第20期(2020/04~2021/03)労働学校案内

第20期(2020/04~2021/03)労働学校のご案内

第20期労働学校への参加を呼びかけます

動労千葉が設立した労働者学習センターの労働学校は2001年に始まり、今年4月で20期目を迎えます。
労働学校を始めるにあたって当時の学校長であり、今は亡き中野洋動労千葉元委員長は、以下のように呼びかけました。
「総評傘下の組合は、おしなべて『労働学校』を常設し、全組合員を対象としたマルクス主義の学習活動が盛んに行われていました。労働組合の学習活動は、ただ『物知り』になるために、ちょっとばかり『学』のあるところを人に見せるためにやるのではありません。労働組合の団結を強化し、資本と対決し、その攻撃をうち破るために絶対必要だからです。労働組合にとって『たたかい』と『学習』は車の両輪なのです。」(第1期労働学校案内から)
歴史は音をたてて動き出しています。「2019年は、特筆すべき『騒乱の年』と定義づけられるかも知れない。2020年は、2019年以上に大規模デモが世界を揺るがすかもしらない」(日経新聞209年12月27日付)その背景には広がる貧富の格差、貧困などへの怒りが世界を覆いつくしている現実があります。日本も例外ではありません。格差の拡大、貧困、総非正規化、改憲と戦争に対する怒りの決起が始まっています。
この激動・騒乱のなかで求められていることは、闘う労働組合が歴史の最前線に登場することです。闘う労働組合の再生です。職場で資本と対決する闘いをつくりだすことです。
同時に労働者、特に若い労働者が労働者であることに自信をと誇りをもって資本や社会に対して主張できる理論を学ぶことが切実に求められています。それが労働学校だと考えます。
多くの労働者、とりわけ青年労働者の参加を呼びかけます。

講座の進め方

① 田中学校長によるテーマ毎の講演
② 講師によるテーマ毎の講演
③ 質疑応答・討論 ※職場闘争の報告(テーマに沿い適宜)
④ 感想文の提出
⑤ 交流会

第20期(2020/04~2021/03)カリキュラム(予定)

開校式 2020年4月18日(土) 13:00~

◆動労千葉の歴史と闘い

講師 田中 康宏(動労千葉前委員長)
反合理化・運転保安闘争を中心に動労千葉の歴史と闘いを提起する。職場の実践に具体的に適用できる内容である。

4月18日(土)13:00~

◆労働組合入門

講師 白井 徹哉(ちば合同労組書記長)
動労千葉の闘いに学び、この間新しい組合を結成した経験から、その教訓を提起する。

5月16日(土) 13:00~

◆階級的団結論

講師 片峯 潤一(動労総連合書記)
『共産党宣言』の生きた実践である動労千葉労働運動を階級的団結論を中心に提起する。

6月20日(土) 13:00~

◆労働法制改悪―「働き方改革」との闘い

講師 山本 志都(弁護士)
JRの「ジョブローテーション」攻撃に示されているように、「働き方改革」攻撃も新たな段階に入った。その攻撃の内容を提起する。

7月18日(土) 13:00~

◆「新自由主義とはなにか」

講師 藤村一行氏

8月29日(土)・9月19日(土) 各13:00~

◆韓国民主労総の歴史とたたかい

講師 金 元重(千葉商科大学教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
民主労総がろうそく革命をとおして組織拡大し100万人の組織になった。なぜ拡大したのかについて提起する。

10月17日(土)13:00~

◆日本労働運動史

講師 井町 哲生(労働運動研究家)
日本での新自由主義政策の出発点となった国鉄分割・民営化に抗し、30年以上闘い続けている国鉄1047名解雇撤回闘争を柱とする国鉄闘争の切りひらいている地平。

11月21日(土) 13:00~

◆社会保障改悪との闘い―医療介護をめぐる闘い

講師 山部 明子(社会保障制度研究家)
「働き方改革」と全世代型社会保障、そのもとでの医療・介護体制の大再編―破壊が進んでいる。闘いの方向を提起する。

12月19日(土)13:00~

◆帝国主義と戦争

講師 久木野 和也(ちば合同労組執行委員)
医療・福祉を削って軍事費に税金をつぎ込む日本。安保戦争法のもとで加速する軍事大国化の現在地と戦争が起きるメカニズムを解説。労働者にとって戦争とは何かを明らかに。

2021年1月16日(土) 13:00~

◆戦争のない社会は実現可能か?

講師 久木野和也
改憲との歴史的決戦に突入している。労働運動再生の闘いとして戦争・改憲阻止!大行進運動の発展をいかにかちとるか。

2月20日(土) 13:00~

◆「戦争と改憲攻撃について」

講師 藤田城治(弁護士)

弁護士であり、憲法と人権の日弁連を目指す会の藤田先生が昨年に引き続き講義します。

3月20日(土) 13:00~

◆「階級的労働運動の前進のために」

講師 木下浩平(港合同・昌一金属支部書記長)

修了式2021年3月20日(土) 16:00~

 

受講生募集要項

●開校時期 2020年4月18日(土)~2021年3月20日(土)
●募集人員 40人程度 ※各講座毎の受講も受け付けます。
●入学手続  受講申込書に必要事項を記入し、受講料をそえて労働者学習センター事務局へ申し込んでください。講座毎の受講は当日に受け付けます。
●学習期間 2019年4月~2020年3月、毎月第3土曜日 ※8月は第5土曜日。変更の場合は事前に連絡します。
●受講料  1万円(資料代などの費用が含まれています) 講座ごと受講生は1回1000円
●納入方法 一括納入、分割納入どちらでもかまいません。送金は労金口座振込、郵便振替、現金書留でお願いします。受講日当日、受付にて現金納入も受け付けます。
●修了資格 毎回感想文を提出し所定のカリキュラムを修めたものには修了証書を交付いたします。
●学習会場 DC会館/会議室(JR総武本線・東千葉駅前)

受講料納入方法

●現金書留  労働者学習センター事務局 宛
〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC会館内

●振込
①中央労働金庫千葉支店(261)普通預金5050418 口座名称「労働者学習センター」
②郵便振替 口座番号00140-5-605635 口座名称「国鉄千葉動力車労働組合」
※通信欄に「第20期労働学校受講料」とご記入下さい。

その他、不明な点がありましたら下記の労働者学習センター事務局までお問い合わせ下さい。

千葉市中央区要町2-8DC会館内 労働者学習センター事務局
TEL043(222)7207 FAX043(224)7197
ホームページ http://www.doro-chiba.org/
Eメール school@doro-chiba.org

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