9/5船橋統括センター新設・茂原統括センター拡大提案

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統括センター化反対!職名廃止・業務融合化攻撃うち破ろう!
不当な強制配転やめろ!

9月5日、JR千葉支社は船橋統括センター新設と茂原統括センター拡大についての要員、行路等の提案を行ってきた。

名称 統合する箇所 実施時期
新設 船橋統括センター 船橋営業統括センター、蘇我運輸区京葉派出 2024年12月1日
拡大 茂原統括センター 茂原統括センター、蘇我駅、蘇我運輸区 2024年12月1日
  • 船橋統括センター(乗務ユニットは西船橋)を新設する。蘇我運輸区京葉派出の業務を移管する。
  • 蘇我駅(現在は千葉統括センター所属)と蘇我運輸区を茂原統括センターに統合する。
  • 首都圏本部京葉運輸区、大宮支社さいたま車掌区が担当している武蔵野線・京葉線の車掌業務の一部を船橋統括センター新設に合わせて千葉支社に移管する。

千葉支社内は駅だけでなく全運輸区が統括センター化されるということだ。鉄道の安全と労働者の権利を根本から解体する攻撃を許すわけにはいかない。

安全と権利を破壊する攻撃

会社は提案の目的を「現業機関における柔軟な働き方の実現」「新たな価値創造という観点から、硬直的な仕事の垣根を超えた柔軟な働き方を実現」などとしている。

そもそも専門的な技術・経験を持った労働者を養成することは、鉄道運営の根幹をなす問題だ。そして、乗務員は長期の養成期間を必要とし、一人の労働者にかかる責任も重い。不規則な勤務の中で鉄道を運行し、安全を守っている。

だが会社は職名を廃止して、そうしたことを一切投げ捨てて、「新たな価値を創造しろ」「利益を生み出せ」と露骨に駆り立ててきた。同時に、団結を破壊することだけを目的に、ジョブローテーションの下で次々に強制配転を繰り返している。

今回、とくに船橋統括センター(京葉派出)の車掌業務は他支社から大幅に業務が移管される。支社内外での大規模な強制配転が狙われている。

また、全運輸区・全駅の統括センター化となれば、業務融合化攻撃の枠組みが完成することになる。

すでに運転士・車掌の込み運用や、「その他時間」で駅業務や企画業務をやらせ、交番内にまで駅業務が組み込まれるなどしている。その中で若年退職や休職に追い込まれる仲間が急増している。

会社はこうした攻撃をさらに拡大しようとしている。こんな形で乗務員をないがしろにするなど、絶対に許すことはできない!

ともに声をあげ闘おう

だが、会社の攻撃は矛盾に満ちている。攻撃を打ち破る力は職場からの怒りの声と闘いにある。会社は何より現場からの反乱を恐れている。そして、職場に団結を取り戻し、攻撃を打ち破る力があるのは闘う労働組合だ。

統括センター新設・拡大反対! 職名廃止・融合化、ジョブローテションを撤回しろ! すべての仲間は動労千葉に結集しともに闘おう!

◯行路数

▼船橋統括センター(京葉派出)
運転士:日勤 13行路 泊 19行路
車 掌:日勤 11行路 泊 16行路

▼茂原統括センター(蘇我運輸区)
運転士:日勤 12行路 泊 19行路
車 掌:日勤 12行路 泊 21行路

◯乗務キロの増減

▼船橋統括センター(京葉派出)
運転士:全体 ▲334.3㌔ 一人一日あたり +1.8㌔
車 掌:全体 +10,100.7㌔ 一人一日あたり +234.9㌔

▼茂原統括センター(蘇我運輸区)
運転士:全体 +242.2㌔ 一人一日あたり +1.0㌔
車 掌:全体 ▲1,246.8㌔ 一人一日あたり +6.6㌔

(鴨川運輸区)増減なし


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