「運転士・車掌廃止」提案粉砕!労働組合のない会社・社会を作ろうとする攻撃を許すな!

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動労総連合ー申第3号により解明要求を提出(4月26日付)

  動労総連合は、4月26日、「新たなジョブローテーション」(運転士・車掌廃止)提案に対して、動労総連合申第3号により申し入れを行った。
 今回の「運転士・車掌廃止」提案は、運転士としての誇りや意識を解体するとともに、運転士を志してきた若者たちの将来を奪う攻撃だ。
 来年4月1日時点で、さかのぼって「同一担務に10年」以上の場合は「異動・担務変更」を行おうとしている。こんなことを行ったら人心はすさみ、職場は不安と不信感がつのり、安全を確保することなどできなくなってしまう。
 そして最大の核心は、JRから労働組合をなくす攻撃だということだ。労働組合がなくなったら、残るのはもの言えぬ職場だ。労働者の未来を奪う攻撃に「間違ってる!」「反対だ!」の声をあげよう。動労千葉とともに闘おう!

動労総連合-「新たなジョブローテーション」に関する申し入れ

2019年4月26日

1.「新たなジョブローテーション」について、次の点を明らかにすること。
(1)これまでの養成体系(駅-車掌-運転士)を廃止し、「新たなジョブローテーション」を行う理由及び目的について。
(2)車掌試験、運転士試験を廃止する理由について。
(3)乗務員への異動を「任用の基準」で行う理由について。
(4)「通常の人事異動」で乗務員になるとしているが、その場合の具体的な判断基準を明らかにすること。
(5)「車掌を経ずに運転士になることを可能」とした理由及び根拠について。
(6)車掌、運転士の職名を「乗務係」「乗務指導係」「乗務主任」「乗務主務」に変更する理由について。
(7)「中途採用社員が乗務員へ異動することを可能」とする理由及び目的について。
(8)「同一担務の従事期間が最長でも概ね10年を超えないように異動又は担務変更する」理由及び目的について。
また、「概ね10年」とした根拠及び起算点の考え方について。
(9)「概ね10年」で「異動又は担務変更」を行った場合、今後、経験を積んだ運転士や車掌を確保することが困難になると考えられるが、安全の確保をどのように行おうと考えているのか。
(10)「新たなジョブローテーション」により「多様な経験を積むことで安全・サービスレベルを向上」できるとしているが、理由及び根拠について。
また、「多様な経験」とはどのような職場、職種、業務内容を想定しているのか。
(11)「将来的な車掌業務の変化に柔軟に対応」するとしているが、「変化」「柔軟な対応」の具体的内容について。

2.「新たなジョブローテーション」提案を撤回し、この間の動労総連合要求に基づき労働条件の確立を図ること。

-以   上- 

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