動労千葉家族会は、3月3日、第28回定期総会をDC会館において開催した。
総会は関副会長の司会で進められ、最初に山田会長が「親組合は今年結成40周年を迎えます。共に歩んできた家族会としてもいろいろな苦労や想いがありました。また、今年は昨年できなかった料理教室をぜひ開催していきたい」とあいさつ。
来賓として、永田OB会会長が「結成40周年を迎えて、今までやってきたことを出し切って動労千葉ここにありといわれるような闘いをやっていきましょう。OB会は家族会と手をとりあっていきます。ともにがんばりましょう」とあいさつした。
議事に移り、経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告、予算案が報告され全体で承認された。
ミニ講演でQ&A
ミニ講演として、「現在の動労千葉のたたたかい」について田中委員長より話を伺った。田中委員長は、いまJRで起きている大再編攻撃にふれ、職場が一変していること、分割・民営化のときのように組合つぶしが露骨に始まっていること、「働き方改革」のモデルケースをJRが行っていること、また改憲をめぐって自治体などに協力要請が強まっていること等に触れ、労働組合の力が弱まったとき、こうした攻撃が強まる。闘う労働組合の力を甦らせなければならないと訴えた。質疑では、「同一労働・同一賃金はごまかされてしまう」「なぜ非正規にしたがるのか」「余ったお金はどこにいくのか」「子供たちの世代が大変になっていく」など、活発な討論が行われた。
ともに歩んできた40年
懇親会では、結成40周年をめぐって、ともに歩んできた家族として、それぞれの思いが語られた。
「分割・民営化の頃は、これからどうなるのかと家族会も結構集まった。毎日のように集会とかあって、ストもすごかった。夫の体調を心配したり」「最初は官舎ごとにあった家族会から本部家族会を結成した。同じ官舎でも闘争をめぐっていろいろあった」「中野顧問は、組合員の子供のこととか実家のことまで覚えていて、すごい人だなと思った」「運動会や青年部キャンプ、料理教室なども楽しかったですね」「つれあいが仲間が一番大事だと組合のことを熱く語るのに引かれて家族会に参加するようになった」「中野顧問や田中委員長の話で、そういうことなのかと社会のことを知るいい機会でした」「外の集会に行くと動労千葉のすごさって分かる。そこに家族会がいることが強い」「祖父も父も動労千葉。仕事のストレスすごいと思うけど頑張ってほしい」「最初は夫の助けになればと思って始めたけれど、歴代家族会長がよくやってくれているのを見てて役員も続けようと思った」。最後に山田会長の「みなさんが一緒にやってきてくれて家族会の中にも親組合とはまた違う団結が今できているような気がします。本当にありがとうございます」と感謝のことばで終了した。
家族会は、これからも親組合を支え共に闘います。家族会の行事への参加等にご協力をよろしくお願いします。
動労千葉結成40周年記念レセプション に集まろう!
■4月7日(日)12時30分
■千葉市 ホテルプラザ菜の花