11.3全国労働者総決起集会への海外からの連帯メッセージ

ロサンゼルス統一教組(UTLA)
 写真の説明はありません。アーリーン・イノウエ

 日本、そして世界中から参加された姉妹兄弟のみなさん、
 私たちは、お互いに励まし合い希望を分かちあっています。みなさんは長い間ずっと揺るぎない確信のもとで闘ってきました。どのような社会をつくるために闘うのかというビジョンを明確に持ち続けてきたのです。私たちは、自国と世界中の人びとが平和を維持し、正義を重んじて公平で公正な社会になることを追求し続けるのがどれほど重要かと、毎年認識させられます。権力を持ち強欲にまみれた勢力は、私たちを分断し、征服しようとあらゆることをやり続けてくるでしょう。
 しかし、私たちは絶対に打ち勝ちます。アメリカの教育労働者組合はどんどんと力をつけてきて強くなり、教育労働者と保護者、それにコミュニティーの声はもはや止めることはできません。今年1月のロサンゼルスで闘われた私たちUTLAのストライキは、公教育というものの枠組みを変えたのです。
 いまや世界は、何が起きてきているのかを知りました。大企業や富裕層の利益団体が、公教育への資金を打ち切り、民営化を推進している現実を理解したのです。私たちUTLAは、生徒やその家族が必要としていることを、そして社会正義の問題とコミュニティーが直面している重要な課題を取り上げてくることができました。
 https://www.godoroso-zenkokukyou.org/grz/wp-content/uploads/p20190209a.png7日間のストライキの大衆のパワーで、私たちは勝利したのです。私たちは、10月25日に、シカゴ教員組合(CTU)とサービス従業員国際労働組合(SEIU)の一部組合員が闘っているストライキに連帯する行動に起ちます。
 私たちは、みなさんの国際連帯集会と労働者総決起集会に連帯し共にあります。姉妹兄弟のみなさん、闘い続けてください。私たちは必ず勝利します。
 連帯を込めて
 頑張ってください

■サンフランシスコ労働者評議会/社会的経済的正義委員会・共同代表
 ロジャー・スコット

 兄弟姉妹の皆さん、
 残念ながら、11・2労働者国際連帯集会と11・3全国労働者集会・改憲阻止!1万人行進で、勇敢かつ人間的な私の友人たちと共に腕を組むことができません。
 しかしながら、全世界の労働者人民が支持するこの重要な闘いを心の中で支持し参加します。皆さんの闘いは、人間的精神の発展を助け、平和と社会的・経済的正義のための国際連帯の闘いが私たちの人間性を高め勝利に導くことを世界の人民に確認させるものとなるでしょう。

■運輸労働者連帯委員会
 スティーブ・ゼルツァー
 兄弟姉妹の皆さん、
 残念ながら来る11月の集会とミーティングに参加することができません。
 しかしながら皆さんの努力と闘い、とりわけ全く不当な逮捕攻撃を受けている関生支部支援の闘いに全面的に賛同します。彼らの即時釈放を求める国際的な支援が必要です。この闘いに関わるビデオまたはニュース・情報をお送り下さい。
 連帯を込めて

