結を強くしていこう。