18年連続ベアゼロの果てに べースアップ300円だと!?

「ご労苦」が300円

 貨物会社は3月16日、「…将来の発展につながる人・モノへの投資の増大等、大変厳しい事業環境が続くものと想定され…厳しい状況だからこそ、役員・社員が一丸となって計画達成に取り組むことが必要…社員の皆さんの生活向上も考慮しつつ、これまでの皆さんのご労苦を踏まえ、今後の奮闘に期待し、19年ぶりにベアを実施するという大きな決断…平成30年度の新賃金については、定期昇給及びベースアップ300円を実施することとします。ともに頑張りましょう」という春闘交渉の回答を行いました。
 18年ベアゼロの連続の「ご労苦」が300円でいいわけがないだろう!「ともに頑張りましょう」って、現場労働者がどれだけ苦しい思いをしているのか本当にわかっているのか!

日貨労の裏切り

 日貨労は、「ベア300円をかち取る」としていますが、東労組の崩壊情勢に震え上がり、会社との結託体制を維持するために水面下では、「新人事・賃金制度」の裏切りが進んでいることはまちがいありません。
 貨物会社は10月1日から、「30年以上の長きにわたり改定を行わず…『貨物賃率表』の賃率を変更し、基本運賃を改定」します。結局は、国鉄分割・民営化政策の破綻、大企業の物流コスト削減のために「30年以上の長きにわたり」現場で働く貨物労働者の生活が犠牲にされてきたのです。
 賃金は労働者が生きて行くためのものです。怒りも新たに、日貨労の裏切り、国鉄分割・民営化のウソとペテンを断罪し、団結して闘い貨物労働者の未来を切り拓こう!

 この一年、勝負!
貨物春闘総決起集会を開催 

 春闘回答予定前日の3月16日、貨物協議会主催による「貨物春闘総決起集会」を開催しました。大久保書記長が司会進行をつとめ、佐藤貨物協議長、石川支部長、根本乗務員会長、本部田中委員長からあいさつ、大竹副委員長から春闘交渉の報告をうけました。
石川支部長は、「鉄道事業の黒字化のためにベアゼロを続けることは許されません。人事・賃金制度の改悪など、みんなの協力で、団結してあらゆる攻撃を打ち返していこう」、根本乗務員会長は、「春闘は、55歳7割を10割にかえるために頑張りたい」、大竹副委員長は、「貨物会社は新採もあつまらない、どこでも要員が足りない、今後の展望が全然ない状況だ。この一年、勝負して千葉機関区支部の展望を切り開こう」と檄。
 田中委員長は、「動労千葉貨物協議会の正念場だ。この一年間本気になって闘いをつくりだそう。来年、再来年、三年後、嘱託で働く運転士が増えていく、目に見える議論を今春闘からはじめていくことだ。東労組の崩壊が貨物でもはじまる。今まで苦労して石油をはじめとした千葉の貨物輸送を担ってきた、日貨労が崩れていく中で、職場で団結して闘い、具体的にどうするのか団交で会社を追い詰め、ひとり一人の未来をつかみとろう」と訴え、これからの闘いの方向性があきらかになりました。
 その後、ざっくばらんに質疑応答をおこない、石川支部長のまとめと団結ガンバローで、貨物における新たな闘いがスタートしました。