4月17日にニューヨーク市コロンビア大学のガザ連帯キャンプー占拠闘争が開始されて以来、全米100以上の大学に拡大に拡大し2600人以上が逮捕されながら、闘いは続いている。学生の共通した主張は、大学によるイスラエルへの投資撤退要求だ。
4月末から5月初め、警察は一斉に全大学に襲撃をかけ、学生や教職員との大激突がおきている。
CNNは「35歳以下の米国人の81%がイスラエルのガザへの戦争に対するバイデンの政策は誤りと答えた」と報じている。
全世界に拡大
この闘いは全世界に拡大し、パリ政治学院、オックスフォード大学をはじめフランス、英国、オランダ、ドイツ、スペイン、スイスなどヨーロッパ全域、さらにオーストラリア、メキシコなどでも大学占拠闘争が拡大し、警察やシオニスト右翼との激突が繰り広げられている。
日本でも早稲田、京都、東京大学なども抗議集会やテント闘争が始まっている。
ILWUローカル10が決議
パレスチナ労働組合総連盟のアピールに応え、メーデーには世界各地でパレスチナ連帯行動が闘われた。
ILWUローカル10は、メーデーを「職場を止める集会」としてデモを行うとともに、組合員総会でパレスチナ連帯・イスラエル向けの軍事貨物の取り扱いを拒否することを決議した。
「安保粉砕、虐殺やめろ!」
4・28沖縄デー
4月28日、改憲・戦争阻止!大行進は、4・28沖縄デー集会と渋谷デモを800人の結集で行った。
午後1時から「米日の中国侵略戦争阻止!沖縄を軍事要塞にするな!」を掲げて代々木公園で集会を行った。動労千葉から中村副委員長が、港合同昌一金属支部への組織破壊攻撃への抗議闘争の報告と、労働組合として戦争協力拒否を貫く決意を表明した。
集会後に渋谷の街に向かってデモ。沿道を埋め尽くす人々の圧倒的な注目を集めながらデモを貫徹。凄い反応で多くの若者がデモに合流した。
デモを撮影した動画がSNSで世界に発信され、パレスチナ連帯行動を組織する米国の学生団体の公式Xや、アラブ系有力メディアの公式インスタグラムでも取り上げられた。
新宿反戦メーデー
メーデー実行委員会と東京労組交流センターの呼びかけの新宿反戦メーデーが5月1日に新宿駅東口で行われた。あいにくの雨の中だったが300人が結集した。動労千葉から関道利委員長が「5月1日、メーデーは労働者が団結し闘う日だ。4月27日の連合メーデー。政府と一緒になって闘う?これがはたして闘いか?」と連合を弾劾し、「11月労働者集会で昨年を倍する結集を実現しよう」と訴えた。