■トルコ国際労働者連帯協会〈UID-DER〉
 「アーリーン・イノウエ」の画像検索結果兄弟姉妹の皆さん、
 トルコで闘う友人として、ここに全ての皆さんへのごあいさつをお送りできることを嬉しく思います。みなさんとの私たちの間には大きな物理的隔たりがありますが、肩の触れ合いを感ずるほどに近い存在になりました。この強い連帯の気持は、労働者階級の国際主義の深い泉から湧き出てきます。
 世界の至る所で私たちの階級的友人たちが闘っています。私たちは一人ではなく連帯の中にあることを確信しましょう!
 世界中で労働者階級に対する資本家階級の攻撃が吹き荒れています。この攻撃はいずれの国でも、民営化、規制緩和など同様な形で仕掛けられています。日本の鉄道や関生などにおける攻撃は、この普遍的な攻撃の特徴をよく示しています。トルコでも全く同様な攻撃が掛けられています。労働者階級はいずれの国でも共通の抑圧に直面しており、民主主義的と思われている日本の様な成熟した国家でも同じ凶暴な抑圧がまかり通っています。
 私たちが握りしめている最も重要な力の一つは、国際連帯への深い関与です。労働者階級の国際主義がなければ、私たちは最終的に資本家階級に打ち勝つことは出来ません。私たちは世界の労働者との連帯にかけ、民族主義の罠に陥らずに闘い抜いて行かねばなりません。
 皆さんが毎年取り組む11月集会は、労働者階級の国際主義の伝統を示す素晴らしい範例となっています。この伝統を継続するための絶えざる努力に敬意を表します。
 心からの国際連帯の気持を込めて、全ての皆さんを抱擁します。

■中国鉄道労働者連合会

 中国鉄道労働者連合会は11月3日、日本での全国労働者総決起集会、改憲阻止の1万人大行動の招請状をいただき、とても奮い立ち、元気づけられています。日本の労働者の勇敢さと正義に心からの敬意を表します。
 日本国有鉄道が私有化されて民営企業となった結果、日本の鉄道労働者の労働が不断に強化され、心身の疲労は耐えられないものとなり、まともな生活を送れなくなり、国有鉄道時代には想像できなかった事故が、今日、日本の鉄道では絶えず起きています。これを私たちは鮮明に理解しています。
 11月全国労働者総決起集会と一万人大行進は、日本の戦闘的労働者が全世界の鉄道労働者と全労働者に対して、団結を呼びかけています。残酷な現実の抑圧は、ただ労働者の国際団結だけが、搾取をなくし、戦争を阻止し、社会を改造できるのだということを各国の労働者に自覚させています。日本の鉄道労働者がつかんだこの核心は、中国の鉄道労働者が学ばなければならない極めて大きな価値があります。
 ずっと昔から、中国の鉄道労働者は暴力的統治の下で抑圧を受けており、不撓不屈に闘ってきました。
 インターネットによる監視とコントロールは、顔認識システムの存在にまでおよび、さらにメディアがコントロールされ、至る所に危険がある中で、中国鉄道労働者連合会は行動が多く制限され、進んでいけなくなっています。11月3日に、日本の集会現場で声援を送れず、極めて残念です。
