すべての組合員のみなさん! 2016年、1年間の闘い、本当にお疲れ様でした。
CTS就業規則改悪阻止の闘いでは、一旦は強行されたとはいえ、2018年に向けて闘いはこれからです。強制出向差止訴訟では、千葉・水戸・高崎の組合員が堂々たる証言を行い、出向と外注化の矛盾を暴ききりました。次回、1月13日は、田中委員長と本社側の証言です。
1047名解雇撤回に関する申し入れに対し「当社は当事者でないことから、回答する立場にない」と回答しました。しかし、「設立委員長の斎藤はJRの当事者」であることを認めざるを得ませんでした。不当労働行為の責任がJRにあることは明らかです。「一人の首切りも許さない・解雇撤回!」の闘いが光輝くのはいまからです。
韓国100万決起と合流!
今年の11月労働者集会は、「11・6‐12東京‐ソウル国際共同行動」として闘われ、東京では5800名が結集。韓国における12日の民衆総決起闘争は、民主労総を先頭とした歴史的な闘いとなりました。労働者・農民・学生をはじめあらゆる人々が集まり、ソウル市は132万人を超えると発表。1987年の6月民主抗争以降、史上最大規模の闘いとなったのです。
動労千葉訪韓団は220名で参加し、パククネ政権打倒! 100万決起に合流。全世界の労働者の先頭で闘う民主労総との連帯を胸に、あらためて日本における階級的労働運動復権の闘いを決意する訪韓闘争となりました。
「動労総連合を全国へ!」12月11~12日にかけて開催された動労総連合第31回定期全国大会は、動労総連合結成から30周年の大会として、九州・北陸・東京から新単組を迎えて大成功しました。さらなる組織拡大に総決起して、JRの大再編情勢と闘いましょう。
国鉄分割・民営化から30年
来年は、国鉄分割・民営化から30年。彼我の関係からいっても雌雄を決するような決戦の年になることは間違いありません。「分割・民営化とは何だったのか」を明らかにする絶好のチャンスが到来しています。
JR東日本は、水平分業・分社化・転籍の全面展開へと突き進んでいます。3月ダイ改では「今までの延長線上にない視点に立った業務の見直しを行う」とし、千葉支社では、「系統分離」と称して内房線の館山‐千葉直通列車の廃止が画策されています。JR北海道の赤字線区の放棄は、貨物の経営を直撃しています。JR全体でも3割の線区を廃止しようというのです。
安倍政権の「働き方改革」の下、「儲からないものは必要ない」「選択と集中」による地方の切り捨てをJRが先取りして推進しよういうのです。労働基準法も、労働組合法も無きものしようという労働法制の改悪、年金をはじめとした社会保障制度の改悪との闘いはエルダー制度をめぐる闘いと直結します。全労働者の未来を切り拓く気概をもって、性根を据えて闘い抜けば必ず展望は開けます。
歴史が大きく動き出す
多くの労働者が、「今の社会はおかしい」「これじゃ食って行けない、生きていけない」と怒りをもっています。「労働者は闘わなければ生きていけない」「闘う労働組合を甦らせよう」「競争はやめて、団結して資本と闘おう!」‐これが、6000万労働者に求心力を持った合言葉となったとき、韓国のように歴史が大きく動き出します。来年は、11月集会20周年です。でっかい飛躍をかちとりましょう。
新年団結旗開きに、組合員・OB・家族会の総結集で、第2の国鉄分割・民営化攻撃粉砕!
すべてを獲得する勝負の年、2017年の闘いを、明るく・元気に開始しよう! 新年・闘い始め、団結旗開きに総結集を!
動労千葉17年団結旗開き |
日時 1月7日(土)13時から
場所 千葉市・DC会館 |