合同追悼集会へ

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中村栄一書記長

関 豊中央支部副支部長

合同追悼集会へ(20日15時)

6月20日15時より「故中村栄一書記長、関豊中央支部副支部長合同追悼集会」が、DC会館において開催されます。在りし日の中村書記長、関豊さんを偲び、その遺志を引き継いで組織強化・拡大、より一層の団結強化をかちとるためにも、全組合員の結集を訴えます。
5月15日早朝中村書記長が、クモ膜下出血により自宅で倒れ帰らぬ人となってから、一ヵ月が過ぎました。中村書記長の急逝という思いもかけない事態に、だれもが言葉を失いました。04春闘においても、闘いの先頭に立ちつづけ、常に全支部を牽引している姿がつい昨日のように想い出されます。非専従として電車の乗務をしながら動労千葉の書記長という重責を担いなうなかで、二期目をむかえ、組織強化・拡大や職場における闘いに本領を発揮し始めたばかりというまさにその時に、中村書記長を失うということは無念の極みと言うほかはありません。
この04春闘で、動労千葉はストライキや長期非協力闘争を闘う中から、JR結託体制に風穴を開けることができました。さらに最大の課題である組織強化・拡大をなんとしても実現しなくてはなりません。JRとJR総連革マル結託体制に怒りを燃やし、組合員の団結強化をかちとること、そして組織拡大をかちとることこそ中村書記長がもっとも希求していたことであります。
中村書記長の突然の逝去の悲しみが癒えないなかで、もうひとつの悲報がとびこんできました。関豊さん逝去の報でした。関さんは、3月に体調を崩され、膵臓癌が判明しました。入院前まで好きなテニスを続けていたことからもみても、あまりに急なことでありました。関さんは、動労千葉が動労本部との分離・独立の闘いに入る頃から、当時の動労千葉地本執行委員として、そして動労千葉結成時の執行委員として、さまざまな闘争の先頭に立ってきました。現場に戻ってからも、分割・民営化時の新小岩支部支部長、その後貨物協議会議長を努めるなど、動労千葉の闘いの先頭に立ち続けてきました。JRを定年退職してからも、OB組合員として終生動労千葉とともにあり続けました。
あらためて動労千葉の組合員として先頭に立ち続け、亡くなられた中村書記長、関豊さんお二人のご冥福を祈ると共に、遺志を引き継いで、団結強化をかちとるためにも、追討集会への全力での結集を訴えます。

第51回定期委員会(20日10時開会)に総結集を

6月20日(日曜日)午前10時よりDC会館において、動労千葉第51回定期委員会が開催される。本定期委員会は、04春闘・長期非協力闘争などの総括を軸に、小泉反動政権によるイラク自衛隊派兵・有事法制など戦争にむけた諸施策や、年金法改悪など社会保障制度解体攻撃など、まさに正念場を迎えている戦争と大失業攻撃との闘いとそれに抗する労働運動をどう構築していくかなど、将来を決する重大な課題と直面している。またなによりも中村栄一書記長の急逝という危急存亡の重大情勢のなかで、長田敏之組織部長を書記長代行とする組織体制を決定し、中村書記長の遺志を引き継ぎ、新たな団結を強化する場として委員会として勝ち取られなければならない。委員・本部役員はもとより全力で傍聴に結集しよう。

とりまく情勢は激動期そのままの姿を現している。戦場そのものであるイラクへの自衛隊派兵、イラク派兵さらには朝鮮侵略戦争にむけた戦争遂行法案である有事関連七法案と国際条約三条約締結が今国会終盤をむかえたなかでギリギリと煮詰まっている。また年金法をめぐっても、年金をめぐる小泉以下多くの国会議員の腐敗した姿が明らかになるなかで、怒りはますます高まっている。戦争と大失業攻撃に対する怒りをバネに、闘いに起ちあがろう。さらにJRをめぐっても、安全の危機が高まるなかで、会社は労働者に対する締め付けを強化するという転倒した姿をさらけだしている。いまこそ運転保安確立の闘いに起ちあがらなければならない時だ。また04春闘にいたる闘いのなかで勝ち取った分割・民営化強行以降の懸案事項の解決にむけた取り組みも実現にむけた段階をむかえている。そして中村書記長の遺志を引き継いで、全力で組織強化・拡大を実現しなければならない。
今定期委員会を期して、激動する情勢の中で団結を強化してさらなる闘いに総決起しよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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