 80年代の中国の改革の中で、鉄道とその他の国有企業は同じように、仕事の請負を盛んに行い、新たなサービスを提供することで利益を上げました。鉄道労働者の労働条件は低下し、「鉄道職場に不正が横行する」問題が蔓延し始めました。さらに事故が頻発し、鉄道局の上級管理者はこれを利用して大がかりな職場の「粛正」を行い、その結果労働者は奴隷と化したのです。
 2005年に行われた鉄道分局をなくして、駅区と合併する改革は、全路線の駅区の数を1491駅区から627駅区に減少させました。多くの鉄道労働者が一時帰休とされた以外は、故郷を離れることを迫られ、家からとても遠いところに出勤する相当な数の通勤労働者を生み出したのです。
 2015年、不況は石炭などの大量貨物の輸送量を大幅に減少させ、各鉄道局は欠損を出し、その結果、労働者の定昇は押さえられ、罰金審査の厳しさも不断に大きくなっていったのです
 2018年4月より、中国鉄道総会社は各鉄道局有限会社とともに、鉄道労働者の長期労働契約の解除を開始しました。8月には文書を出して、多くの労働者の長期労働契約を解除させました。その中には党員も含まれていますが、これは中国鉄道の会社化の始まりです。
 現在、中国鉄道も外注化方式で非正規労働者を雇い、正規職(長期労働契約労働者)の代わりにしています。この雇われた非正規労働者は中年になる前に労働契約を切られ(解雇され)ますが、こうして長期にわたって青年の労働者に代替するというのが目的なのです。この種の行為は労働者自身の権益をひどく侵犯するものですが、長期的目標から見ると根本的に国家と社会の発展には繋がらないのですが、権力者たちはそもそもこれを配慮しようとはしていません。
 中国鉄道労働者は等しく奴隷のような苦しみを受けていますが、声をあげることができません。声をあげれば、ただちに解雇の憂き目に遭い、家族を養えなくなるでしょう。
 法律は社会正義の最後のベースラインですが、労働者の団結がなければ、よりよい法律もこの国家では実現が困難です。昨年、何人かの仲間が北京のある駅の広場で、単に写真を撮って「616鉄道労働者デー」を宣伝しただけで、これを罪とされ、拘禁されました。その後、数名の仲間が期せずして同じ訴訟を提起し、二審判決がすでに出ましたが、すべて却下でした。今、再審を請求し、この裁判を通じて民主と自由を主張しています。もしある社会で、ロゴを掲げた(彼らは、616運動のロゴを書いた布を広げていた)だけで有罪ならば、これは地獄とどんな区別があるでしょうか?
 人類社会の進歩は人類の不断の闘争の結果です。私たちは全面的に11・3全国労働者の総決起による一万人大行進の集会を支持します。
 数年来、中国と日本の鉄道労働者の相互の連絡を通じて、日本の鉄道労働者の数多くの闘争経験を知り、これは中国鉄道労働者の闘争精神を鼓舞しています。私たちの非常に貴重な国際労働者の連帯、この友誼を長く永遠に続けていくことでしょう。
 私たちは団結を通じて一つの不可分な運命共同体をつくり、世界平和と発展のためにともに不断に努力して闘っていきましょう。

