ホームと最大37cmの段差!安全破壊のワンマン化反対!

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◎激しいホームとの段差。運転士一人で対応など不可能だ!

 

久留里線(木更津~久留里駅間)のホームからステップまでの段差を調べたところ、15cm以上の段差がある駅が11駅中9駅、さらに4駅は25cm以上の段差があった(左表参照)。さらに、車両の床までは15cmのステップがある。合計すれば、最大で52cmの段差だ。
久留里線は、年配の方にも利用されている。また、最も段差の激しい小櫃駅は小学生の通学で利用される駅だ。当然、乗り降りに手助けが必要な場合もある。しかし、駅員のいる駅は3駅(木更津、横田、久留里)のみである。
これまでは、運転士と車掌とで対応することで乗客の安全を確保してきた。しかし、ワンマン化されれば運転士一人で対応することになる。事故や遅れの原因となることは明らかだ。
◎安全破壊のワンマン化反対!
今回のワンマン化にむけては、運転士に十分な訓練も行わずに実施されようとしている。久留里線を走る車両は去年の12月1日より導入された新型だ。30年来運転してきた車両とは全く違うシステムの車両での運転。それに加え、運賃の精算、乗客への案内・対応…。とても運転士一人が担える業務ではない。それを34本中24本もの列車でワンマン化しようとしている。
運行や乗客の安全を守る設備・体制も整わず、運転士の訓練も不十分。この状況の中で3月16日のダイヤ改正でワンマン化し、要員も削減しようとしている。これでは、安全な運行など到底不可能だ。
利益のために安全を犠牲にし、要員削減をもたらす。久留里線のワンマン化、絶対反対!

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