国鉄分割・民営化から35年 臨調・行革攻撃40年
2・13国鉄集会の成功かちとろう
場所:曳舟文化センター劇場ホール
3月ダイ改は、鉄道の歴史始まって以来の大転換をなす攻撃だ。そして、今後数年に渡る大攻撃の出発点でもある。3月ダイ改に対して全力で闘いにたちあがろう。
「何でも屋」扱いは許せない!
会社は3月ダイ改からすべての現業職の職名を廃止し、統括センター設置を通して業務融合を進めようとしている。統括センター設置は、「乗務、駅、企画、草刈り、コンビニの品出しなどを通常の勤務指定で行わせる」「異動も必要ない」という攻撃だ。
だが、そもそも運転士・車掌は、列車を安全に運行することこそ最大の使命だ。それをないがしろにして、「何でも屋」のように扱うなど断じて許すことはできない。
鉄道の安全を守っているのは各系統の専門的な技術・経験を持った現場労働者の力だ。職名廃止は「専門性はもう必要ない」「何でも屋にするから職名はいらない」という宣言だ。
会社は利益を優先し、鉄道の安全もそこで働く労働者のこともないがしろにしている。絶対に許せない! この攻撃に労働組合として断固とした反撃にたちあがろう。
今後数年に渡る攻撃との闘い
しかも、会社は今後数年に渡る攻撃を準備していると見なければならない。
統括センター設置も、会社が「発足以来、最大の変革」と打ち出す本社・支社・現業機関再編も、組織の枠組みが変わっただけなら会社にとって意味がない。そこから「業務融合」完成に向けた攻撃を開始しようとしているということだ。
深澤社長は「これからは仕事、系統の壁だけでなく企業の壁も越えていく」と語っている。つまり、「偽装請負」などの制約をなし崩し的に解体し、全鉄道業務の外注化、分社化・転籍を一気に進めようという攻撃だ。それは同時に、グループ会社の大リストラ・大再編を不可避とする攻撃でもある。
全力で反撃にたちあがろう
会社は3月ダイ改において、この歴史的な攻撃の「枠組み」を作ろうとしている。だからこそこの攻撃に対する反撃が必要だ。
職場からの怒りの声と行動こそ、会社の攻撃を打ち破る最大の力だ。激しい攻撃は、会社側の矛盾の現れだ。闘う労働組合を職場に取り戻せば、会社の攻撃に対抗することができる。このことを職場の仲間に訴えよう。3月ダイ改との闘いにストライキでたちあがろう。
闘う労働運動の再生、25回の節目を迎える11月労働者集会に向けて、全国の仲間とともに2・13集会の成功をかちとろう。
日時:2月18日(金)11時~(10時30分東京地裁前集合)
場所:東京地裁527号法廷
2月20日(日)13時~ DC会館