盛大に30周年を祝う
動労水戸は10月15日、水戸京成ホテルにて「動労水戸結成30周年記念レセプション」が開催された。当日は150人を越える組合員・家族・来賓の参加で盛大に30周年を祝い、そして結成以来の30年の激闘の勝利と、11・6労働者集会ー国際共同行動にむけて総決起することを全体で確認した。
レセプションは『燎原の火のごとく―巨大資本JRに勝利した動労水戸の30年』の出版を披露する場でもあった。
青年が青年を組織する
あいさつに立った石井委員長は、「86年11月19日、国鉄分割・民営化は絶対に許せないと首をかけて動労水戸を結成した。JRによって売店、そば屋などの不当配転攻撃と必死に闘い、09年4月に全員が鉄道職場に復帰した。被曝労働拒否の闘いの中で青年が動労水戸に結集する勝利を切り開いた。青年が青年に闘いを呼びかけ組織する新しい時代に入った」と組織拡大への決意を語った。
ス労自主の入江委員長の音頭で乾杯し、動労水戸弁護団長でもある葉山弁護士、そして動労千葉顧問の布施さんが動労総連合結成当時の思いを語り、全金本山、反対同盟の伊藤信晴さんなど、多数の連帯あいさつが続いた。
この団結があれば
動労総連合の組合員が壇上に並び決意を表明。動労千葉からは田中委員長が発言。つづいてふくしま共同診療所の布施院長、元原発労働者、全学連が発言した。
動労水戸の組合員と家族が全員登壇し、感謝の言葉と決意を述べ、最後に辻川副委員長が、「ここからが勝負だ。この団結があればどんな困難にもうちかてる」と語った。