65歳以降雇用延長裁判闘争「雇用延長を認めない」 反動判決弾劾!/2024年 動労千葉弁護団総会

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65歳以降雇用延長裁判闘争
「雇用延長を認めない」反動判決弾劾!

2月21日、65歳以降の雇用延長拒否・動労千葉排除をめぐる裁判で、千葉地裁は許しがたい反動判決を出してきた。

その中身は「65歳以降も雇用を継続する慣行はなかった」「JR・CTSの不当労働行為はなかった」「『管理職は雇用延長・現場は雇用拒否』は優遇や差別ではない」「団交でのウソの回答はわざとではないから問題ない」など、都合の悪いことから目を背けて、会社のための理屈を並べているだけだ。絶対に許すことはできない!

どこが「差別ではない」のか!

そもそもCTSはこれまで希望者は70歳を超えても雇用を延長してきたにもかかわらず、70歳までの雇用の努力義務が法制化される中で雇用延長を拒否しだした。現場の要員は不足し、中途退職も止まらない中、理由は65歳を迎える組合員の排除以外にない。

CTSは団交で、「エルダーはJR社員だから65歳以降の雇用もJRで責任を持ってくれ」と回答した。一方で、JR本社は「雇用延長はグループ会社で」と回答した。誰一人65歳以降の雇用に責任をとっていないのだ。そもそも「制度」として成り立っていない。これのどこが「努力義務を果たしている」というのか!

「管理者だけ雇用延長」が管理者への優遇でも、現場への差別でもないという理屈はどう考えても納得できるはずがない。

CTSは団交で、「今は雇用延長できる経営状況ではない」「それは管理者も同じだ」「雇えるようになったらエルダーの雇用継続もやりたい」と語っていた。

例えば、幕張事業所の上回りが要員不足に陥っていることはCTS自身が認めている。それでもCTSは頑なに雇用延長を拒否している。

ところが南船橋事業所長がこっそりと雇用延長されていた。「他に代われる人がいないから」のはずが、組合から追及されると半年で雇用を打ち切った。結局、JRからの天下り連中が、自分たちの都合の良いように好き勝手やってきただけではないか!

裁判・労委闘争に勝利しよう

CTSはこの裁判の結審をまち、1月末になって65歳までの定年延長と70歳までの雇用継続を就業規則に明記すると提案してきた。グループ会社で「70歳まで雇用」を明記するなら、JR・CTSがエルダー社員の雇用継続を拒否し続けるなど絶対に許されない。

職場闘争と一体で裁判・労働委員会闘争に勝利し希望者全員の65歳以降雇用延長をかちとろう。

次回日程
◯労働委員会
4月18日11時~ 千葉県労委
◯千葉地裁(第二次訴訟)
4月17日11時~ 601号法廷

2024年 動労千葉弁護団総会を開催

1047名解雇撤回闘争勝利へ「あと一歩」を
職場闘争と一体で65歳以降の雇用かちとろう

2月19日、2024年動労千葉弁護団総会を動労千葉弁護団、各支部組合員の結集の下で開催した。

動労千葉からのあいさつで関委員長は、2・11国鉄集会の成功等、この間の闘いの前進を報告し、3月ダイ改・春闘の決戦にたちあがる決意を語った。

その後、国鉄1047名解雇撤回・JR復帰と65歳以降の雇用延長を争う裁判・労働委員会闘争の各事件の担当弁護士から報告をいただいた。討論では、各事件の焦点についてや、JR職場における闘いについてなど活発な議論がかわされた。

闘争勝利に向け、職場での闘いと一体で、裁判・労働委員会闘争を弁護団とともに闘いぬこう。

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