JR東-新賃金・夏季手当低額回答弾劾! 3・15~16ストライキへ!

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ベア 定期昇給と同一金額に4000円を加えた額
エルダー 基本賃金に6000円を加算
夏季手当 基準内賃金の2・7ヶ月分

JR東日本 新賃金、夏季手当回答(3月8日)

【新賃金】
1.4月1日現在、満55歳未満の社員
(1)定期昇給を実施する 昇給係数は4。
(2)基給改定 所定昇給額と同一額及び4000円を加える。
2.4月1日現在、満55歳以上の社員
4月1日現在の基本給額に対し、在級する等級により前項(2)に準じて計算した額を加える。
3.エルダー社員について
基本賃金に6000円を加える。
4.テンポラリースタッフについて
1時間当たりの賃金額に70円を加える。
5.精算日 6月25日(火)とする。

*平均引上げ額 16,973円(5.01%)
内訳 ベア 10,598円(3.15%)
定昇 6,375円(1.86%)

【夏季手当】
1.基準額 基準内賃金の2・7ヶ月分とする。
2.支払日 6月26日(水)

JR東日本は、3月8日、4月1日以降の新賃金及び24年度夏季手当に関する回答を行ってきた。
回答内容は、新賃金については、定期昇給(係数4 平均6375円)を実施した上で、ベアは、所定昇給額と同一の金額に4000円を加えるとの低額回答であった。(ベア 平均1万598円)。
また、55歳以上については在級する等級に基づきベアの額を加える。
エルダーは、6000円を加算し、テンポラリースタッフは1時間あたり70円を加えるとの回答を行ってきた。
24年度夏季手当については、基準内賃金の2・7ヶ月分との低額回答を行ってきた。
動労総連合は、一昨年来の物価高騰とこの間の賃金抑制に対して、新賃金58000円(生活向上分38000円、物価上昇分20000円)の引き上げ、夏季手当3・7ヶ月分の支払いを要求して闘ってきた。団交の中で明らかになったことは、この1年間で2500人が退職していることが明らかになった。その中には700名以上の若年退職者が含まれており、「賃金が安い」「仕事がきつい」「将来展望がもてない」等で辞めている。また、新規採用も今年度から570名に減らしており、会社は、「学生の受け止めとして『初任給』『業務がイメージできない』」ことを理由に応募が減少していることを挙げている。ここでも低賃金と統括センター化が問題になっている。
動労総連合は、今後、会社において労働者を採用し、業務を維持するためには大幅な賃上げと期末手当の支払いが絶対に必要であること等を訴え、徹底的に追求した。それにもかかわらず今回の低額回答を行ったことは絶対に許せない。
3・15~16ストへ総決起しよう!
JRの全労働者は、動労千葉とともにストライキに起ち上がろう!

24反戦春闘勝利! 3月ダイ改阻止!スト貫徹!
3・16動労千葉総決起集会へ!
日時 3月16日(土)14時~
場所 千葉市民会館地下小ホール

《闘いの要求》
1.職名廃止撤回、業務融合化の中止。
2.全ての外注化の中止とJR直営化。
3.本線運転士の抜本的行路緩和と十分な要員配置、ワンマン運転の中止。
4.一ノ宮派出の廃止、木更津派出の縮小撤回。
5.京葉線快速列車廃止、久留里線廃線化計画の撤回。
6.JR貨物の3月ダイ改における諸要求、労働条件の確立、要員不足の解消。
7.定年延長と70歳まで働ける労働条件確立。
《闘いの配置》
(1)第1波闘争
①3月15日始業時から3月16日勤務終業時までストを配置し要求実現を目指す。
②3月14日 貨物団結集会 13時~
③スト期間中、全組合員を対象にて、休日勤務及び超過勤務、所定以外の業務(休憩時間変更含む)は一切行わない。
④スト期間中、会社の不当な業務運営、組織破壊行為、ストライキ妨害行為が行われた場合、戦術を拡大する。
(2)第2波闘争
CTSにおける新賃金回答段階(4月上旬)に設定する。       以上

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