ダイ改ー乗務員の基本要求と各支部要求で団交  

地域切り捨ての外房線・内房線の列車削減阻止!
長時間拘束勤務およびロングラン行路撤廃!

運転保安確立で闘おう!

ダイ改ー乗務員の基本要求と各支部要求で団交  

 2月26日と3月1日、3月ダイ改に関する団体交渉を千葉支社と行った。

【基本要求】
 まず組合側から、今回の外房線5本の列車削減は実質的に「茂原・一ノ宮系統分離」であり地域を切り捨てる重大な削減であること、内房線の1往復削減も学生の通学の足を奪うものであることを突き付けた。
JR千葉支社は、「利用状況を勘案して削減した」との回答に終始した。
 しかし、千葉発18時34分、20時38分の勝浦行きには、最終の勝浦で30名規模の乗客がいる。こうした事実を全く無視して列車削減だけを進めるているのがJRの姿だ。しかも武蔵野線をはじめ首都圏では増発し、新駅開業などが検討されている。儲かるところには列車を走らせ、ローカル線は切り捨てるというJRの姿勢を徹底的に糾弾した。
 乗務中の食事時間(朝食40分、昼・夕食60分)、睡眠時間(着発6時間)の確保は運転士が人間らしく働く最低限の要求だ。会社は、「可能な限り確保している」と回答してきたが、実際には程遠い状況だ。
長時間拘束やロングランの問題についても、「効率性と乗務員の働きやすさを追求して作成している」と回答している。しかし、乗務が400㎞を超える行路が千葉運輸区だけでも4行路、その他にも京葉派出や鴨川、佐倉、銚子でも強制されている状況だ。
 泊勤務の乙行路の軽減要求に対しては、「乙行路が長いのは承知している」と回答してきた。しかし、「招致」していながら全く改善しようとしない千葉支社に、怒りの声が上がった。

【習志野運輸区】
 この数年、支部からは、大型S字行路や2時間以上のロングラン行路の解消が最大の課題であると改善を求めてきた。しかし、業務移管により行路がいびつ化していることから、一旦ダイヤを白紙にして中野電車区含めて検討すべきことを突き付けてきた。

【千葉運輸区】
 ロングランの関係では、とくに110行路は13時42分に千葉を乗り出し、大網~成東を3往復するなど3時間23分も乗りっぱなしだ。
 また、251行路(NEX行路)では、休憩時間が千葉、東京で設定されているが、高速で乗務した後にもかかわらず24分しかなく、これでは体を休めることすらできない状況だ。 

【鴨川運輸区】
 210行路は持ちきりが多く中身がひどい。とくに、千葉~勝浦間1往復については、他区との差し替えが必要だ。
 また、206行路、207行路は日勤にも関わらず出勤時間が早すぎることを指摘し、会社も「検討する」と回答せざるを得ない状況だ。

【木更津運輸区】
 久留里線の久留里~上総亀山間では、5時間以上も列車が運行されない事態は、沿線住民にとって死活問題となっている。久留里~上総亀山間の列車運行を直ちに復活させることが最大の課題だ。ワンマン運転の関係では、953Dについては、乗客対応も含めてツーマン運転を要求しているが、会社は「利用状況に応じて対応している」との回答を繰り返すだけだ。
設備の関係では、小櫃駅ホーム段差について「規定の範囲内の段差だ」と回答した。これには怒りの声があがった。
 一方、動物との衝突対策が課題になっている。会社は、「新たな対策を久留里線で2カ所に行う予定である」との回答を行ってきた。

【佐倉運輸区】
 287行路の乙行路は出発から成田折り返しまで4時間を超える超ロングラン行路であり、改善は待ったなしだ。さらに、295行路も4014M~4013Mでの転動防止解除があり、千葉乗り継ぎまで高速運転が続き、3時間を超えるロングランだ。会社は、「効率性と乗務員の働きやすさ」だととんでもない回答をしてきた。ロングランが働きやすいなどというのは、もってのほかだ。断じて許せない。
 一方、過酷な業務を強いておきながら組合が強く申し入れている各駅への乗務員用トイレの設置申し入れに対しては、「設置の考えはない。行く場合には指令に連絡してもらいたい」との回答だ。この間、トイレ問題で組合員が処分された。このような事態を絶対繰り返してはならない。乗務員トイレは絶対に必要だ。 
【銚子運輸区】
 7行路が「特休または予備」のあとの単独日勤になっているため、出勤・退勤時の負担になっている。実際、予備になると年休で休む者も多くいるのが現状だ。
 また、泊行路がダイ改ごとに大型化している。18行路は、拘束20時間36分、常務キロ420.8km、退勤は12時41分だ。これには平成採からも怒りの声があがっている。

【千葉派出要員削減問題】
 一方、千葉支社は、乗務員がよりどころにしている千葉派出所の要員を削減し、4徹から2徹にしようとしている。千葉派出所以外は12年10月、CTSに外注化されている。そのため、指令からの指示は千葉派出に集中している状況だ。事故や車両故障が発生しても外周の派出では対応させず、千葉派出が内房線の岩井や外房線の勝浦まで出動して対応しているのが実情だ。
 千葉支社が提案した2徹では、千葉駅から他の場所に行くことすらできなくなる。千葉派出の要員削減問題は、検修だけではなく、運転士を含めた重大な問題だ。団交の中でもこの点を徹底的に追求してきた。
 あらためて、反合・運転保安確立に向けて全力で闘おう。