2月3日、動労千葉青年部と千葉運転区支部呼びかけで、ライフサイクル制度廃止!北嶋君を運転士に戻せ! 千葉運転区前抗議行動を行った。北嶋君が千葉駅に配転されてから、2月1日で丸3年を迎える。動労千葉は、千葉支社との団交で、「あくまでも2月1日復帰が前提である」と追及してきたが、「新たに駅に配転される運転士の研修・見習期間がり、2月1日に復帰は無理。昨年と同様に3月頃の復帰を考えている」などと回答してきた。ふざけるな! 青年部は千葉転支部と共に急遽、北嶋君を取り戻すために抗議行動を呼びかけた。
3日午後1時にDC会館に結集し、全体で意思一致をおこない、直ちに千葉運転区前に向かった。抗議行動には各支部からの他に、動労千葉を支援する会、ちば合同労組、ス労自主の仲間も駆けつけた。
ただの駒じゃない
北嶋青年部長
みなさん、お集まりいただきましてありがとうございます。3年前に続き、この場で抗議させていただきたいと思います。3年前は労働協約を結んでいない俺に対して辞令が出されたわけですが、今年の1月31日をもって丸3年たちました。仕事だからしっかりやってきました。会社は「運輸のプロ」を作ると言ってきましたが、一切無縁でした。原則3年ってうたってたはずですよね。丸3年たちました。本来ならこの庁舎から千葉駅に向かって仕事をする人間のはずです。一刻も早く、正式な答えを聞きたい。いつ帰れるのか、帰った後はどのように訓練してもらえるのか。
この3年はでかいですよ。人の命を預かる仕事ですから。団交の場では俺は運転士に戻ります、戻してくれと訴えました。ただの駒じゃない。生きている人間ですから。運転士として生きてきた生活があったんです。俺一人じゃない、妻、子どもいます。そのことを肝に銘じて下さい。
外注化攻撃と一体だ!
千葉運転区・高澤支部長
今日は、怒りの行動にしたい。3年前、事前通知が来た時に 北嶋君を先頭に指名ストに入り連日抗議行動を行った。シニア制度の時に労働協約を結んでいないという理由で先輩たちは再雇用も就職の斡旋も拒否された。ところがライフサイクル制度の時には労働協約を締結していないのに、「関係ない」と北嶋君を駅に強制配転した。絶対に許せない。当局は、「運輸のプロを作る、駅の要員補充のためではない」と言っていたが、新たな要員が駅に来なければ返さないということは、輸送職として要員の補充でしかないことがより鮮明になった。さらにライフサイクル制度は駅業務外注化と一体の攻撃であり、今後も闘いぬきたい。
動労千葉に結集を
青年部 木科君
そこに並んでいる管理者の皆さん、ちょっと許せません。会社は新入社員研修など、「愛のある、真心ある接客をしよう」とか、「情熱を持って検修業務に取り組もう」とか、そんなの嘘っぱちですよ。ライフサイクルもそう、外注化もそう。
これからライフサイクルで駅に飛ばされるかもしれない不安抱えてる若い人たち、運転士を続けたいと思うなら、動労千葉に結集して闘って下さい。