3月ダイ改において乗務員勤務制度改悪を強行したJR東日本は、「新たなジョブローテーションの実施」について提案を行った。これは、百数十年続いてきた鉄道のあり方を根本からくつがえす、運転士・車掌廃止というすさまじい攻撃だ。
こんなことは絶対に通用しない。職場には闘う労働組合が必要だ。あきらめたら負けだ。今こそ怒りの声を上げよう。伝えよう、動労千葉魂! すべての力を組織拡大へ!
闘う姿を現場の若い人たちに 見せていきたい
津田沼支部長 相馬 正利
本日、ダイ改に反対してストに突入した。今回は始まりで、これからもっときつくされる。次は三鷹泊となり、津田沼~中野4往復の1・5倍の距離まで間違いなく延ばされる。
すでに日勤で200㌔、泊りで300㌔の乗務が基本にされている。習志野運輸区は旧車掌区に移転することが決まっているという話だが、それと一体で入出区がCTSに外注化されれば、さらに乗務時間が延ばされる。
毎日のように遅れが発生しているが、かつてなら中野や三鷹で運用変更をかけていた。今はそれをやらず、津田沼や千葉まで戻ってから運用変更をかける。だから、乗りっぱなしになる。自分なら「5分、10分の休憩で戻れない」というが、若い人は「継続乗務します」とそのまま乗らされちゃう。
このままでは誰かが倒れてしまう。倒れれば行くところがない。動労千葉の闘う姿を現場の若い人たちに見せていきたい。今日、私がストに立ったのはそのためだ。門前行動でも、「万人は一人のために、一人は万人のために」という姿を示せたと思う。
新たに増やされた短時間行路2つはほとんど本線乗務員が乗務に指定された。定年延長で高齢者対策の短時間行路にもできるのに、それもやらずに休勤までさせる。こんなバカげたことはない。このままでは「第2の東中野事故」が必ず起きる。誰かが倒れる。そんなことを職場から出したくない。最後までストを貫徹する。
やるべきことを伝え 出来ることを示す 役割を果す
木更津支部長 花崎 薫
3月1日付で、CTS木更津事業所のY君が動労千葉に加入を決断してくれました。この間、JR―CTSを貫く闘いとして、「すべての課題を組織拡大に」を旗印に、そこに集ってくれたCTSの仲間たちが、地道に労働条件改善を現場から生き生きと築いてくれたことが大きいと思います。
労働組合に特別なレシピはありません。やるべきことを伝える。出来ることを示す。そして役割を果たす。それを繰り返す。うまくいかないことの方が多いけれど、間違っていないことをあきらめない。これは梶江支部長、山中支部長、山田本部執行委員から継続されてきました。資本の理不尽な扱いに生活もままならない。だからこそ労働組合が必要だと思うのです。