11・4労働者集会1万人結集へ
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9・29ワーカーズアクションin池袋に青年労働者、学生810名が結集
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青年労働者、学生810名が結集
9月29日、「ワーカーズアクションin池袋」が東京豊島公会堂において開催された。「労働者に権力よこせ!」をスローガンのもと、青年労働者や学生を中心に810名が結集した。また、この日の闘いは沖縄で12万人が結集して闘われた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」と連帯して闘われた。
集会は、福祉労働者連帯ユニオンの労働者の「安倍政権を倒した、福田政権打倒へ沖縄とともに闘おう」の開会あいさつではじまり、最初に動労千葉の田中委員長が報告を行った。
三里塚反対同盟からは、鈴木謙太郎さん、伊藤信晴さんが参加した。二人は、「政府は農業を潰そうとしている。米が下がれば賃金が下がる。市東さんの農地取り上げと闘っている。今の農業政策の現実が三里塚のなかに貫徹されてきた。農業をつぶす攻撃は労働者もつぶす攻撃だ。10・7三里塚集会から11・4労働者集会へともに闘おう」と訴えた。
そして沖縄の闘いが電話で報告されるとともに沖縄からのメッセージと「本土沖縄の労働者は団結しよう!革命やろう!」のアピールが読み上げられた。基調報告は全逓の労働者がおこなった。教育労働者からは、「『日の丸・君が代』反対に『解雇』も辞さず闘いぬく根津さんを守りぬくためにも不起立の拡大で団結しよう」とアピールを行った。そのほか弾圧に抗して闘いぬく法政大学生と全学連、自治体労働者、ちば合同労組などから11・4集会の成功へ向けて闘う決意が表明された。
集会後は、右翼の妨害をものともせず池袋の街をデモし闘いぬいた。
労働者集会1万人結集へ全力で闘いぬこう
11月労働者集会も10周年の節目を迎え、情勢もまさに節目を迎えている。安倍ー小泉によってもたらされた「格差社会」はとくに青年と高齢者、地方には生きることが出来ない現実を強制している。未来と希望を奪われた青年が「生きさせろ」「労働運動の力で革命をやろう」と声を上げている。青年労働者は、資本によって突き落とされただけでなく、既成の労働組合の幹部たちによって切り捨てられてきたのだ。
今、至るところで反撃の火の手が上がろうとしている。しかし、そうした声は未だ分断され、バラバラに存在しているのが現実だ。それをひとつに団結する場が11月労働者集会だ。
労働者の怒りによって安倍政権は打倒された。この間起きている一切の事態は、資本主義の末期的症状を示すものだ。いよいよ労働者の団結した力、労働組合が歴史の最前線に登場する時代がやって来た。11月集会へ1万人の結集をかちとり、そのもとに闘う労働者の総団結をつくりあげよう。
11・4労働者集会の成功をかちとるために「勤務・冠婚葬祭以外全員参加」で11・4集会の成功をかちとろう。
11・4労働者集会1万人結集へ!動労千葉の部隊
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11・4へ怒りをひとつに
動労千葉田中委員長
がまんならない怒りがある。可能性がある。その可能性をつかみ切れていない。11・4労働者集会はその可能性をつかみとる集会だ。歴史の歯車を動かさなければいけない。現状の半分の責任は連合や全労連などの腐った労働組合の幹部にある。こうしたあり方を打破した時に労働者は団結を回復し、政府に闘いを開始する。安倍から福田になったけれども何も変わらない。闘う労働組合が最前線に登場することが必要だ。怒りの声は充満している。その声がバラバラにされ、団結する場が与えられていないことが問題だ。「日の丸・君が代」に反対し続けている根津さん、河原井さんや青年の怒りが結合した時にどれだけの可能性が生まれるか。その場が11・4集会だ。改憲阻止の闘い、国境を越えた団結。民主労総やILWUは、奇跡的な集会と見ている。団結を広げる内容と力、突き動かす力をもっている。
11・4集会を自分が主催する集会としてかちとろう。そして今の腐った労働組合のあり方を打倒しよう。