動労千葉申36号に対する千葉支社回答 ◎ 幕張車両センターへのATS直下地上子設置は、年度内に、数カ所を予定している ◎ 「日1」と管理者の責任区分については明確な回答を行わない対応に終始 ◎ 257系に関する有効長不足については、10番線~12番線への留置を行わない方向で調整 ◎ 新洗浄機の表示ランプにブラインドを設置ー角度については現場の意見を踏まえ調整する |
8月28日、JR千葉支社において、幕張構内事故に踏まえて申し入れた申36号に関する団体交渉が行われた。(回答別掲) 今回の団 交は、5月16日の団交において確認したATS設置問題、「日1」の責任区分問題、257系に関する有効長不足の調査結果及び対応、洗浄機へのつり込まれ 防止対策について、千葉支社の対応を確認する場となった。
今後は京葉車両Cへの設置も検討
ATS直下地上子設置について千葉支社は、明確な箇所及び設置数は明らかにしなかったものの、現場の意見も踏まえて、脱線現場も含め て、多くの番線に影響を与える数カ所に、年度内には設置するとの回答を行った。また、今後は京葉車両センターにも設置を検討することを明らかにした。
一方、「日1」と管理者の責任区分については、別掲のとおり回答するとともに、「誰でも『日1』を担当できるようにしたい。しかし、構内に入って直ぐの 者は無理だと理解している」「現在、平成採も含めて『日1』を行っている」との回答に終始した。本来「日1」の業務自体、管理者が行う指示業務であり、責 任の度合いも極めて重く、問題であると指摘し、追及してきた。
脱線事故への不当処分粉砕へ闘いぬこう
また、257系導入に伴う10番線から12番線での有効長不足の問題では、「この間も現場から有効長が短くて危険であり、停車しない 方がよいとの意見が出ている」ことを明らかにしてきた。そして、具体的な対応としては、257系については10番線から12番線には停車しないよう統一し た取り扱いをするとの回答を行ってきた。
さらに、洗浄機へのつり込まれ防止対策について千葉支社は、「8月8日から新洗浄機を使用している。洗浄機動作時に赤色で『洗』の文字が表示されるよう にした。『洗』の表示機にはブラインドを設けて一定の区間に入らないと『洗』が見えないようにしてつり込まれ防止を図った」との回答を行ってきた。また 「ブラインドの角度については現場の意見を踏まえて調整したい」と回答してきた。
幕張構内脱線事故への重処分策動粉砕!
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