10月8日、「市東さんの農地を守ろう!空港機能強化粉砕!改憲阻止・岸田政権打倒!」10・8三里塚全国総決起集会が520名の結集をもって、成田ニュータウン近くの赤坂公園において開催されました。
三里塚闘争を大闘争へ!
集会は婦人行動隊・宮本麻子さんの司会で始まり、伊藤信晴さんが主催者あいさつ、続いて東峰の萩原富夫さんが基調報告を行いました。
①戦争に向かう岸田政権を打倒しよう。②国家権力による2月強制執行を弾劾する。③南台農地を守り成田軍事空港を廃港へ。三里塚闘争を大闘争へと発展させよう、と熱く提起しました。
関委員長が連帯のあいさつを行い、「車の両輪」として空港廃港まで反対同盟とともに闘う決意を示し、JRの大再編攻撃と闘い、11・19全国労働者総決起集会への大結集を呼びかけました。 関西実行委員会のあいさつ、関西地区生コン支部の連帯メッセージが紹介され、市東孝雄さんが発言に立ちました。
市東さんの熱い決意
市東さんは、「2月15日の強制執行から8カ月が過ぎました。この間みなさんの本当に温かいご支援をいただき、ビニールハウスなどを建てました。確かにモノと土地は取られましたが、そんなことで私はシュンとなるような性格ではありません。」「動労千葉をはじめとする闘う労働組合と連帯し、市民、学生さんとの団結の力で、そして福島・沖縄・三里塚を一つの闘いとして、これからも『闘魂ますます盛んなり』で闘います」と熱い決意を語りました。この不屈の決意に参加者は大きな声援と拍手で応えました。
反対同盟顧問弁護団、市東さんの農地を守る会、全国農民会議をはじめ各共闘・支援の仲間からあいさつを受けました。「反対同盟の歌」の斉唱もありました。厳しい闘いの中でも明るく・楽しい集会となりました。
その後、反対同盟を先頭に、成田ニュータウン大通りのデモを元気よく貫徹しました。
軍事空港反対の闘い
政府は、軍事上の拠点となる空港・港湾を「特定重要拠点空港・港湾」として指定し、軍用機や艦船を平時から有事まで切れ目無く使えるように建設整備を進めています。
自衛隊や海上保安庁が空港・港湾の管理者と「円滑な利用に資する枠組みを」を定め、住民の反対を抑え込もうとしています。国家安全保障戦略の具体化です。軍事空港反対の三里塚闘争がますます重要になっています。
11・19労働者集会へ
三里塚闘争勝利のためにも、11・19労働者全国総決起集会~改憲・戦争阻止1万人大行進の成功をかちとろう!