国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 」(鉄電) 千葉 2935 ·2939番 電話|(公) 043(222)7207番
結成20周年
新たな大躍進
日刊 寻動労千菜 NOLDS
に向け出発!
2000.3.20NO. 5104
組織破壊攻撃の道具
にされた「シニア協定」 東労組·会社一体で仕組んだ不当労働行為
業務の全面的的な外注化とワンセットにな
とも事前にセットされていた。
の弱点である管理者層へのタガはめを行うこ た「管理部会大集会」を設定し、東労組の最大 催で、会社と組合のアベック講演を内容とし
しかも、3月4日にはあらかじめ東労組主
をせよ」というキャンペーンだ。 した」「国鉄改革完遂、JR連合·国労解体 障はJR東労組加入しかないことがはっきり
けが再雇用される」「他労組組合員の雇用保
第二の雇用安定協約締結」「東労組組合員だ その内容は、「60歳以上の雇用確報実現」「
われ、各級機関のビラまでまかれている。 鉄規模で社宅、職場へのビラ入れが一斉に行
のだ。しかも、修正提案当日の午後には全国
緑の風」号外)が前日のうちに送られていた の修正提案や「覚書」を妥結した旨のビラ(「 東労組の各分会には、翌日提案されるはず
組まれた「シニア協定」
組織破壊攻撃として仕
う主旨の文言をもり込んでいる。
な『雇用』の確保という目的をもつもの」とい た真面目なシニア社員の定年退職後の実質的 し、それに「(シニア制度は)国鉄改革を担っ
する覚書」まで事前に用意して同じ日に締結
しかも合わせて、「今後の雇用の基本に関
合意していたものだったのだ。
この提案は、東労組とだけは事前に協議し、 的に強要するようなやり方は明らかに不当労
を行い、東労組はその場で妥結したが、実は かのような形式だけ作って、他の組合に一方
JR東日本は3月1日、各組合に修正提案 たものを、あたかも同じ日に一斉に提案した
まれているのだ。
と東労組の合作で、組織破壊攻撃として仕組
をめぐるばかりではない。その全体が、会社
「シニア協定」をめぐる問題点は、提案内容
いない。
あけて見れば、協定にワンセットで盛り込ま
ところが「リンクしない」どころか、フタを クするものではない」と回答していたのだ。 とに対して、会社は「関係はあるが直接リン 用されるのか明らかにするよう申し入れたこ に関する提案について、どのような関係で運
と、一九九七年三月の鉄道事業等の委託拡大
た。逆に、組合側から、シニア制度提案提案
いて会社側からの積極的な主張は全くなかっ
書かれておらず、交渉の過程でもこの点につ 組は、なぜこのことについて、一言も語らな
「業務委託を深度化する」ということは一行も 昨年12月の提案にも、3月の修正提案にも、
かった。意図的に隠したとしか考えられない。
提案の時点ですら、会社は全く明らかにしな っては「寝耳に水」のことだ。3月1日の修正 的な外注化を容認したということは、その時
いをすることなどは、東労組以外の組合にと 一年以上も前に、まず真っ先に業務の全面
年後の再雇用の機会も与えないという取り扱 年以上まえから準備されていたということだ。
いることも、協定を締結しない組合には、定 卑劣なやり方は、会社と東労組によって、一
業務の全面的な外注化がワンセットにされて 別·選別と組織破壊攻撃の道具にするという
とくに、協定文のなかで、「シニア制度」と 理化を労使一体で推進し、しかもそれを、差 つまり、定年延長や継続雇用を否定し、大合
しないと回答していた
外注化とは直接リンク
わめて悪質な違法行為である。
んだとしか考えられないが、その意味ではき 会社と東労組が共謀して組織破壊攻撃を仕組
での雇用という切実な課題を人質にとって、 働行為だ。それは、60歳から年金支給年令ま
御用組合とだけ協議を重ね、事前に合意し
間をかけて準備されたものであることは間違
った協定内容も含め、どう考えても相当の期
「シニア協定 の実態
4
よう。
R総連を解体し、組織の強化·拡大を実現し 〇〇〇年春闘をストライキで闘いぬこう。J
現、JR貨物の超低額回答打破」を掲げ、二 攻撃を怒りの声ではね返そう。「定年延長実 開しよう。「シニア制度」を利用した組織破壊
定年延長を実現するために全力で闘いを展
の裏切りを断じて許すことはできない。 いのか。なぜ黙っているのか。われわれはこ
然の要求をなぜ真っ先に放棄したのか。東労· 定年の延長を」という、労働組合としての当 葉
たに等しいことだ。「業務の外注化ではなく、 点で「定年延長などしなくてもいい」と認め
していた「覚書」とそっくり同じ内容のものだ。
おり、昨年一月にJR東日本と東労組が締結
外注化推進」という部分は、先にも述べたと
しかも、今回協定に盛り込まれた「業務の されていた裏切り!
一年以上前から準備
と自体も違法行為だ。
妥結しない組合は対象にならない」とするこ
規則には盛り込まない。協定化が前提だから 次項とされている。それをわざわざ、「就業
職条件は、法律的にも就業規則で定めるべき は、退職条件の一部を構成するものだが、退
為に他ならない。
さらに言えば、退職後の再雇用あっ旋など
ことを示している。これも明白な不当労働行
ら、東労組とはこのような議論を行っていた れは、東労組以外の組合にはウソをつきなが
れていたのである。まさに不誠実団交だ。こ
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
結成20周年
新たな大躍進
日刊 寻動労千菜 NOLDS
に向け出発!