香港職工会連盟事務局長首頁
 李卓人(リー・ズーレン)

 親愛なる同志のみなさん、
 香港を力強く支援してくださるみなさんに感謝申し上げます。
 香港は主権移譲から22年を経て大変困難な状況にあります。この22年間、中国共産党は一切民主主義を進めてきませんでした。 人権は後退し、私たちの権利は侵されて来たのです。一国二制度の期間50年にまだ半分も過ぎていないのに……。人びとは絶望しています。22年のあいだにも民主主義はまったく進展していません。どんどん制限は増えています。ですから、民主主義を求める私たちの権利を取り戻したいのです。
 民主主義のない香港では、労働者は社会改革や労働法改革が実現できません。
 香港には労働時間の規制もありません。労働の権利改善を勝ちとるためには、民主主義を求める闘いが必要なのです。そして、今が香港にとってその時です。
 私たちは4ヶ月間反対運動を闘ってきました。そして、さらに激しい暴力で対峙され、民主主義を実現する決意をしたのです。中国本土でも労働者の権利は大変に制限されています。中国では人権も守られていません。
 私たち職工会連盟(CTU)は非正規職反対の闘いを支持します。香港の鉄道労働者にもまったく同じようなことが起こっています。香港の鉄道は、半分が民営化されています。25%を未公開株式のグループや個人株主が所有しています。したがって、私たちは鉄道のすべてを国有に戻そうと闘ってます。
 利益中心ではなく、人びとのためのものでなくてはなりません。ですから、皆さんの民営化と非正規職反対の闘いを支援します。みなさんがすべての闘いに勝利することを願っています。世界の労働者のあらゆる勝利が全世界の労働者の勝利です。
 平和を求めるみなさんの闘いも支持します。平和がなければ民主主義はありません。民主主義がなければ労働者の権利もすべての人の権利もなくなります。
 共に手を携えて、アジアと全世界の労働者のより良い未来のために闘いましょう! ありがとうございました。

