用動力労千葉
国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話{(鉄電)
(公)
千葉 2935 · 2936番
043 (222) 7207番
93.8.23 No. 3846
日本改造計画を斬る!
の転換」を明確に打ち出していること
問題点の第二は、「侵略戦争国家へ
打ち出された「優略国家」への転換
制を敷き、臨むというのだ。
警察を駆使するという恐るべき弾圧体
それができない人間に対しては、国家
置く国家体制が示されている。そして
=独裁者の権力行使ー国民を統治下に
ここには明確な政治権力の一極集中
織とする」としている。
るという意味でも、警察組織は国の組
(中略) 国民生活の安全は国が保障す
持に関する基礎的機能も国家が担う。
さらに、「警察·司法という秩序維
国家警察による弾圧管理を提唱!
を解き放つ」のだと規定している。
事実上封じ込められてきた首相の権力
「改憲」 へ向けた二つの案を提示!
五年体制の下での因習や悪習によって
プを発揮させるためであるとし、「五
な権力基盤を与え、強いリーダーシッ
行力のある個性的なリーダーに、強力
実現するための権力意識を持った」実
烈な国家意識、つまり使命感とそれを
「日本改造計画」では、これを「強
いることである。
い権力=首相権限の強化」を主張して
主要な問題点の第一は、
に如実に示されている。
「万能に近
が、その著書である「日本改造計画」
党·小沢が目指す「国家改造」の構想
た連立与党を組織し、推進する、新生
「政治改革」実現を旗印しに発足し
独裁政権=「首相権限の万能化」
:
:
1
ための活動」とし、自衛隊の派兵が日
考えるのは間違い」「日本が生き残る
献をひたすら外国のために奉仕すると
なのだ。
ことだとしている。
「国際貢献」についても、「国際貢
ないものであり、明文改憲を狙うもの
憲法九条の骨抜き·空洞化に他なら
まさに条文改憲による、「戦争放棄」
にして平和安全保障基本法を制定する」
三項を追加する。2「憲法はそのまま
国連待機軍への派兵は合憲」という第
それは、1憲法第九条に、新たに「
を持っている」としている。
……
といいつつ、改憲へ向けた「二つの案
海外の現地で活動させることができる」
衛隊を国連待機軍として国連に提供し、
また、小沢は「現在の憲法でも、自
1
接的構築でなくて何であろうか!
これが、自衛隊の海外派兵のより直
動への参加を主張しているのだ。
部隊、などの常設による積極的軍事行
予防PKO、国連待機部隊、緊急展開
要は、国連ガリ事務局長が提起する
戦略』への大転換が必要」と説く。
守防衛戦略』から能動的な『平和創出
はならない。すなわち、受動的な『専
ていく手段として位置づけられなくて
略環境を積極的、能動的につくり上げ
日本の平和と安全にとって好ましい戦
と定義づけている。
そしてそのために、「自衛隊は今後、
るためには、『普通の国』になること」
小沢は、これを「真の国際国家にな
である。
の大転換を展望するものに他ならない。
日本改造計画」こそ、「侵略国家」へ
んだ支配階級の意を呈し、推進する「
当面、
「戦後のタブー」へと大きく踏み込
指すものであることは言を待たない。
定などを契機にした「立法改憲」を目
再編」を策し、「安全保障基本法」制
「選挙制度改革」からの「政界
画」。その構想する「国家改造」が、
真正独裁政権を指向する「日本改造計
ように、自民党独裁よりもっと悪い、
主要な問題点だけでも以上見てきた
「日本改造計画」
真正独裁政権を指向する
である。
のにせんとしている。
列島改造論」ばりの乱開発に資するも
道路建設、光ファイバー等々、「日本
本中を結ぶ全国新幹線網、空港·高速
積極的に掲げている政策としての、日
兆円を「国際貢献」のための財源や、
最も合理的」とし、その増収額約二〇
めの財源は、消費税の税率引き上げが
小沢は、「対外援助や環境対策のた
の大幅引き上げが計画されていること
国の中間の一〇%とする」と、消費税
である消費税の税率を、欧州諸国と米
主要な問題点の第三は、「現在三%
ることの意図するものとは!
を明確にしている。
消費税の大幅引き上げ=一〇%とす
まさに恐るべきシナリオなのだ。
本の権益保持の軍事的補完であること
反合·運転保安確立!反戦·反核を担う労働運動を!
