11月集会への連帯メッセージ

■連帯メッセージ

●ドイツ・レイバーネット

ドイツ・レイバーネットは、日本における今年の11月労働者集会を応援し賛同します。特に、組合破壊攻撃と闘う3労組に対して熱く応援し連帯します。ドイツ鉄道労働者ネットワークは、ドイツ・レイバーネットの共闘団体、闘う仲間です。

●シンディー・シーハン

心から貴11月集会を支持します。

ありがとう、皆さん! 愛と平和の中から、動労千葉および全世界の労働者と連帯します。

●エテコン(財団法人「倫理と経済」)

親愛なる日本のみなさん! 私たちは、2012年の対東電闘争以来共闘しています。

みなさんが戦争と核戦争危機に対して立ち上がっていることに感謝します。

11月労働者集会が成功をおさめますように! 核戦争反対! 戦争を終わらせ、平和をつくり上げよう! 心からの連帯のあいさつを送ります。

●フィリピン労働者党全国執行委員会

動労千葉が主催する労働者国際連帯集会と全国労働者総決起集会に参加された兄弟姉妹の皆さんに、ここに連帯のあいさつをお送ります。

帝国主義諸国の戦争策動に反対する世界の労働者の闘いは、かつてないほどに重要です。反動政府が戦争の太鼓を打ち鳴らす中、労働者階級は、正に平和と体制変革のための闘いに断固として取り組まなければなりません。

フィリピンでは、資本主義のマスメディアが、元独裁者の息子であるマルコス・ジュニアの権威主義政権の嘘とプロパガンダを繰り返し、南中国海をめぐる戦争の支持をヒステリックに煽っています。 1990年代初頭に大衆運動によって米軍基地がフィリピンから追い出されましたが、再び、米軍と武器が戻ってきました。2000年代初頭の対テロ戦争が、米軍と武器の復帰の扉を開きました。南中国海の緊張が高まる中で、米軍兵力と軍事物資がフィリピンに押し寄せています。軍事演習が定期的に実施され、米国のタイフォン中距離ミサイルシステムが設置されました。また、日本、韓国間の「相互防衛協定」が議論されています。これらのすべては、米国とその帝国主義同盟国が競争相手とみなす中国を包囲することを目的としています。

こうした戦争準備のすべては、フィリピンの労働者と貧困層が生活費の工面、気候変動の危機、そして厳しい弾圧に苦しんでいる中で強行されています。グローバル資本主義は、明らかに、資本の搾取に苦しみ、切迫する太平洋での戦争では間違いなく犠牲者となる労働者と貧困層の犠牲の上に生き残りを追求しています。

戦争と搾取と闘うため、労働者の団結が絶対に必要です。

労働者階級の国際主義万歳! 帝国主義戦争反対! 資本主義を打倒せよ!

●スティーブ・ゼルツァー(労働者党建設統一戦線委員会)

皆さんの重要な11・3集会に連隊の挨拶を送ります。この国際連帯集会は、世界中の労働者のための集会です。われわれは危険な帝国主義戦争—中国に対する戦争—への突進に直面しています。また米国は、イスラエルのガザでのシオニスト的ジェノサイドや西岸地区でのポグロム、ウクライナでの戦争を支援し続けています。

米国は、不法に再軍備し、憲法九条を変えようとする日本政府の戦争推進も支援しています。このような戦争は、世界資本主義の危機、とりわけアメリカ帝国主義の危機の本質的な部分です。アメリカ帝国主義には、朝鮮、ベトナムなど世界中で戦争してきた長い歴史があります。ベトナムでは300万人以上を虐殺しました。また沖縄を占領し続けています。日本人民に対する米国政府の核兵器使用は、人類に対する罪でした。現在米政府は、ロシア・中国に対する核兵器の軍拡をしています。

米国では、民主・共和両党が、ともにガザでのジェノサイドと、中国に対する戦争のエスカレーションを支持しています。米国の数百万の労働者が健康保険もなく、生活できる賃金を求めて闘っている時に、資本家の政府は数兆ドルを戦争に費やしています。

万余の労働組合員、労働者がガザでのジェノサイドと犯罪的なシオニスト体制への米国の支援に反対する闘いを組織しています。そして、米国の数千の労働者と学生が、大学と街灯で警察に暴行され、逮捕されています。われわれは、逮捕された労働者・学生への起訴取り下げと米国による沖縄占領と日本政府のアジア軍事化に反対した日本の政治犯の解放を求めます。