結成40周年にあたって 動労千葉の闘いの歴史と切り開いた地平

結成40周年にあたって ① 団結の源泉=反合・運転保安闘争

 ② 分離独立 ③ 国鉄分割・民営化反対闘争 ④  外注化を阻止し続けた動労千葉の闘い

動労千葉 No.39
結成40周年 俺たちは鉄路に生きる 2019

●グラビア ―結成30周年~40周年の歩み
■結成40周年にあたって 国鉄千葉動力車労働組合
■結成40周年を祝う 各界からのメッセージ
■結成40周年記念 座談会■ 動労千葉の団結はいかにつくられたか
 
■第25回全支部活動者研修会-感想 ■闘いの軌跡 2009~2019年(年表)

結成40周年 動画

「俺たちは鉄路に生きる」30分短縮版/国鉄分割民営化と闘った労働者の記録

国鉄分割・民営化に反対して、その果敢な闘争ぶりで勇名をはせている勤労千葉の、85年11月から86年3月までの二波にわたるストライキの記録映画。

監督・撮影は、「切腹」「人間の条件 第1・2部」「人間の条件 第3・4部」「人間の条件 完結篇」など日本を代表する名カメラマンとしてだけではなく、

70年の安保闘争を記録した長編「怒りをうたえ」の監督としても知られる宮島義勇。 “「俺たちは鉄路に生きる」30分短縮版/国鉄分割民営化と闘った労働者の記録” の続きを読む

ドキュメント「檄」1988/国鉄労働者・闘いの記録/渡部幸雄・監督作品〔30分Ver〕

分割民営化の嵐の中で、2波のストライキに実力決起した動労千葉。

1987年4月から約一年にわたり、組合員一人ひとりの生活と労働、闘いと団結を記録する。

国鉄労働者の苦悩、葛藤、怒り、歓喜・・・が浮きぼりにされる。

動労千葉の労働者はどう闘ったのか、どのように団結を維持し勝利してきたのか・・
民営化と規制緩和の吹き荒れる中、必死でがんばりぬいているすべての労働者の必見の記録ビデオ

渡部幸雄・監督作品

配属差別、強制配転、基地統廃合
組織破壊攻撃との闘い
“ドキュメント「檄」1988/国鉄労働者・闘いの記録/渡部幸雄・監督作品〔30分Ver〕” の続きを読む

鉄道労組のゼネスト突入宣言文   2016年9月27日 全国鉄道労働組合中央争議対策委員会委員長 キムヨンフン

ゼネスト宣言文

労働は商品ではない! われわれの崇高な労働は使用者の意のままに決定され、いつでも廃棄処分することができる費用ではない。
公共部門を金儲けの手段として扱うのではなく、常に国家それ自体の目的として扱え。われわれの生産物は市場の食い物ではなく、市民の権利であり、共同体を支える社会共同性の要諦だ。資本の貪欲よりもわれわれすべての権利が優先する。
効率性という名で成果万能主義を装うな。誰かを蹴落としてのみ成果が出ると思い込んでいる市場主義者たちから市民を保護することは、放棄することができないわれわれの神聖な義務だ。
改革という名で国民をだますな。時代錯誤的な国定教科書、建国節騒動がパククネ式教育改革の本質ならば、彼らが主張する公共改革の終着駅は分割・民営化であり、労働改革の別の名はたやすい解雇だ。
今わが社会に最も重要な改革は、公共部門の市場化ではなく、街の商圏まで掌握して入って来た市場の横暴を制御する市場の社会化だ。公共部門の本当の改革は、天下り社長の前に列を成すことを強要する成果退出制ではなく、本当の主人である市民社会の経営参加だ。
労働組合を嫌悪するな! 労働組合が滅びた廃墟の中に経済民主化の花は咲かない。独裁の亡霊がよみがえり、戦争の危機は高潮した。安保危機と経済危機の震源地は、民心にさからい時代を逆行するパククネ政権だ。今、われわれが抵抗しなかったらそれは反逆だ。
賃金労働者の没落は内需市場の崩壊だ。安い穀物価格に苦しむ農民たちの苦痛だ。未来を失ってしまった青年たちは予備労働者であり、自営業者に追いやられた隣人は構造調整された労働者だった。われわれすべては互いを配慮する平凡な隣人だ。
医療保険無しに生きるように強要することは、健康に生きる権利を剥奪することだ。個人の経済的地位に応じてエネルギーを供給することは、正義ではない。民営鉄道に乗るようにすることは、移動の自由を制限することだ。
われわれは、沈没する船を置いて逃げたセウォル号の船長ではない。効率化という美名で圧迫する安全の外注化は、国家暴力だ。われわれは、加害者にも被害者にもなることはできない。
だからこそ、今日のわれわれの闘争は、わが社会を支配してきた嘘と迷信、すべての古いものとの決別だ。今日のわれわれの闘争は、明日の民衆の福祉だ。
今日のわれわれのゼネスト宣言は忘れずに記憶しよう。怒り、行動しようとしたわれわれすべての約束だ。無垢の子供たちを先に見送った生き残った大人たちとして、最小限の道理だ。勤労基準法を遵守せよと絶叫したチョンテイル烈士の前に捧げる追慕詞であり、国家暴力の犠牲になった故ペクナムギ農民に捧げる弔辞だ。
誇るべき全国鉄道労働組合組合員の同志の皆さん! われわれすべての自由と平等、正義と民主主義を守るために、恐れることなく前進していきましょう。私は皆さんと最も近いところで、勝利のその日まで、いつも共にします。トゥジェン!!

