第31回大会の大成功をかちとる!

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 大会の2日目は、冒頭来賓として参加された東京東部労組の仲間2名からのあいさつをうけた。2002年度予算案の提起、規約規則の改正の提案の後、議事に入っていった。出された意見、質問は、

東労組への追及行動

 駅の分会に申し入れた。駅分会は答えない。
 分会では受取らない。小林帰れの日刊を千葉駅に貼っていたが助役もはがさない。
 幕張の分会長はあやまっているが永島は、「小林発言どおりに私もつぶす。竹槍をかついだ写真は帰るところだ」と言っている。支部をあげて追及行動をする。
 東労組津田沼支部長は申し入れを破いて読まない。「お前等の土俵にはのらない」と言っている。

場内信号機故障時の「進行の指示運転」について

 会社は11月1日からやるとしている。我々は訓練拒否でやってきた。これからどう対応するのか。
 検討会を行なった。進路の故障、鎖錠の故障のときはどうなるのか。停止位置までとなっているが、何で停止位置なのか、停止位置を越えたら閉そく違反となる。出発信号機にもあてはまる。運転保安の根幹に関わる。
 場内信号機が複数ある場合第一場内で停止位置まで行くことは無理ではないか。
 乗務員が携帯電話を持たされている。異常時に指示を出すためで、無線代わりに使っている。
 輸送混乱時に無人駅に何時間も止められるという事が起こっている。

検修外注化、新保全合理化

 非協力闘争を他労組をまきこんで闘った。団結が固められた。新保全10月本実施をトータル▲1でがんばれた。
 構内では作業標準どおりにやると人がいない。助役が対応している。派出の要員が切迫している。

貨物ニューチャレンジ21粉砕へ

 貨物ニューチャレンジ21は矛盾が集中している。出来ない事を承知でやっている。
 成果主義賃金を絶対阻止で闘う。乗務員基地の半減でテレビ点呼で安全が保てるのか。また、乗務員をおりる場所がなくなる。全力で闘う、強い方針を。
 運転保安上からも日貨労は絶対許せない。

営業関係から

 駅の合理化で要員がひっぱくしている。駅長も合理化され地区駅長くらいになっている。助役も合理化され、責任を駅員がかぶることになる。
 出改札の委託の話はどうなっているのか。
 輸送混乱時の司令の対応がおそまつ。乗客の案内のしようがない。駅にも異常時の対応方を。

原職奪還、組織拡大へ

 塩漬け、強制配転者を戻したい、銚子では昨年一人、今年一人動労千葉に加入した。平成採を含めて拡大していきたい。
 予科生の乗務員の登用はどうなっているのか。

その他

 OB会、地域班を作っていくという方針が出されているが、市町村合併が言われている中でどう関わっていくのか、どういう方針をたてるのか。
 シニア問題。みんな高年齢になってきた。年金もらえるまで働ける職場を。
 中央支部から。はつらつと闘っているから安心した。退職するとバラバラになる、OB会は重要。
 活発な意見がだされ、本部からそれぞれ答弁がされた。最後に田中委員長が総括答弁を行い、
特別決議として提出された「イラク侵略戦争反対、有事立法制定阻止、戦争協力拒否に向けた特別決議」とあわせて運動方針が満場の拍手で確認された。
 スト権批准投票も全員の賛成で批准された。その後大会宣言を採択し、組合歌合唱、委員長の団結ガンバローで終了した。JR総連東労組を打倒し、第二の分割・民営化阻止へ全組合員の総決起を勝ち取ろう!

田中委員長 総括答弁

 今大会においては近年になく質疑が活発に出された。
 まず、第2の分割・民営化攻撃に関わる問題についてはっきりさせたい。一つは、営業・検修の合理化問題の背景に何があるのかということだ。
 現在、営業では来年には欠員が出るような要員ひっ迫状況であり、検修でも2〜3年で業務が回らなくなる状況にある。新保全も頓挫してしまっている。こうした問題を当局は棚上げしてしまっているが、いずれ出向・転籍に直結する抜本的な攻撃が1〜2年の内にくると見なくてはならない。
 貨物においてもサテライト出勤−テレビ点呼などで基地を半分に統廃合しようとしている。さらに、賃金制度を成果主義賃金にし、団結する基盤を奪おうとしている。賃金と終身雇用制は表裏一体のものであり、労働者の賃金・雇用が重大な瀬戸際にたたされ、そのことが社会的には、年金・雇用保険など社会保障制度を崩壊させるものとなる。これらの攻撃に対しては、分割・民営化のときのようなハラ構えをもって真正面から闘いぬく以外に勝利することはできない。 
 2つめには、運転保安の問題だ。当局は、信号機の考え方について、「絶対信号機という概念はない」などと国鉄時代以来の安全の基準を根本からひっくり返すような取扱を示してきた。しかも当初、団交もやらずにこれを強行しようとしてきたのだ。訓練のなかでもこれを徹底的に追及し、乗務員分科会大会に集中し、反合運転保安の闘いを再構築・強化していこう。
 3つめには、JR総連解体−組織強化・拡大についてである。 動労千葉にいま何が問われているかを真正面から見据えなければならない。JRをめぐる攻撃は日本の労働者全体にかけられている攻撃でもある。今日本では、危機にたつ資本主義体制を維持するためにきわめて乱暴なやり方で首を切り、社会のあり方を変えていこうとしている。これと真正面から立ち向かおう。
 こうした事態は、一方で労働者が大きく動くときでもある。強制配転者を取り戻すには、JR総連結託体制を突き崩す以外にない。平成採を獲得し、立場を鮮明にして闘おう。
 世界は、アメリカのイラクへの侵略−戦争拡大へと動こうとしている。この下に労働者の未来はありえない。11・10労働者集会に全力で結集しよう!ここに集まる労働者と1047名闘争が結合したとき大きく社会を動かす力となる。この闘いをバネに第2の分割・民営化攻撃と対決する闘いにたちあがろう! 

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