国鉄「分割
ソニセクタロイとは 割
·民営化 阳↓
利用者と地元に負担を押しつけ
三里塚下期著コ
結局は廃止
11
1
1
■
1
新
聞 10月31
多喜町総務課長はいう。
翔券の割引率も下げざるをえな なるが、すでに第三セクター化
欠かせない」と、磯野敬吾·大 ず運賃が現行の五割増。通学定 金額が県と地元三町との負担に
続の効率化や列車の増発などが ては「他線の例からすると、ま ている。民間の出資額を除いた
相次いでいる。
ならないし、そのためには、接 という。ただ、運賃などについ まのところ二億円程度とみられ
乗せるには、乗客を増やさねば えば、かなり実現できるはず」 賀者、出資割合だ。資本金はい
っているのだ。「経営を軌道に のホーム改造や信号の増設に使 ターの新会社の資本金とその出
い。転換後の経営のカギさえ握 転換交付金を、接続駅の大原駅
校生ら利用者だけの問題ではな 局企画室長は「八億七百万円の
こうした利便性の向上は、高 り離す側の石丸俊郎·千葉管理
増発を」といった注文が早くも
続を良くして」「朝夕の列車の
で」「大原駅での外房線との接
に対して「運賃を高くしない
らは新たに経営主体となる会社
だ。しかし、高校生たちの間か
廃上の危機は一応、脱した形
継さの方針を表明したからだ。
が第三セクターによる経営引き
大多料、大原、災隅の地元三町
された形になった。県と関図計
もう一つの焦点は、第三セク
※
*
この点について、木原線を切 いのでは …… 」と厳しい。
将来の採算、不安残して
気もむ木原線の
県が負担
負担するのはせいぜいその
多ド駅で
れた形だが
の通学の足は一応確保さ
決まった木原線:高校生
西武大
第三セクター化
している他の線の例をみると、
警戒の色を隠さない。
不安とは別に、三線の地元も、
(君津市)。木原線への期待と
なら、対応を考えなければ」
切り捨ての動きが出てくるよう
はないか」(東金市) 「赤字線
れる。厳しい扱いをされるので
「民営化後は採算性が重視さ
の三線は、どう扱われるのか。
日本会社(仮称)が引き継ぐこ
い。国鉄の分割·民営化後は東
治体にとっても他人事ではな
島、東金に線の沿線の住民や宙
ローカル線である久留里、鹿
うちの半分に過ぎない。民間出 線をめぐる動きは、同じく赤字
転 換
木原
完三町に重くのしかかってく
徴が増えない以上は、残りは地|
四八%、地元市町村二七%、民間二五%)運転はワンマン化で車掌、駅務など多業
て推進された。資本金三億円(岩手県
元ということで国家的プロジェクトとし
この鉄道は、当時の首相·鈴木善幸の地
デルとされた三陸鉄道にみてみよう。
れた鉄道の状況を、第三セクター化のモ
第三セクター、あるいは私鉄に転換さ
された三陸鉄道の欺まん性
第三セクター化のモデルと
ヤクターへの転換を強行せんとしている。
きたが、このような中で存続から 第三
鉄の協議会が開催できない状態が続いて
抗議が集中する中で、地元と運輸省·国
対して沿線住民·自治体の激しい反発と
字」を理由に廃止するとした廃止計画に
·三三線、そして第三次·十三線を「赤
地方交通線の第一次·四十線、第二次
地元は「存続」の中で
当局は「切り捨て、
.
