6・21千葉県労委審理拒否事件 第3回裁判 千葉県労委却下決定強行は違法だ!

決定撤回し事実調べを行え!

 6月21日、動労総連合1047名解雇撤回・千葉県労委審理拒否事件の第3回裁判が千葉地裁で行われた。動労千葉争議団、動労総連合1047協議会を先頭に、各支部組合員、支援の仲間が結集し、千葉県労委前での抗議行動と裁判闘争を闘った。

 千労委「法的な主張ではない」?!

 裁判では千葉県労委が5月14日付で却下決定を強行したことへの弾劾が激しく行われた。われわれは、審理拒否裁判の判決が出るまで労働委員会が命令を出さないよう求める「仮の義務づけ訴訟」(民事訴訟における仮処分)を同時に提起している。審理拒否をめぐって争っている間に、審理拒否した本人である村上公益委員の下で結論が出てしまっては、本末転倒になってしまうからだ。だが、千労委は「仮の義務付け訴訟」の結論が出る前に却下決定を強行するという暴挙に出たのだ。
 「なぜ仮の義務付けの審理を無視して決定を出したのか!」「裁判所をも愚弄する行為だ!」「急がなければならない特段の理由があったのか? 釈明を求める!」
弁護団から激しく追及された千労委は、驚くべきことに「特段の事情はない」「決定を止める法的理由はないので問題ない」と回答した。
 当初、裁判長は仮の義務付けの審理が終わっているから、千労委が「決定を出しても問題ない」と主張しているものと考えた。だが、別の裁判官から審理が終わっていないことを告げられ「そうなのか…」と頭を抱えた。
 「信義誠実の原則に違反している!」「違法な決定を出している。理由を説明しろ!」「裁判の期日が入っていながらなぜ決定を出したのか!」。さらに続く追及に、千労委は「違法行為はないと認識している」と答えることしかできなかった。
 千労委は決定を出したことをもって裁判を打ち切るよう求める書面を出していた。しかし、決定を出した事実は述べられているが、どういう法的主張なのかはまったく書かれていない。裁判長からも「どういった法的主張なのか」と問いただされたが、なんと千労委は「法的主張ではない」「事実を述べただけ」と回答した。
 裁判で弁護士が「法的でない主張」をするなど考えられない。一体何をしに来ているのか?
 これには裁判長もどういう法的主張かを何度か聞き直したが、千労委はあくまで「事実を述べただけ」と繰り返しただけだった。
 裁判所さえ愚弄するあまりの主張に、裁判長は「法的主張ではないと記録しておきます」「仮の義務付け訴訟の審理中に決定を出した理由を書面で提出するように」と言い渡した。

 労働委は真実から逃げるな!

 千労委の却下決定強行は、意図的に裁判を継続する条件をなくし、裁判を受ける権利まで奪おうという暴挙だ。決定の中身も、われわれが30年かけて突き詰めた真実を一顧だにしないというものだ。労働者をなめるな!
 国鉄1047名解雇撤回・団交開催まで断固として闘おう。労働委員会は自らの役割を果たせ! 却下決定を撤回し事実調べを行え! 千労委審理拒否裁判、中労委闘争を闘いぬこう。

<これまでの経過>
18年 9月10日 村上公益委員の審理拒否に対して忌避を申立て
9月27日 千葉県労委が忌避申立を却下
10月22日 ①審理拒否に関する行政訴訟を千葉地裁に提訴
②あわせて、行政訴訟の結論が出るまで千労委が命令・決定を出さないことを求める「仮の義務付け訴訟」を千葉地裁に提起
19年 5月14日 千葉県労委が却下決定を強行!
(4/25公益委員会議で決定。5/23送達)

しかし…
仮の義務付けの結論が出ていないのに決定を出すこと自体が裁判妨害!
→千労委の却下決定強行は違法!