10周年!大きな節目の11月集会 11・4日比谷へ! 飛躍をかけて1万人結集を実現しよう
新たなアピールを発信
11月労働者集会は今年10周年を迎える。大きな節目の集会だ。われわれが呼びかけ続けてきたことを何としても本物にしよう。われわれが訴えてきたのは、労働運動のどうしようもない現状を現場の労働者の力で変革しよう、現場の労働者が情勢の主導権を握ろうということだ。 われわれは11・4労働者で、これまでの体制内的な労働運動に対し、1万人の労働者が団結し、新たな闘いを開始しようという呼びかけを発信する。10周年にあたっての特別アピールでは、「職場から闘いに立ち上がり、全国に闘う労働組合の共同センターや労働学校を網の目のように組織しよう」と全国に訴える。07年11月集会は情勢を転換させる決定的な位置をもつ闘いだ。
新たな労働運動のうねり
今求められているのは、労働者が自らのもつ力と可能性を自覚し、誇りと団結をとり戻すことだ。労働者の階級意識を曇らせ団結を破壊してきたのは腐った組合幹部たちだ。 小泉-安倍によってもたらされた「格差社会」は、青年と高齢者、地方に生きることができない現実を強制している。未来と希望を奪われた青年たちが、「生きさせろ!」「労働運動の力で革命をやろう」と声をあげている。だが、青年たちは小泉・安倍や奥田・御手洗によって突き落とされただけではない。屈服を深め、自己保身に汲々とする組合幹部たちによって切り捨て続けられてきたのだ。こんな現実をもたらした半分の責任は連合や全労連の幹部たちにある。だからこそ彼らが開始した職場からの闘いは、資本だけでなく、腐った労働組合の幹部たちからの統制処分や弾圧と激しく激突せざるを得なくなっている。だからこそ本質的にラジカルなのだ。 教基法改悪攻撃に対し、根津・河原井さんが、解雇も辞さない決意で「日の丸・君が代」不起立闘争を貫き、日教組を揺るがす闘いに発展しようとしている。2百万人に及ぶ公務員労働者の民営化攻撃に屈し「直営堅持」方針を取り下げて「解散」を決定した自治労本部の屈服に現場から激しい怒りの声が上がっている。
1047名闘争も正念場
1047名闘争も正念場だ。解雇撤回要求を自ら取り下げ、平身低頭政府に頭を下げて「政治解決」お願いするという「4者4団体」のあの無様な姿は一体何なのか。「10・14団結祭り」では、「解雇撤回を求めるのは玉砕の道だ」と主張されるに至っている。かつて国鉄分割・民営化や「4党合意」のときに国労本部が言ったのとそっくり同じことが1047名闘争の中から主張されるようになっているのだ。こんな形で、20年間貫いてきた自らの闘いを汚し、絶望と屈服が組織されているのだ。 もしそれが真実だとしたら、動労千葉は「玉砕」して今ごろ存在していないことになる。だがわれわれは、国鉄分割・民営化攻撃と真正面から闘ったからこそ、ほとんど脱退者を出すこともなく団結を守りぬいてJRにのり込み、この20年間も、業務外注化攻撃を阻止し、運転保安闘争でも大きな成果をあげ、公労法解雇28名の不当解雇撤回をかちとり、40名の被解雇者をどこよりも立派に守りぬき、今も元気いっぱい闘いぬくことができているのだ。
闘う労働運動の復権を!
JR体制は矛盾の固まりのようになっている。分割・民営化攻撃に最後の決着をつけなければならない。 それは第1に、1047名闘争に勝利することだ。第2に、JR資本と対決して本格的な組織拡大に向けて全力で闘いぬくことである。第3に、 分割・民営化攻撃が戦後最大の労働運動解体攻撃であった以上、われわれが先頭にたって全国労働者の怒りの声を結集し、労働運動の復権のために闘いぬくことだ。 11月集会を情勢をゆり動かす力をもったものに発展させる闘いは、国鉄分割・民営化攻撃との最後の決着をつける闘いでもある。11・4労働者集会へ1万人結集を実現しよう。
10周年 飛躍をかけて11・4集会へ ▼11月4日 /正午 ▼ 日比谷野外音楽堂
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