国鉄分割・民営化による最大の矛盾だ!
3・14~17ストライキ貫徹、闘う労働運動再生へ!
JR貨物は、3月15日、4月以降の新賃金に関して回答を行ってきた。内容は、14年連続となるベアゼロ回答だ。絶対に許せない!満腔の怒りで弾劾する!
しかもJR貨物は、「運輸収入が計画を下回った」「取り巻く環境は非常に厳しい」「早期黒字化に向け取り組む」などと回答している。しかし、「黒字化」とは、、職場で働く労働者に対する一層の合理化攻撃を強めるということだ。
分割・民営化から26年目を迎える中、鉄道運輸機構の剰余金を投入しなければ経営できないJR貨物の現状は、分割・民営化が失敗したということだ。
あらためて国鉄分割・民営化に決着をつけるためにも、13春闘勝利!3・14~17スト貫徹!闘う労働運動をつくりあげよう!
JR貨物回答(3/15)
2.55歳以上の社員の賃金改善措置 |
13春闘勝利!貨物総決起集会を開催
【写真】春闘貨物総決起集会で、JR貨物と団体交渉の経過を報告する大竹哲治副委員長。(3月14日)
「賃金制度」「基地廃止」に手を付けたらストライキだ!
3月14日、千葉機関区支部は、春闘勝利に向けて春闘貨物総決起集会を開催した。
集会は、貨物協議会・石川事務局次長の「ベアゼロ回答断じて許さない」との熱烈な開会あいさつで始まった。
最初に、千葉機関区支部を代表して斉藤支部長は、JR貨物の経営は完全に破綻し、「厳しさ」理由にして労働者に我慢を強制してきた。分割・民営化が破綻したという意味だ。「賃金制度」と「基地廃止」に手を付けるようなことがあれば、組織の総力をあげてストライキに起ち上がろうと訴えた。
本部を代表して田中委員長からは、東日本でベアゼロ回答が出た。日本の労働運動がベアを要求しなくなったのが原因だ。労働組合の団結力を示すことが、今、一番大事だ。春闘第2波ストを貨物とともに闘おうと訴えた。
13春闘に関する団交報告が大竹副委員長から行われ、その中で、JR貨物は、3月12日の事業計画提案において、これまでの期末手当年間3ヶ月を、2・5ヶ月に抑えることを含めて、経費・人件費削減を行おうとしていることを明らかにしてきたこと、これからの闘いは、本当に覚悟を決めて臨む必要があること、そして何よりも、貨物と旅客双方の支部が一体となって闘うことが重要だと訴えた。
そして、集会に結集した旅客の各支部代表からの決意と連帯のあいさつが行われた後、団結ガンバロー三唱で貨物総決起集会は成功裡に終了した。
3・24三里塚現地総決起集会に全力結集を!