る。
以上採用、〇Bの賃金は約十二万五千円、べての負担をおしつけ、国鉄改革と称
リに要員を削減、しかも国鉄OBを半数
一二七人体制から九七人体制へギリギ
そこで働く労働者はどうだろうか。
労働強化でもつ第三セクター
国鉄 退職者の低賃金雇用
セクター化したとたんに行われたのであ
助成補助が国鉄のときに行われず、第三
費補助に当てる。まさに至れり尽せりの
万を保留。運営助成基金設置され、運営
無償貸与。国からの転換交付金七億八千
ばかりか、建設に伴う資本費負担なしの
国庫補助(二〇億円)が与えられ、それ
が与えられた。さらに五年間、損失額の
えに、二二億八一〇〇万円の転換交付金
たって設備整備·保安工事を実施したう
で発足、国鉄から第三セクター転換にあ
廃止の浮き目をみるのだ。
れているのが現実である。
その解体を行うという暴挙である。
を負わせることなく、労働者、国民にす
·民営化は、政府、財界には何んら負担し
地方交通線問題ひとつとっても。分割り
なく第三セクターに襲いかかり、結局はで
強化、低賃金、運賃値上げなどが間違組
切り捨てられ、さらなる要員削減、労働載
方財政の負担が増し、保守などの安全な
補助金が打ち切られ、事業維持のため協
さらに、転換へのアメ·玉である 国の
経営維持困難となっ
補助金が打ち切られた後は
労働強化、運賃引き上げによって維持さ·
中間駅は無人化という人件費切りつめ、
線路·電気などの保守などすべてが外注1
務をも一人でこなさなければならない。
1
ことはできない。
ことは明白だ。すべての犠牲を国鉄労働者と利用者·国民に押しつける国鉄分割·民営化を断じて認める
金、さらに利用者には運賃値上げー利用者負担増加がおしつけられている。結局は破滅––廃止する他ない
第三セクター、あるいは民営化された鉄道の状況に示されたように、労働者は要員削減––労働強化、低賃
断していた対策協議会が十一月中にも再開され、第三セクター方式による存続との動向にあるが、すでに
国鉄当局が「赤字」を理由に地方交通線の第二次廃止対象としてあげられてきていた木原線について中
うった。
「継ぎ、その経営に注目が集ま
問方式で赤字の国鉄線を引き
めて、県と沿線自治体による
岩手県の三陸鉄道が全国で初
ッフされ、五十九年四月には
件ってこの方式がクローズア
指す。国鉄の赤字路線廃止に
開発や都市づくりの事業体を
の共同出資で設立される地域
方公共団体や国と民間企業と
【第三セクター】本来は地
全組合員·家族の強固な団結を組織破壊攻撃を粉砕せよ!
お國者へ労働強化と低賃金を強壓
多動劳千葉
1
86. 11. 17
20
1
No. 2408
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
ソニセクタロイとは 割
·民営化 阳↓
利用者と地元に負担を押しつけ
三里塚下期著コ
結局は廃止
11
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■
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新
聞 10月31
多喜町総務課長はいう。
翔券の割引率も下げざるをえな なるが、すでに第三セクター化
欠かせない」と、磯野敬吾·大 ず運賃が現行の五割増。通学定 金額が県と地元三町との負担に
続の効率化や列車の増発などが ては「他線の例からすると、ま ている。民間の出資額を除いた
相次いでいる。
ならないし、そのためには、接 という。ただ、運賃などについ まのところ二億円程度とみられ
乗せるには、乗客を増やさねば えば、かなり実現できるはず」 賀者、出資割合だ。資本金はい
っているのだ。「経営を軌道に のホーム改造や信号の増設に使 ターの新会社の資本金とその出
い。転換後の経営のカギさえ握 転換交付金を、接続駅の大原駅
校生ら利用者だけの問題ではな 局企画室長は「八億七百万円の
こうした利便性の向上は、高 り離す側の石丸俊郎·千葉管理
増発を」といった注文が早くも
続を良くして」「朝夕の列車の
で」「大原駅での外房線との接
に対して「運賃を高くしない
らは新たに経営主体となる会社
だ。しかし、高校生たちの間か
廃上の危機は一応、脱した形
継さの方針を表明したからだ。
が第三セクターによる経営引き
大多料、大原、災隅の地元三町
された形になった。県と関図計
もう一つの焦点は、第三セク
※
*
この点について、木原線を切 いのでは …… 」と厳しい。
将来の採算、不安残して
気もむ木原線の
県が負担
負担するのはせいぜいその
多ド駅で
れた形だが
の通学の足は一応確保さ
決まった木原線:高校生
西武大
第三セクター化
している他の線の例をみると、
警戒の色を隠さない。