労働者の主要な妨害物は、AFL-CIO(米労働総同盟・産業別労働組合会議)と労働組合本部の官僚です。彼等は、労働組合と労働者が、ジェノサイドについて討論することさえ妨害し、戦争を止める組織化を阻害しています。アメリカ帝国主義と資本主義を支持しているのです。彼等を、戦闘的な階級闘争指導部によって置き換えねばなりません。

全米各地の労働者が労働組合を設立し、労働組合に加入し、生活できる賃金と労働協約を求めてストに立ち上がっています。われわれは米国で、あらゆる民主的権利、労働者の権利を脅かすファシズム運動の台頭に直面しています。ハリスと民主党は、ファシズムに対する防衛はできません。彼らは、ファシズムを台頭させている資本主義・帝国主義体制そのものだからです。ファシズムと世界戦争を止めることができるのは、日本、韓国、トルコ、ブラジル、中国、全世界の労働者と合流するアメリカの労働者だけです。

われわれは、ジェノサイドと海外での戦争を止め、労働者階級の綱領を持ち、帝国主義の戦争推進と闘う巨大で民主的な労働者党を建設するために、米国労働者のゼネラルストライキを支持します。海外での戦争は、国内での階級戦争に直接的につながっています。みなさんの集会とこうした諸闘争を結合する全国的キャンペーンは、まさに国際的に必要とされているものです。

米国の選挙とファシズムの台頭への反撃は、労働者階級が行なわねばなりません。労働者階級がファシズム、資本主義、戦争を粉砕する力を持っているのです。これのみが解決です。

ジェノサイドと帝国主義戦争推進を止める世界的な労働者行動を!

資本に対する闘争と対外戦争との闘争の結合を!

一人への攻撃は、皆への攻撃だ!

8・6ヒロシマ暴処法弾圧被告からのメッセージ

■富山小太郎

私たちが不当逮捕されてから8ヶ月が過ぎました。検察・裁判所は、日に日に大きくなる弾圧に対する人民の怒りの声に追い詰められ、まともな証拠集めすら放棄して、ただただ国家暴力によって勾留を続けることで、反戦反核運動の圧殺を願っています。ですが、私たちは原則をまげずに闘い抜き、今年の8・6ヒロシマ大行動の大成功を頂点に、弾圧を通して闘う団結を拡大することで、敵の狙いを打ち破ってきました。

この過程で明らかなのは、労働者階級の闘う団結は、国家権力の弾圧に打ち勝つ力があるということです。この精神は、11月労働者集会が守り抜いてきたものに他なりません。国鉄分割・民営化を契機として始まった新自由主義の激しい戦争・労組破壊攻撃に対して、労働者の階級的団結のみを武器に真正面から対決し、一つ一つ勝利の実践をつみ上げてきたのが11月労働者集会の歴史です。

私にとって、本集会は人生を決断するきっかけとなった集会です。18歳の頃、現在、広島拘置所に共に勾留されている西野君と共にマイクロバスに乗り合わせてはじめて参加した闘争が11月集会でした。本日の集会にも若い青年が多く結集していることでしょう。

今、全世界で10代・20代の青年が、殺りくと抑圧の帝国主義と決別し、パレスチナの仲間との「あいまさのない連帯」を掲げて立ち上がっています。このうねりの様な決起は、既存の政治勢力をなぎ倒し、新たな政治勢力へと急速に発展しつつあります。

求められているのは、原則的で階級的な団結、すなわち、全ての根本原因である資本の専制と「あいまいさなく」対決する労働運動の登場です。自衛の名で戦争を続け、虐殺者と〝民主主義〟を語り合う時代はもうたくさんです。

本日の集会が、新たな時代を切りひらく、重大な決意を固める場となることを願ってやみません。私たちへの弾圧は、全ての闘う仲間への弾圧であり、全ての仲間の闘いは、弾圧を粉砕する力です。共に戦い抜き、共に戦い、共に勝利しましょう!

