3・30AGC株主総会闘争
3月30日、コロナ禍で日本の支援共闘のみで闘われていたAGC株主総会闘争に、韓国から3人の遠征闘争団の仲間が来日しました。夕方は「違法派遣糾弾!AGCは正規雇用せよ!3・30旭支会支援共闘集会」が亀戸・カメリアで開催されました。つづく31日には、AGC本社抗議申入れ行動を行い、AGCは担当者不在として今回も対応を拒否、抗議行動を展開しました。その後、遠征闘争団は関西へ移動し、AGCの尼崎・関西工場で宣伝行動を行い、関西の支援共闘の仲間と交流を深めました。
韓国ユン政権は労組弾圧やめろ!
韓国民主労総・旭非正規職支会の解雇撤回・職場復帰をかけた闘いは9年を迎えようとしています。AGC(旭硝子)の違法派遣(韓国では製造業への労働者派遣は違法)を断罪する闘いが前進し、地位確認訴訟1審2審、違法解雇の損害賠償裁判、派遣法違反刑事1審で組合の勝利判決が続き、最高裁での勝利判決が出て、組合員が正社員として職場復帰を果たす日は近いと思われていました。
ところが2月17日、韓国テグ高裁は派遣法違反の刑事裁判で被告のAGC韓国に逆転無罪判決を出して衝撃が広がりました。1審では当時のAGC韓国社長に対して懲役6か月、AGC韓国に対しても罰金刑、雇用主の請負会社にも有罪判決だったのです。韓国における長年にわたる違法派遣をめぐる判断基準をくつがえす乱暴な判決に韓国で怒りと弾劾が強まっています。
「民主労総を北朝鮮のスパイ」とでっちあげ弾圧を強行するなど、ユン・ソンニョル政権の労働組合敵視政治が進行しているからです。そして、米バイデン政権が、本来中国の国内問題である「台湾問題」に介入して、「世界秩序(米主導の)への挑戦」だとして、習近平政権打倒の全面戦争を射程にいれた政治を始めていること、日本も韓国もそれと一体化する道を進み、関生弾圧・JRにおける「労組なき会社」、民主労総弾圧と労働組合を敵視しているからです。
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「非正規職撤廃」は、新自由主義の攻撃の中で全世界の労働者の共通のスローガンとなっています。動労千葉の外注化阻止闘争の核心でもあります。労働者の国境をこえた団結で戦争に反対し、労働者がまともに生きている社会を建設するために、韓国の労働者と団結して勝利しよう。
千葉労組交流センター定期総会
4月2日、DC会館において千葉労働組合交流センターの第34回定期総会が開催されました。
①職場に階級的労働運動を実践・復権する闘い。➁交流センターの組織強化の取り組み。③労働組合再生へ11・19日比谷野音の大結集で示そう。新・3労組アピールを全力で推進しようと、議論が交わされました。その後、ちば合同労組との職場交流会に合流しました。
職場に労働運動を!千葉交流センターは、職場・産別をこえて経験を共有し、何か事あれば「よってたかって」闘いを支援し、千葉県における労働運動を甦らせる中心となっていきす。