すべての仲間に訴える!① 4・1「運転士」「車掌」職名廃止―ジョブローテーション反対!

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「会社の言いなり」ではなく、闘う労働組合が必要だ! 

津田沼支部 青山運転士

休勤ばかりの職場 倒れる運転士も

習志野運輸区は運転士が足らずに休勤ばかりで回っている現状です。2月には中野駅停目手前で運転士が倒れる事態も起きた。訓練で指導員がたまたま乗っていたため、すぐに交代することができた。その運転士は、前日から吐いて吐いて大変で休もうとも思ったけど、その日も休勤が多数出ていて、みんなに迷惑をかけるから休めなかった。

その前には自分も急に休勤を頼まれたことがある。本人は体調が悪くても、このくらいなら出られると思った。だけど、当日の朝にあまりに体調が悪くて、病院に行ったらインフルエンザだった。前日からかなり調子が悪かったはずなんだよ。そういうときは早く連絡したほうがいいとは言ってるんだけど、みんなちょっとくらいなら仕事に来ようとする。

でも、急に休めば誰かを呼ばないといけないし、体調が悪くて乗務すれば事故に繋がる。会社も一応は体調が悪ければ言えとは言うけど、ただでさえ要員が足らない。だから、みんな言えずにいる。

そんな中でも、ライフで1人出されて、ライフから戻ってきて2年くらいの人も2人出された。ただでさえ人が足りないのにどんどん出しちゃう。ライフから戻ってくるのは1人で、他に3人来て線見をやってる。だけど、3月ダイ改で標準数が3増えて、要員的にはマイナスになる。

新幹線の試験を受けるのも結構いて、受かるとまた人が減る。試験を受ける前に面談で、転勤先は長野とか盛岡になると言われてる。それでもいいといって試験を受けてる。この先が不安だからだろうね。少しでも生き残る可能性が高いと思って受けるんだと思うよ。

運転士登用も試験がなくなるから、ゴマすりばかりになるんじゃないかって話になる。乗務員だと「評価」といっても差が出ない。だから、マイプロとかを一生懸命やっている。休勤もやってマイプロもやってで超勤の制限も超えちゃうようなこともでてる。

「社友会でいい」では会社の思うまま

特に習志野では、「人が足らないからすぐにジョブの対象にならない」と思っている人もいる。対象になっても行き先は運転士なら運転士、車掌なら車掌だろうと。はじめはそうでも、ジョブは運転職同士の異動で終わるようなものじゃない。社友会の組織化を進めたら、駅だとか出向だとかって話になる。今度は駅に出されたら、運適をとられちゃうからほとんど戻ってこれない。駅だって今はJRの駅だけど、どんどん外注化されてる。

それに運転士・車掌の職名廃止って、やっぱりプライドがなくなるよねって話している。運転士じゃなくて乗務係。誰でもなれるような感じがする。「特別じゃない」って世間にアピールする狙いだよね。乗客から案内を頼まれても、ただの乗務係だから案内しないといけないんじゃないのって話にもなる。この電車を運転するんですけどって言っても、あんたただの乗務係でしょうって言われたらどうするのかってね。遅らせたら遅らせたらで処罰の対象になる。どうするのって話だよ。

職名廃止になれば、当然手当もって話になる。旅費は廃止になるし、乗務手当も狙っているよね。そこで、社友会でいいやと思っちゃえば、職場代表も取られて労働条件も会社の言いなりになっちゃう。現にいま乗務員勤務制度改悪からジョブ提案とどんどん進んでる。自分たちの身を持って味わってる。

攻撃を止めるには闘う組合が必要

それじゃあいけない。会社の攻撃は、労働組合が強くなければ止められない。一人ひとりの声を集めて一つの大きな声にしないと要求は通らない。やっぱり労働組合が必要だよ。

東労組に今も残っている人は、やっぱり組合が必要だと思っているんだと思う。ただ組合があっても、闘う組合じゃないと。東労組は本部がジョブも認めてしまってる。会社に言われて本部が「分かりました」って下がるだけじゃあダメだよね。組合費払うだけの組合だったら社友会でいいってなっちゃう。

だから、闘う組合が必要なんだよ。この流れは止められないと思っているかもしれない。でも、それじゃあ会社の言うとおりに進むしかない。組合が無視されるような状況を許しちゃいけない。

職名廃止反対!ジョブローテーション、ワンマン運転拡大やめろ!
諦めてはならない!動労千葉に結集して声をあげよう!

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