■松木誉明

8・6ヒロシマ暴処法弾圧への御支援に感謝申し上げます。

中国侵略戦争阻止、11・3日比谷6千人組織化に日々奮闘されていることと思います。崩壊を深める米日帝国主義は、中国排外主義で労働者を戦争に借り立てることを唯一の階級支配としています。自民・石破も立民・共産も中国排外主義では一体です。

11月集会組織化は総選挙と重なりますが、戦争を止める力は国会や選挙にはなく、自国帝国主義を打倒する労働者階級人民の反戦闘争、実力闘争こそ戦争を阻止する力だと訴え、11・3集会へ組織しましょう。

ここで労働者の魂をつかむのが、中国侵略戦争のために広島反戦反核運動の根絶を狙った8・6暴処法弾圧を粉砕した8・6原爆ドーム前集会実現です。8・6暴処法弾圧は、岸田政権・松井広島市政・広島県警・右翼と共に、連合・自治労中央、立民、共産まで一体となった広島反戦反核運動つぶしです。

集団で市職員に暴行したとでっちあげ原爆ドーム前集会を禁止する暴挙に対して、被爆者を先頭に全国から労働者学生が逮捕覚悟でドーム前に座り込み、国家権力に一歩も引かず、中国侵略戦争阻止、パレスチナ連帯の反戦反核集会を勝ち取ったのです。

首都東京で8・6広島の10倍の反戦集会を登場させ戦争を止めようと訴えましょう。それが戦争を止めたいと方針を求めている労働者学生に届くと思います。

11月集会6千人組織化で獄壁を越え共に闘います。

■西納岳史

私たちへの弾圧に怒り、支援を継続していただいていることに心から感謝を申し上げます。

ますます激化する戦争情勢に対し、これと真っ向から対決する運動と組織にとって、反戦運動の壊滅を狙う国家権力による弾圧を打ち破ることなしに、闘いの前進は望めません。この後に及んでも弾圧の来ないような組織や運動は、全て口先だけの「戦争反対」であり偽物です。

「改憲・戦争阻止!大行進」運動は護憲運動ではありません。石破・自民党政権をはじめとする、一切の改憲勢力の存在を憎み、これらを根こそぎ打倒することこそ、私たちの目的です。そしてその闘いを通して戦争を必要とする資本主義・帝国主義を根底から転覆することが求められています。

一日も早く皆様の戦列に復帰できるよう、私たち被告団も頑張ります。獄壁を越えて共に闘いましょう。

■高田暁典

国境をこえる労働者の団結で、G7の帝国主義を倒し、戦争も搾取も抑圧もない世界をつくりましょう。共に闘いましょう。

■古郡陸

日頃のご支援に感謝申しあげます。私たちはまだ広島拘置所にぶちこまれていますが、みなさんの闘いの報告に触れるたびに元気になっています。10月に行われた公判前整理手続に出廷した際も、裁判所を包囲したみなさんの声に獄壁を超えた団結を感じました。

「暴力行為等処罰に関する法律」を持ち出しての弾圧は、団交要求や宣伝活動を「集団で暴力・脅迫」と言いがかりをつける形で、多く労働運動などにかけられてきました。8・6暴処法弾圧は、まさに「戦争止め、社会を変える」労働者階級が力強く登場してきたことに、資本家階級が危機感をあらわにしてかけてきたものです。

一歩も引くことのできない攻防です。今年の8・6に、原爆ドーム前の闘いでつかんだように、正義は闘いによって示されます。団結してたちあがれば勝てます。自身にかけられた暴処法の攻撃を、反戦反核運動や労働運動をつぶさせない、むしろ大きくしていく勝負として受けて立ちます。

世界では、ウクライナ戦争、パレスチナ人民へのジェノサイドが続き、激化・拡大しています。米日政府は中国侵略戦争を構え、沖縄をはじめ日本全土を出撃基地にしようとしています。核武装や核依存の動きも公然と進めています。こんな戦争、今すぐやめさせたい!

労働法制改悪も、労働組合と階級意識の解体としてあります。抵抗をつぶし、戦争に動員していく攻撃です。石破政権はこれらを加速するために登場しました。戦争を不可避とする体制は打倒あるのみ。

戦争の時代は、階級対立を鮮明にします。日本でも世界でも、多くの労働者・学生が怒りに燃え闘いを求めています。こうした中、原則を曲げずに団結を守り抜き、改憲を止めてきた11月労働者集会勢力が存在し、今日も一堂に会していることは、とても大きな可能性を持っています。

〝3労組〟の共闘として、それと一緒になって各地で巻き起こしてきた反戦闘争やストライキは、労働者階級が本来持っている自己解放の力をとり戻しながら、闘う労働運動を再生させてきています。闘いが闘いを大きくしています。団結も国際連帯も広がっています。世界を変える力がここにあります。私もみなさんとともに行動します。

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