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国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話{(鉄電)
(公)
千葉 2935 · 2936番
043 (222) 7207番
93.8.23 No. 3846
日本改造計画を斬る!
の転換」を明確に打ち出していること
問題点の第二は、「侵略戦争国家へ
打ち出された「優略国家」への転換
制を敷き、臨むというのだ。
警察を駆使するという恐るべき弾圧体
それができない人間に対しては、国家
置く国家体制が示されている。そして
=独裁者の権力行使ー国民を統治下に
ここには明確な政治権力の一極集中
織とする」としている。
るという意味でも、警察組織は国の組
(中略) 国民生活の安全は国が保障す
持に関する基礎的機能も国家が担う。
さらに、「警察·司法という秩序維
国家警察による弾圧管理を提唱!
を解き放つ」のだと規定している。
事実上封じ込められてきた首相の権力
「改憲」 へ向けた二つの案を提示!
五年体制の下での因習や悪習によって
プを発揮させるためであるとし、「五
な権力基盤を与え、強いリーダーシッ
行力のある個性的なリーダーに、強力
実現するための権力意識を持った」実
烈な国家意識、つまり使命感とそれを
「日本改造計画」では、これを「強
いることである。
い権力=首相権限の強化」を主張して
主要な問題点の第一は、
に如実に示されている。
「万能に近
が、その著書である「日本改造計画」
党·小沢が目指す「国家改造」の構想
た連立与党を組織し、推進する、新生
「政治改革」実現を旗印しに発足し
独裁政権=「首相権限の万能化」
:
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1
ための活動」とし、自衛隊の派兵が日
考えるのは間違い」「日本が生き残る
献をひたすら外国のために奉仕すると
なのだ。
ことだとしている。
「国際貢献」についても、「国際貢
ないものであり、明文改憲を狙うもの
憲法九条の骨抜き·空洞化に他なら
まさに条文改憲による、「戦争放棄」
にして平和安全保障基本法を制定する」
三項を追加する。2「憲法はそのまま
国連待機軍への派兵は合憲」という第
それは、1憲法第九条に、新たに「
を持っている」としている。
……
といいつつ、改憲へ向けた「二つの案
海外の現地で活動させることができる」
衛隊を国連待機軍として国連に提供し、
また、小沢は「現在の憲法でも、自
1
接的構築でなくて何であろうか!
これが、自衛隊の海外派兵のより直
動への参加を主張しているのだ。
部隊、などの常設による積極的軍事行
予防PKO、国連待機部隊、緊急展開
要は、国連ガリ事務局長が提起する
戦略』への大転換が必要」と説く。
守防衛戦略』から能動的な『平和創出
はならない。すなわち、受動的な『専
ていく手段として位置づけられなくて
略環境を積極的、能動的につくり上げ
日本の平和と安全にとって好ましい戦
と定義づけている。
そしてそのために、「自衛隊は今後、
るためには、『普通の国』になること」
小沢は、これを「真の国際国家にな
である。
の大転換を展望するものに他ならない。
日本改造計画」こそ、「侵略国家」へ
んだ支配階級の意を呈し、推進する「
当面、
「戦後のタブー」へと大きく踏み込
指すものであることは言を待たない。
定などを契機にした「立法改憲」を目
再編」を策し、「安全保障基本法」制
「選挙制度改革」からの「政界
画」。その構想する「国家改造」が、
真正独裁政権を指向する「日本改造計
ように、自民党独裁よりもっと悪い、
主要な問題点だけでも以上見てきた
「日本改造計画」
真正独裁政権を指向する
である。
のにせんとしている。
列島改造論」ばりの乱開発に資するも
道路建設、光ファイバー等々、「日本
本中を結ぶ全国新幹線網、空港·高速
積極的に掲げている政策としての、日
兆円を「国際貢献」のための財源や、
最も合理的」とし、その増収額約二〇
めの財源は、消費税の税率引き上げが
小沢は、「対外援助や環境対策のた
の大幅引き上げが計画されていること
国の中間の一〇%とする」と、消費税
である消費税の税率を、欧州諸国と米
主要な問題点の第三は、「現在三%
ることの意図するものとは!
を明確にしている。
消費税の大幅引き上げ=一〇%とす
まさに恐るべきシナリオなのだ。
本の権益保持の軍事的補完であること
反合·運転保安確立!反戦·反核を担う労働運動を!
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