千葉支社-10月ダイ改で乗務員関係の要員を提案 ローカル線区での更なる列車削減は鉄道会社としての使命を放棄するものだ!
JR千葉支社は、8月6日、10月16日に予定しているダイ改に関する運輸関係(運転士・車掌)の内容及び要員の提案を行ってきた。10月ダイ改の主な内容は次のとおり。 ◆内房・外房線に、現在の183系に変わる新型特急として257系を、今年度50両、来年度45両、計95両を導入する。基本編成は5両で、朝夕のラッシュ時間帯は10両編成での運用を行うとしている。 ◆新型特急運行に伴い、これまで内房線では君津から、外房線では勝浦から各駅停車として扱っていた行路の内一部を特急列車として扱うとしている。 ◆総武本線では、7時台に佐倉始発の通勤特急を1本増する。 ◆快速について、内房線では君津折返し3往復の拡大、外房線では上総一ノ宮での分割併合を見直し、快速は全て上総一ノ宮折返しとし、1往復の拡大としている。また、誉田始発で京葉線回りの快速を新設する。 停車駅については、長浦、袖ヶ浦に終日停車としている。 ◆成田線では、鹿島神宮直通快速3往復の成田での併結を中止し、全て成田空港折返しに変更。また、8時台の普通列車を成田空港まで延長、18時台の成田折返しを快速に立て替え、成田空港折返しに変更するとしている。 ◆総武快速線では、昼間帯の津田沼折返しは千葉折返しに変更するとしている。 ◆京葉線では、通勤快速の新木場停車、16時台の新習志野発蘇我回りの増発を行うとしている。 今次ダイ改における列車の増減に関しては、会社が70㎞圏としている木更津、大網、佐倉までの区間は11往復の増発となっている。しかし70㎞以遠では、、内房線では、 ・君津~館山間 ▲1往復 ・館山~鴨川間 ▲1往復 外房線では、 ・大網~一ノ宮間 +1往復 ・一ノ宮~勝浦間 ▲1往復 総武本線では ・佐倉~成東間 +1往復 ・成東~銚子間 ▲2往復 成田線では ・成田~空港間 +2往復 ・佐倉~成田間 ▲2・5往復 ・成田~佐原間 ▲1往復 ・佐原~鹿島神宮間 ▲1往復 この結果、千葉以東70㎞以遠のいわゆるローカル線区においては▲5・5往復が削減されるという計画だ。 ◆要員について、運転士関係では、千葉運転区及び京葉運輸区で、波動要員の見直しとして各▲1名、計▲2名としている。 車掌関係では、津田沼車掌区から習志野運輸区への業務移管を行うことから、津田沼車掌区▲38名、習志野運輸区+38名としている。(表では、前回提案分も含めて掲載した) 今次ダイ改での列車キロは、199・3㎞の増となっている。 各区の乗務キロでは、鴨川運輸区▲118㎞、銚子運転区▲86㎞、館山運転区+157㎞、京葉運輸区+97㎞、千葉運転区12㎞となっている。 この結果、61㎞の乗務キロ増となる一方、労働時間が▲20時間となっていることから、時間あたりの乗務キロが増加するなど、労働強化が図られることが明らかとなってきた。 行路については、8月中旬頃までには提示したいとの考え方を明らかにしてきた。 10月ダイ改での労働強化を許さず、運転保安闘争の強化・確立、労働条件の改善をめざしてダイ改阻止闘争に起ち上がろう。 ※下の「要員関係」の表は、7月27日提案分を含んだ要員数。
要 員 関 係(運輸関係)
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区 所
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職 名
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現 行
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提 案
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増 減
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記 事
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千葉運転区
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運転士
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177
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174
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▲ 3
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200予備廃止 ▲3名、 指導員 +1名(前回提案) 波動要員見直し ▲1名 |
京葉運輸区
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運転士
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93
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92
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▲ 1
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波動要員見直し |
習志野運輸区
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運転士
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99
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100
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+ 1
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指導員 +1(前回提案) |
津田沼車掌区
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車 掌
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246
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237
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▲ 9
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習志野運輸区への業務移管 |
習志野運輸区
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車 掌
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72
|
81
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+9
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津田沼車掌区からの業務移管 |
京葉運輸区
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車 掌
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94
|
93
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▲ 1
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波動要員見直し |
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