2016年9月27日
全国鉄道労働組合中央争議対策委員会委員長 キムヨンフン

 

2016.6.5 「正社員ゼロ━解雇自由」社会を許すな 動労千葉田中委員長


そして今日、私はこの場で1点だけを述べたいと思います。この時代だからこそ、国鉄闘争を私たちは断固としてこれからも継続していくという決意です。この時代だからこそ、国鉄闘争にもっと大きな力をぜひとも貸していただきたいと思います。
なぜそう訴えるのかということを簡単にここで提起をしたいと思います。いま安倍政権は憲法改悪と戦争に向かって突き進んでいます。この参議院選挙でも3分の2を占めたら改憲に向かって直ちに動き出す。戦争法案を強行しました。だけどこうした動きは国鉄分割・民営化から始まったことです。中曽根が言ったとおりです。「国鉄分割・民営化で総評・社会党をつぶして立派な憲法を安置する」ここから始まった。だからこの時代だからこそ、国鉄分割・民営化反対闘争を断固として継続しないといけない。そう思います。
もう1点です。その裏で戦後労働法制の抜本的な解体攻撃が進められてきています。正社員をゼロにするという攻撃です。解雇を自由にするという攻撃です。これは、もうひとつの改憲攻撃です。だけど、これがどこから始まったのかということです。これも国鉄分割・民営化攻撃の直接の継続です。あの国鉄改革法と派遣法が、ちょうど今から30年前、1986年に同時に施行された。これが労働者の権利を根本から打ち砕く、突破口を開いたんです。だけど僕らは、それに対して30年間、断固として抵抗し続けて、その攻撃をぎりぎりのところで押しとどめ続けてきた。そして、30年へた今、歴史は回りめぐって本当の決戦がきた。そう思っています。だからこそ、国鉄分割・民営化反対闘争を継続する。そう固く決意しました。
今日は韓国・民主労総、全国鉄道労組から2名の仲間を迎えてこの集会を開いています。多くの仲間が、ご存知のとおり、韓国・民主労総は昨年の4月からもう1年以上にわたるいく波にもわたるゼネストを闘いぬいています。このゼネストは韓国で行われようとしている、労働法制の抜本的な改悪、これに対する闘いです。民主労総の指導的な同志たちが多く獄中につながれ、本当にひどい大弾圧を受けながら、民主労総は断固として闘いを築いています。
韓国だけではありません。フランスだって、新聞を見てください、労働法制の全面改悪に対して、何度となく百数十万人によるゼネストが闘いぬかれています。民主労総はこの闘いを通してパククネ政権を惨敗に総選挙で追い込んで、さらにこの6月あらたなゼネストに立ち上がろうとしてるんです。だけど、日本ではまだ憲法改悪にも、労働法制改悪にも闘いはこれからです。なぜなのかです。
それはいったん、国鉄分割・民営化で日本の労働運動が決定的に打ち砕かれたからです。だからこの時代に必要なことは、もう一度、僕らの手で日本の労働運動をよみがえらせる。そういうことであると思います。これが実現できたときに、必ず日本の労働者は闘いに立ち上がる。私はそう確信しています。すでに闘いは始まっています。だって、昨年9月の戦争法案の強行に対して、日本の労働者は国会の前を埋め尽くし、そして全国で数百万人が戦争に絶対反対だ、その声をあげて立ち上がったんじゃないですか? だけど、ひとつまだ欠けてるんです。職場から労働運動を僕ら自身の手でよみがえらせる、その闘いの拠点をつくりだす、無数につくりだす。これがまだ、欠けています。これができて、戦争反対の声と結びついたら、日本の労働者は必ず、間違いなく、歴史を動かすその最前線に登場する。今日、この集会から新しい一歩を築き上げたい。そう私は考えています。
それはできるのか、私は必ずできると考えています。なぜかです。たとえばこの国鉄闘争で皆さんの力がこれだけ結集をしてくれてつくりあげたことを考えてください。国鉄闘争は国労をはじめとした戦後の日本の労働運動に歴史を残す大きな闘争でした。だけど、全部が旗を降ろしました。われわれだけが30年間こうやって闘いを継続しました。そして去年6月、国鉄分割・民営化攻撃のその根幹が、国家的不当労働行為であったことを僕らの手で確定させたんです。つまり、この30年間、国鉄分割・民営化を起点にして起きた日本の労働者に対する本当にひどいひどい攻撃、もうすでに4割―2000万人が非正規に突き落とされて、貧困、ワーキングプア、社会保障も教育も医療もなにもかもが破壊される。こうした30年間のその出発点である国鉄分割・民営化が不当労働行為であった、国家的不当労働行為であった。このことを確定させたんです。そしてそればかりか、その責任がJRにあったこと、このことも法的に確定させました。だから私たちはここからJRに直接、解雇撤回の責任をとらせる新しい闘いが始まる。そのことを宣言できるところまで来たんです。これは単に、国鉄分割・民営化の決着だけではありません。この30年間、後退を強いられてきた日本の労働運動がもう一回よみがえる、その確信(核心)をつかみなおす、そういう新しい闘いに今日を期して入りたい。そう思います。

それともう1点です。これは後で提起がありますから、私からは詳しいことは言いません。労働基本権、労働基準法、労働組合法、つまり労働者が血を流して闘って勝ち取ってきた一切の権利、戦後労働法制、もちろんこれは労働者の怒りの声を体制内的に取り込んでいく仕組みでもあったでしょう。だけど、ぼくらの闘いが、いや先輩方の闘いが築き上げた労働基本権が全部、安倍政権の手で打ち砕かれようとしています。だけど、これは間違いなく、深い深い労働者の怒りの声を呼び覚まします。
そうした兆候はもうすでに始まっています。たとえばつい先日の、あの「保育園おちた日本死ね!!!」あの怒りの声がたちまち広がったってこと、ここに示されています。だけど今、日本の労働者の権利を全部打ち砕こうという安倍政権の手で準備されているこの攻撃は、もっと深いところから、怒りの声を呼び覚ます。この闘いは、すべての労働者の怒りの声を結集し、統一をし、共同させ、そしてこれまで後退してきた労働運動の現実をくつがえして、もう一回、闘いをよみがえらせることができる、そういう基盤に絶対なります。そういうことを僕らは前にしてるんです。

