「第2の分割・民営化」と闘う決意を固める 全支部活動者研修会を開催

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不当解雇から30年、2・12国鉄集会へ 

 全支部活動者研修会が1月29~30日、山梨県石和市において開催されました。今回で25回目となる全活は、CTSの仲間と動労水戸の青年組合員も参加し、2017年第2の分割・民営化阻止決戦と闘う決意を固める研修会として大成功しました。
1日目に田中委員長が「国鉄分割・民営化から30年、新自由主義の破産と第2の分割・民営化攻撃」を提起、2日目には労働学校講師である藤村一行氏が「アメリカ・トランプ大統領の登場はなにを意味するか~崩れゆく世界、未曾有の大激動期に突入。労働者階級はこの情勢にいかに立ち向かうか~」と題する講演を受けました。
 詳しい内容は、「機関誌・動労千葉」で報告されます。まず、1日目の田中委員長の提起から当面する取り組みについて報告します。2・3月を全力で闘い、2017年の大きな展望を切り拓こう!

3月ダイ改阻止闘争へ!

 当面する最大の焦点として、3月ダイ改阻止闘争に全力で立ち上がる。「木更津・君津系統分離」―内房線・久留里線切り捨て反対、仕業緩和―65歳まで働き続けることのできる労働条件確立、佐倉駅等への乗務員用トイレの設置、運転保安確立をめざしてストライキを配置して闘う。
 外注化反対闘争を全力で強化する。幕張支部に対する組織破壊攻撃を絶対に許さない。
 国鉄1047名解雇撤回闘争を断固として継続する。最高裁決定を武器にJRを徹底的に追いつめる。
 大量退職問題に対して、組織の総力をあげて立ち向かう。
 動労千葉全体の課題としてCTSにおける「5年で雇い止め」攻撃粉砕、賃金・労働条件の抜本的な改善を求める闘いを強化する。
 JR貨物における賃金抑制攻撃や大合理化・労働強化攻撃に立ち向かう。ダイ改闘争に引き続き、3~4月、貨物―CTS春闘に総決起する。

「組織拡大春闘」勝利へ!

⑴ 1047名解雇撤回、国鉄闘争全国運動の本格的発展へ、「不当解雇から30年、2・12国鉄集会」の成功に向け、各支部は全力動員体制確立を。
分割・民営化30年にあたって、全国運動が30年間の闘いを総括し、この時代における労働運動の展望を明らかにする本を作成中です。

⑵ 外注化粉砕闘争について。2月19日に開催される車両技術分科会定期委員会で、組織拡大を焦点とした具体的な闘いの方針について意思統一を図る。

⑶ 17春闘について。「組織拡大春闘」と位置づけて、労働運動の復権に向けてストライキを含む闘いを配置して、CTSと貨物を焦点に17春闘勝利をめざす。
3・4ダイ改阻止闘争、各支部ダイ検に基づいて2月上旬に集中交渉を行う。闘争方針については、春闘決戦段階の方針とともに、2月25日に開催される第76回定期員会で決定する。
3月21~23日、2018年度退職者全員集会を開催し、万全の意思統一を図る。

⑷ 17春闘と結合して、①「原発事故から6年、3・11郡山集会」、②今年の三里塚闘争は、市東さんの農地強奪粉砕、第3滑走路建設阻止に向けた闘いの正念場、「3・26全国集会」を全力で取り組む。

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