北朝鮮への侵略戦争を阻止しよう!
有事3法の成立弾劾!
有事関連法案の廃止を!
STOP!有事法制6・10大集会
6月10日、有事関連3法案の採決強行・成立に抗議し、有事法案の発動を許さない、戦争協力を拒否する「STOP有事法制6・10集会」が日比谷野音に5千名の結集し、意気高く開催された。 有事関連3法案は、6月6日の参院本会議での民主党の裏切りによって可決、成立した。有事3法案は、イラクに続いて北朝鮮に対する侵略戦争を合法化するものであり、実際に戦争をできる体制づくりのための法律である。 しかも、この法律が国会議員の9割が賛成するという野党の総屈服、翼賛体制という状況で成立していることをみすえて怒りを爆発させて戦争反対の声を上げていかなければならない。 6・10集会は、陸・海・空・港湾労組20団体の主催によって開催された。 集会では、国会議員の発言に続いて、戦争協力を拒否する職場からの発言として「指定公共機関」として戦争に動員されようとする労働者が登壇し、おのおの戦争協力を拒否する、有事法制の発動を許さない決意が語られた。集会の最後に集会宣言が読み上げられ、シュプレヒコールを行い、その後国会コースと銀座コースに別れデモに出発した。 その集会宣言のなかでは、私たちのたたかいは決して終わったわけではない3法案が成立しても、有事法制のすべての仕組みが完成したわけではない。私たちのたたかいは、有事法制の発動を許さない、戦争をするためのさらなる法整備を許さない、そして戦争への協力を断じて拒否するといういっそう重要な段階に入った。そして、大きな運動を作りあげ有事法制関連3法案の廃止をあくまでも要求しつづけることが宣言された。 国会では自衛隊をイラクに派遣するイラク新法が検討され、6月5日には衆院本会議で労働基準法改悪案の採決が強行されている。また、労働者派遣法・職安法の改悪案が可決、成立している。 有事法制と労働法制改悪は、戦争に突き進もうとする小泉内閣の一体の攻撃である。20労組をはじめとする戦争を阻止する多くの労働者の闘いと連帯し、戦争反対の闘いを作りだそう。
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