家族会、OB、他労組の組合員にも声をかけて
11・5労働者集会へ
日比谷野音 正午
11・5労働者集会は、労働者が団結と社会の主人公としての誇りを取り戻して、労働運動の現状を現場の力変革しようという集会だ。
この現実の怒りの声を!
「格差社会」-労働者の貧困化が急激に進み、労働者が虫けらのように犠牲にされている。働いても働いても生活保護以下の世帯が推定400万世帯で1割。年収2百万円以下の世帯が5軒に1軒だという。
安倍は憲法を改悪して戦争に突き進もうとしている。マスコミも政府の意を体して戦争を煽っている。今度の北朝鮮の核実験問題もそうだ。
戦後、核実験は2052回行なわれている。その内、アメリカが1030回、ソ連(ロシア)が715回、フランスが210回だ。これまで政府やマスコミ は、号外までだして「恐ろしい、制裁しろ」と煽りたてたことが一度でもあるのか。まさに意図的に改憲と戦争に向けて世論が誘導されようとしている。しか も、国会では全党派が「北朝鮮弾劾」のオンパレードになっている。そして、事の真実がおおい隠されている。
現場の力で労働組合の変革を
こうした現状に声をあげ、闘うべき労働組合が総屈服している。今こそこの現実を変革しなければならない。労働組合は、労働者のための 組織であったはずだ。労働者が胸を張って生きるために団結する、それが労働組合であったはずだ。それがどうしたことか、労働組合の幹部が資本や政府と同じ 口をきいて労働者の団結を破壊し、労働者を支配している。こんな現状にはもう我慢がならない。現場の労働者の力によって、労働組合を民主化し、闘う組織に 甦らせよう。改憲に突進する安倍政権に、1万人の労働者の団結した力を見せつけよう。
闘えば響く時代が到来!
一点の火花が社会全体を揺り動かす時代が到来している。「日の丸・君が代」強制に対し、不起立の闘いに立ち上った教育労働者の闘い は、世論を二分する状況をつくりだし、強制を「違憲」とする画期的な判決をかちとった。そして彼らは、教基法改悪に反対して今日17日から国会前でリレー ハンストに突入する。
動労千葉の安全運転闘争も、予想もしなかった反響を全国に広げた。館山運転区廃止反対闘争では、まさに地域全体を巻き込む闘いが実現している。最も原則 的に闘うことが、最も大衆的な支持を集める時代が到来している。社会全体に怒りの声が渦巻いているからだ。
労働者の団結で、格差社会をぶっとばせ!安倍改憲政権を倒そう。全力で11・5集会に集まろう!
11・5全国労働者集会スローガン
たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう! ○ 全労働者の団結で、民営化-非正規雇用化-労組破壊攻撃をはね返そう! 労働契約法-8時間労働制の解体、倒産・解雇・賃下げを許すな!社会保障制度の解体-大増税を阻止しよう! ○ 全労働者の団結で、教育基本法改悪、国民投票法制定-憲法改悪を阻止しよう! ○ 全労働者の団結で、戦争への道を止めよう! 沖縄をはじめとした全ての基地撤去、「新世紀の日米安保」を打ち砕こう! 「日の丸・君が代」不起立闘争を先頭として、戦争協力拒否の闘いを職場からつくりあげよう! ○ 全労働者の団結で、連帯労組関西地区生コン支部への不当弾圧をはね返そう! 団結権・団体行動権を守りぬき、労働運動・反戦運動への治安弾圧攻撃をはね返そう! 共謀罪新設を阻止しよう! ○ 全労働者の団結で、鉄建公団訴訟に勝利し、国鉄1047名の解雇撤回をかちとろう! ○ 全労働者の団結で、国家主義・排外主義の台頭と対決し、労働者の国境を越えた連帯と共同闘争を発展させよう! ○ 全労働者の団結で、改憲と戦争に突き進む安倍反動内閣を打倒しよう! |