3・30全国総決起集会を開催
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1520人が結集
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開港から30年立った今も、三里塚闘争は闘いの拠点として改憲阻止・反戦闘争の砦として闘いぬいている。
今三里塚現地では、2010年4月の「北延伸」滑走路の開業に合わせて工事が強行されている。また、アジアゲートウェイ戦略の一環として年間飛行回数を30万回に増やす方針を地元の住民にひと言の相談もなく打ち出している。市東さんの農地強奪を許すな。反対同盟とともに暫定滑走路の北延伸阻止の闘いにたちあがろう。
全国集会に1520人が結集
3月30日、暫定滑走路延伸阻止、市東さんの農地を守ろう憲法改悪絶対反対、成田を軍事基地にするな!3・30全国総決起集会が成田市天神峰に全国から1520名を結集して意気高く開催された。
開会宣言を鈴木幸司さんがおこない、主催者あいさつに立った北原事務局長は、「国家暴力を許してはいけない。30年前の開港を阻止したように闘おう」と訴えた。
基調報告に立った萩原事務局次長は、閣議決定から42年、開港から30年、完全民営化と言っているがツギハギだらけの空港だ。収用法を適用できない。空港会社は暫定滑走路をどんどん北に延ばすと言っている。土地取り上げの先兵は裁判所だ。資本主義は農協問題を解決できない。FTA交渉をどうするのか。農民が決起することを訴えてきた。農業問題は労働者の課題でもある。農民は土地を武器に闘う。土地は人民のものであり、労働者、農民が一体となってはね返そう。10・5の集会に三千人を集めよう」との基調報告をおこなった。
そして闘争報告の最初に動労千葉を代表して田中委員長が08春闘の闘争報告をおこなった。
次に、鈴木謙太郎さんが「低賃金・貧困と農民切り捨ては一体。FTAに反対しよう」との農民アピールを読み上げた。
農地を守る闘いに勝利しようでは、市東孝雄さんが「このままでは農民は生きていけない。日本に農民はいなくなる。収用法の変わりに農地法で取りあげようとしている。1億8千万でも土地は売りません。これからもずっと闘っていく。延伸阻止へ、裁判闘争の支援をお願いします。」と決意を表明した。その後に顧問弁護団も登壇し、裁判闘争勝利への決意を語った。
闘争現場からの報告では、不起立闘争を闘う教育労働者、郵政民営化と闘う全逓労働者、基地撤去を闘う沖縄現地からの報告がされた。
カンパアピール、住民団体、共闘団体からの決意表明を受けた後、集会宣言が反対同盟の野平聰一さんが読み上げられた。
集会終了後、市東さんの耕作地までのデモを闘いぬいた。
田中委員長の闘争報告
三里塚も国鉄も重大な決戦になっている。原点にかえってともに闘う。時代は動いている。労働者、農民の力で歴史をどう作るのかが焦点だ。動労千葉は3月14?15日、08春闘勝利、第二の分割・民営化攻撃としてある外注化阻止へ24時間ストを闘った。そして今も闘争体制を継続している。20年間で社会のあり方が変わってしまった。労働者、農民が犠牲にされてきた。労働者の根底的な怒りを組織し、この体制を変えるのはわれわれの力しかない。全世界で労働者の叛乱が起こっている。
ライフサイクルは運転士をたらい回しする攻撃だ。JR体制は崩壊している。そして安全の崩壊が尼崎事故になった。資本とともに闘いを忘れた労働組合に責任がある。1047名闘争は3月13日、判決が出た。1047名闘争も危機を迎えている。4・26全国集会を尼崎でおこなう。革マル結託体制の崩壊は、われわれに勝利の道を示している。
万国の労働者団結せよ!の言葉のように競争を止めよう。団結する力を取りもどそう。