外注化・分社化・転籍攻撃粉砕!
5月10日、東京高裁による、動労総連合出向無効確認裁判における外注化・出向命令容認の不当判決を徹底弾劾する!
「教育」「技術継承」の相手さえいない職場の現実。地裁での結審後に会社が提案・実施したエルダー社員の本体配置で、「雇用の場の確保」という外注化の名目は完全に崩れている。これらをすべて無視し、「出向命令の目的、必要性は失われない」と事実を調べもせずに実態からかけ離れた、結論ありきの判断を行った。
出向命令には正当な理由や権利を守る規定、出向期間などの要件がある。この判決は、会社の思うままに出向させることを認めるものだ。
1047名解雇撤回!
千葉県労働委員会による、国鉄1047名解雇撤回・団交開催の申し立て却下(5月14日・23日送達)を徹底弾劾する。
「解雇は30年前のことだから却下」「JRは使用者ではない」と結論ありきの決定を行った。しかも、「設立委員会の不当労働行為を疑わせるような証拠はない」の一言で済ませ、JR不採用基準が不当労働行為だと最高裁で確定したことを認めないのである。設立委員会に何の責任もないというのだ。
明らかに「1047名解雇撤回闘争を終わらせろ」という国家意思に貫かれた攻撃だ。
闘いの本番はこれからだ!
何より、第3の分割・民営化との闘いはこれからが本番だ。JR東日本は、「運転士・車掌廃止」提案を切っ先にして、鉄道業務すべてを別会社化する攻撃をかけてきている。
JR貨物は、4月からの「新人事・賃金制度」において、全面的な評価制度を導入した。評価されなければ基本給は19万円で頭打ちとなり、年齢別による保障基本給も45歳以上で21万円というものだ。
6、・9集会には、韓国からファンサンギル鉄道労組ソウル地方本部長ら3名が参加する。固くスクラムを組み、6・9集会を成功させ、闘う鉄道労働者の心意気を天下に示そう!
外注化・分社化・転籍攻撃粉砕!1047名解雇撤回!組織拡大を実現し、第3の分割・民営化攻撃と全力で闘いぬこう!
6・9国鉄闘争全国集会に総結集を!