館山支部第30回臨時(解散)大会開催 88年間の歴史を胸に刻み新たなスタート

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不当配転を実力阻止

館山支部は、3月18日、支部全組合員が、春闘、館山運転区・木更津支区廃止阻止のストライキに起ち上がり総結集する中で、10時より館山市「きらく」において、第30回臨時(解散)大会を開催した。
大会冒頭あいさつに立った堀江支部長は「館山運転区廃止絶対反対をかかげ、提案以降9ヶ月間、地元地域にも働きかけて全力で闘ってきたが、伝統ある職場が昨日をもって廃止され残念だ。しかし闘いの過程で支部の団結は強まり、区長追及行動の中で迫力を持った闘いを通して不当配転を実力で阻止した。明日から木更津、鴨川、幕張支部へと組合員が分かれるが、行った支部で新たな闘いを開始し、最強の支部にしよう」と訴えた。

さらなる団結強化を

続いて本部を代表してあいさつを行った長田書記長が、この間の廃止反対の闘いへの総決起に対する奮闘に敬意を表明し、今後も続くであろう基地統廃合への反撃にさらなる団結の強化を持って闘い抜くためにストを貫徹することを訴えた。

悔しさをバネに

議事に入り、執行部よりこの間の闘いの総括と支部解散に当たっての決意が提起された。そのなかで安房北条機関区として開業してから88年の歴史があり、動労千葉結成から28年、先輩たちが営々と守り抜いてきた職場を失うのは本当に悔しい。とくに分割・民営化攻撃との闘いの中で、笹生、塩崎両氏が首をかけて守り抜いてきた支部だ。その団結を打ち裂こうとした今回の廃止攻撃は、これからも絶対に許すことはできない。だからこの闘いの中で、組合員一人ひとりが大きく飛躍し、その力をもって、これから合流する支部を動労千葉最強の支部として成長させ、組織拡大を実現し、そして何時の日か伝統ある館山支部を復活させることを本臨時大会で決議した。
最後に支部解散にあったって、①支部財産の処理、②支部解散後の組織体制について確認し、悔しさのなかで意気軒昂として終了した。

笹生元支部長宅を訪問

その後、支部全員で木更津支部臨時大会に合流するために木更津へと向かった。その途中、執行部で笹生元支部長宅を訪れ、支部解散の経緯を報告し、支部を守りきれなかったことに対し頭を下げた。笹生さんからは、みんなよく頑張ったとねぎらいの言葉をかけてもらい、逆に勇気づけられ、気持ちを新たにして笹生さん宅を後にした。

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