そして、僕らがやろうとしているのは、単に労働法制のかれこれが、この条文がおかしい、この条文が間違っている、そんなものではありません。現実の労働者の闘いを通して、これをひっくり返していくという闘いです。それは国鉄闘争を30年間闘ってきたわれわれだから言えることだと思います。つまり、30年間の闘いのすべての蓄積が、これから生きてくる時代が来てるんだってことです。わたしはそう思います。だから今日、国鉄闘争を断固として継続しようと、そのことを訴えたいと思っています。それは私たちの現場の闘いから、必ず勝利の展望を切り開くことができる。そう確信したからでもあります。僕らはこの間、外注化を粉砕するという闘いを、国鉄分割・民営化の後、16年間継続してきました。この闘いは、つまり、労働者を非正規に突き落としていくということに対して、「絶対に非正規に突き落とさせない」という闘いでした。僕らの組合員が、この闘いゆえに、33名クビになりました。国鉄分割・民営化で解雇されたのが40名、その後、外注化反対闘争で33名が解雇されてきました。だけど、この社会に、新自由主義といわれるこの社会に、これだけ膨大な労働者が未来を奪われて、非正規に突き落とされて、それがひどいって言ってるだけじゃなくて、非正規にさせない闘いが絶対に必要じゃないかって、僕らは思ったんです。この闘いに挑まないで、労働運動の再生なんかできますか? この闘いをやり続けた結果、新しいことが始まりました。それはJRのグループ企業、下請けの仲間たちが動労千葉に結集をし始めてくれたんです。そうしたら、今度そこで始まったことは、まさにいま安倍政権がやろうとしていることなんです。CTS(千葉鉄道サービス)という下請け会社の仲間たちに対して、CTSが提案してきたことは、全員に雇用期限は5年だと通告をする、こんなとてつもないことをはじめました。そして5年目に選考試験を実施して、選考試験に受かった者だけをそれからも継続して雇用する。それが正社員だというですよ。その正社員の賃金は、千葉で時給820円から920円だと、そういう提案でした。いったいこれはなんなんだ。つまり国鉄分割・民営化攻撃を全社会に拡張しようということです。つまりいったん労働者を全部解雇して、選別して、組合をつぶして、雇用を継続する。その正社員として雇用を継続される労働者、それは最低賃金、800円、900円の労働者。こんなことが始まったら、正社員は日本からいなくなる。解雇自由になる。これがいままさに安倍政権がやっている「同一労働同一賃金」の正体です。だけど、このことを教えてくれたのは、外注化反対闘争と、そしてCTSで僕らの元に結集してくれた仲間たちです。(就業規則改悪の)4月1日実施は阻止しました。だけどこれはまだ勝利ではありません。半年間延期させただけです。私たちはいま安倍政権の攻撃にこの秋に向かって、1047名解雇撤回闘争の10万筆署名を、絶対に今度は10万筆を超えて、もっとでかい運動にして、JRにたたきつけるということと、そしてJRにおける安倍政権の労働法制解体攻撃を、現実に打ち破る、この二つの現場からの闘いで勝負をしたいと思います。
そして、これを全職場で、小さな闘いの旗を上げるほしいと思うんです。なぜですか? だってこれは、これからつまり、これから労働契約法の5年ルールというものを悪用した攻撃ですから、2000万人の非正規職の労働者に2018年に向かって全員にかかってくる攻撃ですよ。いや、そうじゃないんです、これは本質的には6000万人の労働者全部を「限定性社員」の名のもとに、全部非正規に突き落とす攻撃なんです。だから安倍政権は、今度発表した「1億総活躍プラン」のなかで、非正規職という言葉を日本からなくすというふうに宣言したんです。それは、非正規職をなくすんじゃなくて、正社員をなくすっていうことなんです。ここで、労働者が立ち上がんないとどうすんのか。これは戦争をとめる力です。労働者の権利を守る闘いは、戦争を止める闘いです。そういう闘いに国鉄闘争はもう一歩立ち上がっていきたい。わたしはそう思います。ぜひともこの旗のもとに多くの仲間が結集していただけることをお願いして、動労千葉からの報告に変えさせていただきます。