不安とは別に、三線の地元も、
(君津市)。木原線への期待と
なら、対応を考えなければ」
切り捨ての動きが出てくるよう
はないか」(東金市) 「赤字線
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「民営化後は採算性が重視さ
の三線は、どう扱われるのか。
日本会社(仮称)が引き継ぐこ
い。国鉄の分割·民営化後は東
治体にとっても他人事ではな
島、東金に線の沿線の住民や宙
ローカル線である久留里、鹿
うちの半分に過ぎない。民間出 線をめぐる動きは、同じく赤字
転 換
木原
完三町に重くのしかかってく
徴が増えない以上は、残りは地|
四八%、地元市町村二七%、民間二五%)運転はワンマン化で車掌、駅務など多業
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元ということで国家的プロジェクトとし
この鉄道は、当時の首相·鈴木善幸の地
デルとされた三陸鉄道にみてみよう。
れた鉄道の状況を、第三セクター化のモ
第三セクター、あるいは私鉄に転換さ
された三陸鉄道の欺まん性
第三セクター化のモデルと
ヤクターへの転換を強行せんとしている。
きたが、このような中で存続から 第三
鉄の協議会が開催できない状態が続いて
抗議が集中する中で、地元と運輸省·国
対して沿線住民·自治体の激しい反発と
字」を理由に廃止するとした廃止計画に
·三三線、そして第三次·十三線を「赤
地方交通線の第一次·四十線、第二次
地元は「存続」の中で
当局は「切り捨て、
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以上採用、〇Bの賃金は約十二万五千円、べての負担をおしつけ、国鉄改革と称
リに要員を削減、しかも国鉄OBを半数
一二七人体制から九七人体制へギリギ
そこで働く労働者はどうだろうか。
労働強化でもつ第三セクター
国鉄 退職者の低賃金雇用
セクター化したとたんに行われたのであ
助成補助が国鉄のときに行われず、第三
費補助に当てる。まさに至れり尽せりの
万を保留。運営助成基金設置され、運営
無償貸与。国からの転換交付金七億八千
ばかりか、建設に伴う資本費負担なしの
国庫補助(二〇億円)が与えられ、それ
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えに、二二億八一〇〇万円の転換交付金
たって設備整備·保安工事を実施したう
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その解体を行うという暴挙である。
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·民営化は、政府、財界には何んら負担し
地方交通線問題ひとつとっても。分割り
なく第三セクターに襲いかかり、結局はで
強化、低賃金、運賃値上げなどが間違組
切り捨てられ、さらなる要員削減、労働載
方財政の負担が増し、保守などの安全な
補助金が打ち切られ、事業維持のため協
さらに、転換へのアメ·玉である 国の
経営維持困難となっ
補助金が打ち切られた後は
労働強化、運賃引き上げによって維持さ·
中間駅は無人化という人件費切りつめ、
線路·電気などの保守などすべてが外注1
務をも一人でこなさなければならない。
1
ことはできない。
ことは明白だ。すべての犠牲を国鉄労働者と利用者·国民に押しつける国鉄分割·民営化を断じて認める
金、さらに利用者には運賃値上げー利用者負担増加がおしつけられている。結局は破滅––廃止する他ない
第三セクター、あるいは民営化された鉄道の状況に示されたように、労働者は要員削減––労働強化、低賃
断していた対策協議会が十一月中にも再開され、第三セクター方式による存続との動向にあるが、すでに
国鉄当局が「赤字」を理由に地方交通線の第二次廃止対象としてあげられてきていた木原線について中
うった。
「継ぎ、その経営に注目が集ま
問方式で赤字の国鉄線を引き
めて、県と沿線自治体による
岩手県の三陸鉄道が全国で初
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件ってこの方式がクローズア
指す。国鉄の赤字路線廃止に
開発や都市づくりの事業体を
の共同出資で設立される地域
方公共団体や国と民間企業と
【第三セクター】本来は地
全組合員·家族の強固な団結を組織破壊攻撃を粉砕せよ!
お國者へ労働強化と低賃金を強壓
多動劳千葉
1
86. 11. 17
20
1
No. 2408
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合