2000.3.20NO. 5104
組織破壊攻撃の道具
にされた「シニア協定」 東労組·会社一体で仕組んだ不当労働行為
業務の全面的的な外注化とワンセットにな
とも事前にセットされていた。
の弱点である管理者層へのタガはめを行うこ た「管理部会大集会」を設定し、東労組の最大 催で、会社と組合のアベック講演を内容とし
しかも、3月4日にはあらかじめ東労組主
をせよ」というキャンペーンだ。 した」「国鉄改革完遂、JR連合·国労解体 障はJR東労組加入しかないことがはっきり
けが再雇用される」「他労組組合員の雇用保
第二の雇用安定協約締結」「東労組組合員だ その内容は、「60歳以上の雇用確報実現」「
われ、各級機関のビラまでまかれている。 鉄規模で社宅、職場へのビラ入れが一斉に行
のだ。しかも、修正提案当日の午後には全国
緑の風」号外)が前日のうちに送られていた の修正提案や「覚書」を妥結した旨のビラ(「 東労組の各分会には、翌日提案されるはず
組まれた「シニア協定」
組織破壊攻撃として仕
う主旨の文言をもり込んでいる。
な『雇用』の確保という目的をもつもの」とい た真面目なシニア社員の定年退職後の実質的 し、それに「(シニア制度は)国鉄改革を担っ
する覚書」まで事前に用意して同じ日に締結
しかも合わせて、「今後の雇用の基本に関
合意していたものだったのだ。
この提案は、東労組とだけは事前に協議し、 的に強要するようなやり方は明らかに不当労
を行い、東労組はその場で妥結したが、実は かのような形式だけ作って、他の組合に一方
JR東日本は3月1日、各組合に修正提案 たものを、あたかも同じ日に一斉に提案した
まれているのだ。
と東労組の合作で、組織破壊攻撃として仕組
をめぐるばかりではない。その全体が、会社
「シニア協定」をめぐる問題点は、提案内容
いない。
あけて見れば、協定にワンセットで盛り込ま
ところが「リンクしない」どころか、フタを クするものではない」と回答していたのだ。 とに対して、会社は「関係はあるが直接リン 用されるのか明らかにするよう申し入れたこ に関する提案について、どのような関係で運
と、一九九七年三月の鉄道事業等の委託拡大
た。逆に、組合側から、シニア制度提案提案
いて会社側からの積極的な主張は全くなかっ
書かれておらず、交渉の過程でもこの点につ 組は、なぜこのことについて、一言も語らな
「業務委託を深度化する」ということは一行も 昨年12月の提案にも、3月の修正提案にも、
かった。意図的に隠したとしか考えられない。
提案の時点ですら、会社は全く明らかにしな っては「寝耳に水」のことだ。3月1日の修正 的な外注化を容認したということは、その時
いをすることなどは、東労組以外の組合にと 一年以上も前に、まず真っ先に業務の全面
年後の再雇用の機会も与えないという取り扱 年以上まえから準備されていたということだ。
いることも、協定を締結しない組合には、定 卑劣なやり方は、会社と東労組によって、一
業務の全面的な外注化がワンセットにされて 別·選別と組織破壊攻撃の道具にするという
とくに、協定文のなかで、「シニア制度」と 理化を労使一体で推進し、しかもそれを、差 つまり、定年延長や継続雇用を否定し、大合
しないと回答していた
外注化とは直接リンク
わめて悪質な違法行為である。
んだとしか考えられないが、その意味ではき 会社と東労組が共謀して組織破壊攻撃を仕組
での雇用という切実な課題を人質にとって、 働行為だ。それは、60歳から年金支給年令ま
御用組合とだけ協議を重ね、事前に合意し
間をかけて準備されたものであることは間違
った協定内容も含め、どう考えても相当の期
「シニア協定 の実態
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よう。
R総連を解体し、組織の強化·拡大を実現し 〇〇〇年春闘をストライキで闘いぬこう。J
現、JR貨物の超低額回答打破」を掲げ、二 攻撃を怒りの声ではね返そう。「定年延長実 開しよう。「シニア制度」を利用した組織破壊
定年延長を実現するために全力で闘いを展
の裏切りを断じて許すことはできない。 いのか。なぜ黙っているのか。われわれはこ
然の要求をなぜ真っ先に放棄したのか。東労· 定年の延長を」という、労働組合としての当 葉
たに等しいことだ。「業務の外注化ではなく、 点で「定年延長などしなくてもいい」と認め
していた「覚書」とそっくり同じ内容のものだ。
おり、昨年一月にJR東日本と東労組が締結
外注化推進」という部分は、先にも述べたと
しかも、今回協定に盛り込まれた「業務の されていた裏切り!
一年以上前から準備
と自体も違法行為だ。
妥結しない組合は対象にならない」とするこ
規則には盛り込まない。協定化が前提だから 次項とされている。それをわざわざ、「就業
職条件は、法律的にも就業規則で定めるべき は、退職条件の一部を構成するものだが、退
為に他ならない。
さらに言えば、退職後の再雇用あっ旋など
ことを示している。これも明白な不当労働行
ら、東労組とはこのような議論を行っていた れは、東労組以外の組合にはウソをつきなが
れていたのである。まさに不誠実団交だ。こ
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!