被爆67周年、8・9ナガサキ闘争に参加

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-早朝デモと集会の成功かちとる-

野田政権への怒りの激しさ体現!

 数十万の反原発デモが毎週のように東京と全国各地で闘われているなかで、8・9ナガサキ反原発・反核・反戦闘争が圧倒的にかちとられました。
この日は早朝の長崎原爆朝鮮人犠牲者の追悼式典と野田弾劾デモ、午後の集会とハードでしたが、熱く燃えて闘いを貫徹し被爆者と福島の怒りを一つにして、すべての原発をなくそう、野田政権を打倒しようと誓い合いました。

朝鮮人犠牲者追悼式典に   200名、全員で献花

朝鮮人犠牲者追悼碑前には、早朝にもかかわらず200名が参加し、全員による黙祷と献花が行われ、国境を越えて、反原発・反核・反戦の闘いをおし進めていくことを宣言しました。
「早朝集会メッセージ」では、5点の要求が日本政府に発せられ、最後に「…原発問題も民意に反した由々しき事態になっています。日本政府は再稼働に舵を切りました。第2、第3のフクシマを恐れない無謀な政治といわざるを得ません…」と強く抗議し、原発を地球上からなくすことが訴えられました。

市街デモと集会で決意あらたに

昼からのデモは猛暑をついて戦闘的に闘われ、「野田も連合ダラ幹もぶっ飛ばせ」のシュプレヒコールには沿道から大きな拍手と声援が送られ、解散地では他団体の参加者から動労千葉ののぼり旗を見て、「おー、動労千葉か!」と声をかけられ一層気合いが入りました。
105名の参加で行われた午後の集会は大半が初参加舎(主催者より)とのことで、特に高校生など若者が目立っていました。
講演は、佐藤幸子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)。
佐藤さんは福島の実情を切々と語り、「原発事故で200万県民の人生が変わった。放射能の恐怖のみならず、人間関係がズタズタに引き裂かれている。人として生きるためにも原発を止め、人の命を優先する社会を絶対に実現させましょう」と訴えた。一時間の講演は参加者にものすごい感動を与え、なかには涙をぬぐう高齢の女性もいました。
その後、長崎の被爆者である城臺さんが「ナガサキ、ヒロシマ、フクシマがつながって未来のために行動しよう」と強調され、全体で確認しました。
一日の闘争をやりぬき、あらためて10・1外注化阻止、国鉄闘争と反原発闘争を一体のものとして全力で闘うことを決意しました。

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