「白い粉」問題で千葉支社と交渉(11/12)
〜乗客からの通報内容で指令に連絡することを確認〜
10月30日、千葉運転区の51行路1332Mが千葉駅に到着後、いわゆる「白い粉」が発見され、車内の清掃を行なった車両整備会社の社員及び車内を移動した運転士が病院において検査を受けるという運転保安及び安全衛生上極めて重大な事態が発生した。動労千葉はこの事態に対して直ちに申2号により千葉支社に申し入れを行い、当日の経過及び「白い粉」を発見した場合の取扱等について千葉支社の考え方を求め、11月12日に団体交渉を行なった。 当日の経過は以下のとおり。
8時18分 |
1332M千葉駅10番線に到着。 |
20分 |
車両整備社員1名が3号車を清掃。 清掃後に「白い粉」だと気付き、駅員に連絡。 |
24分 |
1332M東千葉電留線に引き上げ開始。 駅員から信号所に「白に粉」発見の連絡。 |
33分 |
信号所から指令、警察、消防、支社に連絡。 |
45分 |
運転士、車両整備社員5名、病院での検査を指示。 |
50分 |
警察、消防による現場検証。 |
15時30分 |
千葉支社手配の消毒会社による車両の消毒。 約2時間後に幕張電車区に回送。 |
11月2日 |
検査の結果、有毒性がないことを確認。 |
乗客の通報内容で指令に連絡を確認 動労千葉は、いわゆる「白い粉」が発見された場合の対応について、各現場での指導文書では、「指令に連絡」となっているが、乗客からの通報の場合、状況の確認等について何に基づき、どのような内容を指令に連絡するのかがはっきりしていないことから千葉支社の見解を求め、千葉支社は、以下のとおりの回答を行ってきた。
不審物を発見した場合の取り扱いについて
◆乗客からの通報の場合◆ |
◆運転士が発見した場合◆ |
乗客から不審物発見の通報
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不審物を発見
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↓ |
↓ |
乗客から不審物発見の状況について |
不審物には絶対に近寄らずに指令連絡 |
聞き取り、乗客からの通報内容に |
↓
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基づき指令に連絡。 |
指令の指示により対応する
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