農地取り上げ強制執行許さない!
◇「強制執行」許すな
昨年の12月20日、千葉地裁は、百年耕作した農地を取り上げようとする裁判で、強制執行を認める不当判決を下した。市東さんは、「不当判決には、腹の底からの憤りを感じています。農民にとって、農地は命です。私はこれから先、何事があろうとも農地を守り、天神峰で生きていくことを宣言します」と決意を明らかにしている。
◇騒音いらない
成田空港会社は、オリンピックを口実に、A滑走路の運用時間を今年の10月末から 1時間延長して深夜0時までにすると言っている。住民の生活と健康は二の次だというのだ。空港周辺住民の、第3滑走路・深夜飛行・B滑走路延長に反対する怒りの声が、ますます広がっている。
◇動労千葉の原点
動労千葉は、結成40周年を迎える。反対同盟との労農連帯の闘いは動労千葉の原点をなす闘いだ。金と暴力に屈せず、実力闘争で戦争政策と対決してきた反対同盟農民との労農連帯をさらに強化し、安倍政権の戦争・改憲攻撃と闘おう!
3・31三里塚全国総決起集会
■3月31日(日)正午
■成田市 赤坂公園(成田ニュータウン内)
福島は絶対負けない
3.11反原発福島行動19
東日本大震災と福島第一原発事故から8年の3月11日に郡山市で3・11反原発福島行動19が開催され、700人が集まった。
主催者あいさつに立った動労福島の橋本委員長は、「避難指示解除、安全復興キャンペーンで復興に向かっているような報道がされている。しかし、汚染水も汚染土も何も解決していない。甲状腺がんは300人とも言われている。動労福島は被曝労働反対!常磐線全線開通阻止を掲げて、3月15日にストライキをやる。ここから反撃だ」と訴えた。
福島診療所建設委員会代表の佐藤幸子さんは、「福島の放射能被害は終わっていない。不安を抱えながら毎日を送らなければならないのは本当につらいこと。現実から目をそらすことはできない。仲間と共に考えながら行動していきたい」と語った。
浪江町の希望の牧場の吉沢正巳さんは、「避難解除したってみんなは帰ってこない。今、浪江町に住んでいる人は4%。3・11は終わっていない」と訴えた。
ふくしま共同診療所布施院長は、「東京オリンピックをやるのは福島原発事故の問題が終わるという安倍の宣言だ。昨日、福島市で『被曝・医療―福島シンポジウム』を行った。福島現地の医師が来てくれ、大きな前進をかちとっている」と報告した。
集会後は、郡山駅まで1時間のデモを行い、福島の怒りの声をともに上げた。