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2002年 闘 春
時代は一変した 2002年は戦後史を画す年となる。 「9・11」を境として世界は大きく変わり、世界戦争の危機が時々刻々と迫っている。ついにアメリカのバブル経済が崩壊し、戦後の資本主義体制は万策尽き、世界恐慌へのカウントダウンが始まった。資本主義体制の矛盾の噴出が、「テロ根絶」の名のもとに、三たび、資本と国家の生き残りをかけた強盗戦争に世界をひきずり込もうとしている。侵略戦争が「正義」とされる恐るべき情勢が到来している。 小泉政権はわずかばかりの審議をもって「参戦3法案」を強行し、ついに戦後初めて自衛隊が戦地に出撃した。日本は再び「戦争をする国」として世界に凶暴な牙をむいたのだ。その後も事態は矢継ぎ早に進み、今年の通常国家では有事立法の制定が画策されている。戦争放棄を「国是」としてきた日本の戦後体制は最後的に決壊し、戦争がとめどなく増殖しようとしている。 大失業と戦争の時代が到来している。社会のあり方そのものが根本的に間違っているのだ。社会と生活のすべてをのみ尽くすような攻撃への怒りの声は満ち、労働運動の再生を求める声はいたるところで響いている。労働者の団結した力は社会を変え、戦争を止める力をもっている。 新しい歴史が動きだそうとしている。グローバリズムと称する帝国主義の世界支配のなかで、怒りの声は臨界点をこえ、世界中で闘いの炎が燃え上がっているのだ。
大失業時代を撃て 労働者は社会の主人公だ。だが、今それを実感できる労働者がどれだけいるだろうか。 リストラ、解雇、倒産・失業、転籍、賃下げ・・・いま労働者は嵐のような攻撃にさらされ、生きる権利、働く権利、団結する権利そのものが奪われようとしている。失業率は戦後最悪の5.4%にはねあがり、職安には失業者が長蛇の列をなし、自殺者が急増している。NTT10万人首切り−転籍−賃下げ攻撃をはじめ、電機大手の8万人要員削減、特殊法人や郵政の廃止・民営化、「公務員制度改革」など、これまでの質をはるかにこえた大リストラが襲いかかり、解雇ルールの法制化までが画策されている。 底無しの大不況−世界恐慌の危機が現実化する情勢のなかで、「構造改革は痛みを伴う」などいう挙国一致のスローガンがあおられ、資本と国家が生き残るために労働者が棄民のごとく犠牲にされている。小泉首相は、失業問題がとり上げられた国会で恥かしげもなく「戦時中にくらべればまだ天国のようなものだ」と公言した。
もっと怒りの声を もっと腹の底から怒りの声をあげよう。今何よりも必要とされているのは、団結をとり戻し、労働組合を甦らせることだ。労働運動の否定すべき現状を変革しなければならない。 しかし連合は02春闘では、統一した賃上要求を行なわないといい、電機、鉄鋼等が賃上げ要求の放棄を決定している状態だ。またNTT労組は10万人の転籍−賃下げ攻撃を受け入れた。労働組合の力、その存在価値が問われているまさにそのときに、全国の労働者の統一闘争としての春闘がナショナルセンター自身の手で解体されようとしている。これは労働組合が労働組合であることを自ら否定したに等しいものだ。いま問われているのは、労働組合は何のために存在しているのかという原点である。怒りを忘れ、この現実にたち向おうとしないものを労働組合と呼ぶことはできない。
直ちに闘争体制を また、国鉄1047名闘争も重大な分岐点を迎えている。一方には解雇された仲間たちを切り捨て、国労を自らの手で解体してしまおうとする勢力があり、もう一方には1047名闘争の勝利と労働運動の再生を願って必死で新たな闘いに決起している勢力が労働運動全体に波紋を広げようとしている。 「四党合意」の主唱者たちはついに国労から脱退し、完全な転向宣言を旗印とした新労組の旗あげを画策するに至っている。そしてこの鋭い分岐のなかから、闘う労働運動の新しい潮流が生まれでようとしている。 第二の分割・民営化攻撃との組織をあげた闘いに起ちあがろう。昨年末、JR東日本は設備関係の全面的な外注化攻撃を強行し、保線・電気等の職場に働く仲間たち3000名もが帰る当てのない強制出向に駆りたてられた。この先にくるのは間違いなく転籍−首切り攻撃である。 さらに千葉支社は、昨年12月25日、幕張支部所属の繁沢本部副委員長、長田組織部長を強制配転した。明らかに検修・構内業務の外注化を強行するために画策された動労千葉破壊攻撃である。 戦端は全面的にきって落とされたのだ。直ちに闘いの体制をつくりあげなければならない。
組織拡大、02春闘へ 「第四次労使共同宣言」と対決し、今年こそ本格的な組織拡大を実現しなければならない。東労組や国労の惨状を見れば明らかなように、動労千葉の闘いがいよいよ輝く時代が到来したのだ。 昨年は4名の仲間が動労千葉に結集した。いずれも労働者らしく胸を張って闘いたいという決意をもって結集してくれた仲間たちだ。新たな胎動が確実に始まっている。全力を尽くして闘いに起ちあがろう。 団結を恢復し、社会のあり方そのものを問う闘いに起ちあがるべきときがきた。時代は確実に動きだしている。 われわれは、連合による春闘放棄に抗し、闘う春闘の再構築に向けて3組合で春闘総行動を呼びかけている。当面する最大の課題として02春闘に起ちあがろう。その闘いの渦中で第2の分割・民営化攻撃粉砕、貨物ベアゼロ打破、組織拡大を実現しよう。
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